ハローワークに求人を出さない会社ってどんな会社? 就職・転職活動で求人を探す際に気になりますよね。
そこで今回は、人材業界歴7年の僕が、ハローワークに求人を出さない会社の特徴を6つ紹介します。
1. 人気企業など待っていても候補者が集まる会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の1つ目は、人気企業など待っていても候補者が集まる会社です。
上場大手企業や有名企業などは、広告を打たないで待っていても自然に候補者が集まります。人気企業ランキングにランクインしている企業などです。
ハローワークに求人を出すと、さらに応募が殺到するので人事の手が回らなくなってしまうので、出さないんです。
2. 他の採用方法で候補者が足りている会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の2つ目は、他の採用方法で候補者が足りている会社です。
・自社の採用サイト
・求人サイト
・人材紹介会社
・就職イベント
・リファラル
・職業訓練校
・ITスクール
・大学、専門学校 など
ハローワーク以外にも採用ルートは沢山あるので、ハローワークを使わなくても大丈夫ということです。
3. 若手を採用したい会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の3つ目は、若手を採用したい会社です。
なぜなら、ハローワークは中高年の求職者が圧倒的に多いからです。実際、ハローワーク利用者の8割以上は30歳以上の求職者となっています。
なので、20代など若手を採用したい企業は、年齢面でのミスマッチが起こりやすく、採用効率が悪いのです。
4. 非公開で求人募集したい会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の4つ目は、非公開で求人募集したい会社です。
たとえば、新商品・サービスに関わるプロジェクト、新部署の立ち上げなど、経営戦略上、外部に情報を漏らしたくない中での採用です。
この場合は、人材紹介会社やヘッドハンティング会社で一般には非公開の求人として募集したり、スカウトを送信した候補者だけに求人を送るスカウト求人サイトを使うなどの選択肢を取ることが多いです。
5. 専門性が高い人材やハイクラスを採用したい会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の5つ目は、専門性が高い人材やハイクラスを採用したい会社
たとえば、ITエンジニアやコンサルタントといった専門性の高い人材や、役員・部長・マネージャークラスの役職者などです。
採用したいターゲット層がハローワークの求職者層にほとんどいないためハローワークは使わない、ということです。
6. 早く人を採用したい会社
ハローワークに求人を出さない会社の特徴の6つ目は、早く人を採用したい会社です。
ハローワークを経由した選考フローは企業側の対応工数が増え、時間がかかります。
→ハローワークに求人票を提出する、ハローワーク窓口との候補者のやりとり、応募者の書類が紙で届くので書類選考して面接調整、面接選考結果をハローワークにも通知するなど、アナログな対応が多くなりがち。
なので、求人サイトや人材紹介会社を使うなど、他の方法で選考を進めたほうが効率が良い、という判断です。
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