「転職したけど早くも辞めたい・・・」
「転職したらとりあえず1年は勤めるべき?」
・・・そんな悩みに、転職して1年未満での退職を2回経験した僕の経験談から解説します。
転職後はとりあえず1年は勤めるべき?の結論
結論。転職後はできれば1年は勤めたほうがいいです(理想は2~3年)。ただし、状況によっては1年経たずに辞めるのもありです。
理由としては、転職時に短期離職をしていると不利になるから。ただ、残業時間が多すぎる、パワハラなどを受けている、入社前と話が違う、仕事が原因で体調不良が出ているなどのやむを得ない理由の場合は、自分の身を守るために早めに退職するのもありです。僕も辞めることを選びました。
転職活動に1年未満の短期離職はどう影響した?
僕は2社目の会社を3か月で退職、3社目の会社を6か月で退職、と2回短期離職をしています。いずれも退職理由はブラック企業だったからです。長時間残業や、仕事が原因で眠れない、頭がぼーっとする、動悸がする状態になり、身の安全を第一に考えて辞めました。
転職活動に短期離職がどう影響したかと言うと・・・ 自己応募がかなり不利になりました。書類選考のハードルがめちゃくちゃ上がり、書類選考を通過できるのは20~30社に1社程度。また、せっかく面接に行けたとしても、退職理由を突っ込まれて落ちまくる・・・という、ひどい状況でした。
対処法は、転職エージェントをフル活用したことです。なるべく転職エージェント経由で応募して、応募時に退職理由をフォローしてもらったり、退職理由の伝え方について重点的に面接対策・模擬面接をしてもらったことで、短期離職のハンデを乗り越えて無事転職することができました。
転職後1年未満で辞めたいときの対処法
1. 現職で改善の余地があるなら上司や人事に相談する
「業務量が多すぎる」「独り立ちするまでサポートが欲しい」「〇〇さんと上手く行っていない」など、業務内容の見直しや体制調整などで改善の余地があるなら、上司や人事に相談してみましょう。
実際、僕もWebディレクター時代に担当案件が多く、しかも納期がタイトだったために、月初から終電帰りが続く・・・という状況があり、上司に相談して、業務分担や窓口変更を叶えてもらったことがあります。いきなり辞めなくても、今の環境で改善できることもあります。
2. 今すぐ転職活動を始める
今後辞めることも想定して、今すぐ転職活動を始めておくのが良いです。
自己分析する、転職の軸を決める、転職サイト・転職エージェントに登録するなど、転職活動をスタートさせましょう。転職で失敗しないために、まずは自己分析からやると良いです。やり方はこちらの記事に書きました↓
※「転職活動する時間がない」という場合は、通勤時間や休憩時間を使う、もしくは、思い切って会社を休むなど、時間を確保するところから始めましょう。
3. やむを得ない状況ならすぐに辞めるのもあり
「パワハラ被害に会っている」「仕事が原因で体調不良になった」など、やむを得ない状況ならすぐに辞めるのもありです。
実際、僕も20代でブラック企業2社に入ってしまったときは、3か月と半年で辞めました。無理せずに、心身の健康第一で行きましょう。