僕が30代未経験でWebマーケターに転職した話を紹介します。
僕はこれまでに事務を3社、営業を1社と経験して、31歳のときに初めてWeb業界に転職してWebディレクターとして勤務しました。
それから2年間Webディレクターとして勤務して、33歳のときにWebディレクターからWebマーケターに転職しました。
今回はこのときの話になります。
当時の仕事の状況や、Webマーケターになるためにしたこと、転職活動の仕方をまとめてみましたので、よければ参考にしてもらえると嬉しいです。
Webマーケターに転職する前の話
前職はWebディレクター
僕の前職はWebディレクターです。
エリア社員として客先常駐勤務で仕事をしていました。
客先常駐勤務はITエンジニアでいうSESみたいな感じで、クライアント先に出勤・勤務して、月に一度、所属会社の帰社日があって報告会をする、みたいな働き方でした。
Webディレクターアシスタントから始めて、Webディレクターを1年、その後は社内異動してWebディレクター兼コーダーを1年と経験しました。
Webディレクターとして現場の指揮官をしたり、コーダーとして自分でデザインしたりHTML、CSS、JavaScriptでWebサイトを構築する仕事をしていました。
Webディレクターとして2年ちょっと働きました。
当時のエピソードについて詳しくはこちらの記事に書いています。

Webマーケターに転職しようと思ったきっかけ
Webマーケターに転職しようと思ったきっかけは、ズバリ「自分の中でWeb制作をやりきった感があったから」です。
Webサイトの設計、ワイヤーフレーム、デザイン、コーディング、運用と、2年間でWeb制作を実務で一通り経験して、次なるスキルアップをしたいと考えました。
Webディレクターに転職してから新しい個人ブログを1年半ほど運用していて、ブログを運用しながらSEO対策やWebライティングを勉強していたのもあり、「Webマーケティングがしたい」と思い転職しようと思いました。
30代未経験でWebマーケターに転職するためにやったこと
実は、僕の場合は「Webマーケターになるから」と特別に何か始めたことはありません。
どちらかと言うと、自分が普段からやっていたことがそのままWebマーケターにつながったという感じでした。
ここではWebディレクター時代に僕が勉強したり、実践していたことを紹介します。
Webデザイン
Photoshop、Adobe XDを使って、ブログのバナーやサムネイル画像を作ったり、ワイヤーフレームやWebページのデザインを勉強&実践しました。
勉強方法は「やりたいことをやるために都度ググる」だけです。
体系的に何かを学んだとかは無かったですね。
WebディレクターからWebディレクター兼Webコーダーに異動したときに、現場で実務的なスキルを覚えました。
コーディング
HTML、CSS、Javascript、PHP、WordPressなどのコーディングを勉強&実践していました。
勉強方法は鉄板のProgateやドットインストールで概要を把握してから実践&やりたいことをやりながら都度ググるって感じ。
WordPressの構築については、WordPressが得意な会社の同期からオススメされた本『WordPressデザインブック HTML5&CSS3準拠』で勉強しました。
Webディレクター兼コーダーに異動したときに、HTML、CSS、JavaScriptを悪戦苦闘しながら実践して覚えていきました。
ブログ運用1年半でSEO対策+Webライティングを勉強
SEO対策の勉強は、SEOに詳しい会社の先輩から教えてもらったWebマーケ界隈では知らない人はいないという鉄板本『沈黙のWebマーケティング』『沈黙のWebライティング』から始めました。
あとは、Google公式のSEOガイドとか、海外SEO情報ブログとか、バズ部、などで日々情報収集しながらブログで実践て感じでトライ&エラーしていました。
Webディレクターになって半年後から始めたブログは、Webマーケターに転職する頃には運用歴1年半ほどになっていました。
ブログを運用しながら「キーワード選定」「サイト設計」「アクセス解析」なども身につきました。
30代未経験でWebマーケターに転職した当時の転職活動
僕がWebマーケターに転職した当時の転職活動を紹介します。
僕は転職サイト、転職エージェント、ビジネスSNS『Wantedly』、知人紹介を使いました。
使った転職サイトと転職エージェントは3つ
僕が未経験でWebマーケターに転職したときに実際に使った転職サイトと転職エージェントは次の3つです。
希望職種はWebマーケターの一択だったので、Webマーケター転職に強い転職サイト・転職エージェントをチョイス。
転職を本格的に始める半年くらい前から登録して、職務経歴書、ポートフォリオを作り込んでスカウトをもらうのが基本の転職スタイル。
気になる求人があれば積極的に応募する、という感じでした。
Webマーケター転職におすすめの転職サイトと転職エージェントはこちらの記事にまとめています。

ビジネスSNS『Wantedly』
このときの転職では、転職サイト・転職エージェントとあわせてビジネスSNSのWantedlyも使いました。
転職サイト・転職エージェントと同じく半年くらい前から登録しておいて、プロフィールや作品などを充実させて、スカウトをもらうスタイル。
けっこうスカウトをもらえたのと、面接にも進んだ印象です。
知人紹介の会社に入社
転職サイト、転職エージェント、Wantedlyに加えて、僕は知人にも声をかけていました。
SNSやLINE、飲み会などで脈がありそうな友人に会っては、「転職しようと思ってるんだけどWebマーケの仕事ない?」って感じで気軽に聞いてましたね。
その中でたまたま運良く1社縁があり、入社。
現在に至ります。
このときは、知人紹介とはいえ入社確度を上げるため、応募企業の現状を分析して、Webマーケティングの改善案を提案書にまとめて提出しました。
使いやすい導線設計、デザイン、SEO、LP、広告などを自分なりに考えてまとめたものです。
まとめ:30代未経験でWebマーケターに転職するには事前準備が大事
30代は即戦力採用と言われます。
実力主義のWeb系職種だとなおさらです。
なので、30代未経験でWebマーケターを目指している方は、しっかりと事前準備をしておくと良いと思います。
僕の場合は前職がWebディレクターだったのと、日頃から興味があったWebデザイン、コーディング、SEO対策、Webライティングなどを独学して深堀りしていたのが、そのままWebマーケターにつながりました。