30代の転職活動で書類選考が通らない… そんな悩みがある方向け。
今回は人材業界歴7年、30代で2回転職した僕が、30代の転職で書類選考が通らない原因を7つ、対策とともに解説します。
1. 他者に競り負けている
まず、他者に競り負けている可能性が考えられます。
他にもっと良い人がいた、ということです。
転職では、新卒のように数十人、数百人の採用ということがないので、たった1人の採用枠に応募者が殺到する、ということが起きます。
対策は、自分の経歴を活かせる会社に応募することでマッチ度を上げること、シンプルに応募数を増やすことが有効です。
2. 経験・スキルが求める人物像に合っていない
経験・スキルが求める人物像に合っていないと書類選考で落ちます。
30代は基本的に即戦力採用。20代のようにポテンシャル採用はされない(されにくい)ので、未経験応募は不利です。特に、職種の壁が大きいので、未経験の職種への応募は入社難易度が上がります。
対策は、経験職種や経験業界を活かせる求人に応募することです。ベストは業界と職種の経験がある求人。それが難しければ、経験したことがある職種の求人を狙いましょう。
3. キャリアビジョンが合わない
キャリアビジョンが合わないと書類選考で落ちます。
たとえばこんな感じです↓
・企業は管理職を求めているのに、自分はプレイヤーで働きたい
・企業はゼネラリストになって欲しいのに、自分は1つの分野の専門性を伸ばしたい
対策は、求める人物像や会社側の期待感をよく確認することです。
4. 定着の懸念がある
定着の懸念があると書類選考で落ちます。
たとえばこんな人です↓
・1社当たりの勤続年数が短い
・転職回数が多い(何回から多いとされるかは会社による)
・短期離職をしている
対策は、退職理由を「ブラック企業や家庭の事情などやむを得ない理由」で伝えられないか考えたり、「今回の転職では長く働きたい」ことを伝えることです。現職中の人は、在職中に転職活動しましょう。
5. 経歴に疑問が残る
経歴に疑問が残ると書類選考で落ちます。
たとえばこんな人です↓
・ブランク期間が長い(退職から半年以上の空白期間)
・業界や職種がコロコロ変わっている理由
・現在離職中の人は、先に退職している理由
対策は、なるべくブランク期間が短いうちに転職活動する、職務経歴書の冒頭で納得のいく経歴概要を書く、転職エージェント経由で応募して退職理由や経歴面の変化をネガティブにならないようにフォローしてもらう、などがあります。
6. 志望度が低いと思われる
志望度が低いと思われると書類選考で落ちます。
たとえばこんな人です↓
・志望動機がどの会社でも使える内容
・他社の志望動機が書かれている
・未経験の場合、応募求人にどう貢献してくれるのか分からない
・誤字脱字や日付が間違っているなど、書類に不備がある など
対策は、まずはその会社のみに使える志望動機を書く、未経験の場合は過去の経験・スキルをどう活かせるのか具体的に書く、誤字脱字は音読してみる+転職エージェントに添削してもらう、毎回書類を最新化する、などが重要です。
7. 書類の見た目の好感度が低い
書類の見た目の好感度が低いと書類選考で落ちます。
こんな時です↓
・履歴書の写真の人相が悪い、表情が暗い
・文章が分かりにくい
・手書きで文字が汚い
・職務経歴書が読みにくい
・職務経歴書で成果がわからない
応募書類は、面接官に興味を持ってもらわないと細かく読んでもらえません。そのために、書類の見た目上の好感度が大事です。
対策は、まずは好印象の顔写真を貼りましょう。履歴書で最初に目が留まる重要部分です。口角を上げるなど、表情を良くして印象を上げましょう。写真館でプロに取ってもらうのがベスト。また、一文を長くしすぎない、箇条書きや数字を使って具体的に書くなどが重要です。
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