僕はこれまでに5回転職をしてきましたが、20代で2回転職に失敗しました。
新卒で入社した会社を2年半で辞めたあと、2社目を半年で退職、3社目を3か月で退職と、20代で短期の転職を繰り返して絶望を経験しました。
この記事では、そんな僕が、転職で失敗や絶望を回避するために最も重要だと思うことをお伝えします。
テクニックにハマるほど転職に失敗する理由
転職において、面接官に刺さる志望動機を作り、魅力的な職務経歴書を書き、面接の模範解答を用意することが転職への近道だと思われがちです。
もちろん、内定を獲得するためにテクニックは重要ですが、テクニックにハマるほど転職は上手く行かないものです。
そもそも転職の攻略テクニックを極めたとしても良い転職ができるかは別問題。テクニックを駆使して内定を量産できたとしても、自分が求めている転職ができるとは限りません。
実際に僕もテクニック偏重になり、20代で3回転職を繰り返しました。
「転職の目的」を追求せずに、何となく・あいまいな状態で転職活動を始めると失敗しやすくなります。転職の目的が決まっていなければ、全ての対策が違う方向に進んでしまうリスクさえあります。
転職で「何を叶えたいのか?」が重要
転職で「何を叶えたいのか?」が、当たり前ですが重要です。
「転職で何を叶えたいのか?」がないまま書類対策、面接対策を極めても、転職のノウハウ屋にはなれますが、理想の転職を叶えることにはつながりにくいからです。
転職で叶えたいこと、つまり、「転職の軸」「仕事に求める条件」がしっかりあれば、やるべきことは逆算的に決まってきます。
たとえば、未経験からWebマーケターになりたいのであれば、Webマーケターに必要なスキルや資質を調る、自己分析でWebマーケターに活かせる強みを洗い出す、ブログやSNSを運用して実績を作る、応募書類にはポートフォリオを作る、面接に向けてWebマーケティングでやりたいことやキャリアプランを整理する、といった方法が取れます。
転職の一番初めにやるべき自己分析のやり方については以下の記事をご覧ください。
内定獲得数や他人と比べることに意味はない
転職は非常に多くの企業の中から、基本的に1社を決めて働くものです。
「何としても内定は3社取りたい・・・」「あの人が大手企業に内定したから自分も大手しか受けない・・・」など、転職は孤独なので、ネットやSNSで情報収集をして他人と比較して優劣をつける思考が働きがちですが、内定の数にこだわったり、他人と比べることに意味はないです。
目指すべきは、今の自分に最もフィットする1社を決めること。
内定数にこだわらないこと。そして、他人と比べないこと。これが転職成功のコツです。闇雲に内定数を稼ぐことや他者を超える条件の会社に入ることに労力をかけるよりも、本当にマッチする1社からの内定が1つだけあれば良いのです。
まとめ
さいごに、この記事のまとめです。
・転職はテクニック偏重になると失敗しやすい
・最も重要な「転職の軸」に沿った対策を
・内定数や他人と比べることに意味はない