Webディレクターのスケジュール管理方法(ガントチャートの作り方)

Webディレクターの現場でよく使われるスケジュール管理のやり方がガントチャートを使った方法。

ガントチャートはクライアントや制作メンバーと全体のスケジュール感や進捗を確認するために使います。

今回はWeb制作現場でよく使われるガントチャートが作れるようになりましょう。

お題

上司:「スケジュール表(ガントチャート)作っておいて。」

Web制作のプロジェクトが進みつつあるとある日のこと。
上司からガントチャートの作成を頼まれた。

【今回のお題】
ガントチャートを作る。

ヒント

ガントチャートは項目の洗い出しから始めて、タスクの優先順位を考えて、スケジュールに落とし込みます。

ガントチャートとは?

ガントチャートは縦軸にタスク、横軸に日程を表したスケジュール表のことです。
発案者のガントさんにちなんで「ガントチャート」と呼ぶみたい。

ガントチャートはタスクと優先順位が一覧化されていて、上から順にタスクをこなしていくとプロジェクトが完成する、というスケジュール管理方法です。

ガントチャートを作ることでプロジェクトの全体像をビジュアル的に把握することができます。

タスクの洗い出し

ガントチャートはWeb制作の各フェーズごとに必要なタスクを洗い出すことから始まります。

Web制作の流れはこちらが基本形。

  1. 要件定義
  2. サイト設計
  3. デザイン
  4. 構築
  5. 公開

「1.要件定義」ではサイトの仕様確認や概算見積もりの作成、概算スケジュールを決めて、「2.サイト設計」ではサイトマップを作って、ワイヤーフレームを作る…という具合に、各フェーズごとにやることリストを作ります。

このとき、自社・クライアントの両方のタスクを洗い出すのがポイントです。
「クライアントからの素材支給」「クライアントでのデザインチェック」など、相手のアクションも盛り込んでおかないと公開日に合わせた制作進行ができないからです。

一般的なタスクを書き出してみました。

1.要件定義
サイトの仕様確認
概算見積もりの作成
概算スケジュールの作成
稟議・発注(クライアント)

2.サイト設計
サイトマップの作成
サイトマップの確認(クライアント)
ディレクトリマップの作成
ディレクトリマップの確認(クライアント)
ワイヤーフレームの作成
ワイヤーフレームの確認(クライアント)

3.デザイン
素材支給(クライアント)
デザイン案の作成
デザインの方向性決定(クライアント)
デザインカンプの作成
デザインカンプの確認(クライアント)

4.構築
コーディング
 ∟トップページ
 ∟下層ページ
機能開発
テスト・検証
テスト・検証(クライアント)
差分ファイルの準備

5.公開
リリース
公開後のテスト・検証
公開後のテスト・検証(クライアント)

こんな感じで考えられるタスクをすべて洗い出したら、ガントチャートに落とし込みます。

ガントチャートを作る

いよいよガントチャートを作りましょう。
ガントチャートは公開日から逆算して作るのがポイントです。

ガントチャートを作るにはエクセル(Googleスプレッドシート)やBacklogなどのツールを使います。
今回はGoogleスプレッドシートを使って作ります。

スプレッドシートで新規ファイル作成

新規スプレッドシートを作り、プロジェクト名をつけます。

見出しとカレンダーを作る

ガントチャートに必要な見出しを作ります。

  • タスクNo
  • タスク名
  • 開始日
  • 終了日
  • 担当者(担当会社)
  • カレンダー

※カレンダーはタスク数やプロジェクトの長短に合わせて、週単位(1week~5week)、日単位(毎月1日~31日)を決めて設定しましょう。

タスクを追加

先ほど洗い出したタスクを入力します。
タスクはインデントをつけておくと分かりやすいです。

開始日・終了日

タスクの開始日と終了日を入力します。

タスクの担当者

タスクの担当者(担当会社)を入力します。

タスクのスケジュールを入力

タスクごとに開始日と終了日に色を塗ります。
自社タスクとクライアントタスクは色分けしておくと分かりやすいです。

1マス1マス色を塗ってもいいですし、更新を考えて図形を使ってスケジュールを引いてもいいです。

これでガントチャートの完成。

おつかれさまでした!

ガントチャート(スプレッドシート)
※「ファイル」→「コピーを作成」から保存いただけます

今回はGoogleスプレッドシートで1から作りましたが、Googleスプレッドシートのアドオン「Projectsheet planning」を使う方法もあります。

また、Backlogのようなタスク管理・ガントチャート作成ツールを使うと更新が簡単になります。

【無料】WEBディレクションの修練場(練習問題でスキルを磨く)
WEBディレクションの修練場は実戦形式でWebディレクションスキルを磨いていただくためのコンテンツです。全て無料、回答付きです。