Webマーケターにプログラミングはいる?いらない?現役プロが解説

「Webマーケターにプログラミングはいる?いらない?」

ググってみたらどっちの意見もあったので、僕の考えをまとめました。

結論から言うと、Webマーケターにプログラミングは必須ではありません。

でも、プログラミングができると仕事の質・幅が広がるので余力があれば勉強するのをおすすめ。

今回はその辺をお話します。

Webマーケターにプログラミングは必要?

冒頭でもお話した通り、結論、Webマーケターはプログラミングスキルは必須ではありません。
プログラミングが全くできなくても問題ないです。

当たり前ですが、まずはWebマーケターの本業スキルを伸ばすのが優先。
Webマーケターの本業はSEO対策、SNS運用、広告運用、アクセス解析、サイト改善、メールマーケティングなど、とても多いからです。

ただ、上記に加えてプログラミングスキルが少しでもあると仕事の質と幅がグッと広がるのも事実。

今まで外注していた広告の効果測定を内製でできるようになったり、高度なデータ分析、定型業務の効率化、Webディレクションができるようになったりします。

Webマーケターがプログラミングができると得なこと

Webマーケターがプログラミングができるとどんな得があるのかを紹介します。

サイト改善ができる

Webマーケターがプログラミングができるとサイト改善に役立ちます。

具体的にはサイト設計、ページ設計、LPO、EFO、SEO対策などに使えます。

サイトの構造面とデザイン面の両面からサイト改善できるようになるのがメリットです。

高度なデータ分析・データ収集ができる(SQL、Python)

Webマーケターがプログラミングができると高度な分析ができるようになります。

SQLやPythonを使えばデータベースからの細かいデータ抽出や解析ができるようになります。

Pythonを使ってWebスクレイピングをすれば、Web上から欲しいデータを収集することが可能です。

Webマーケターとして今後、データ分析・解析系に力を入れていきたい人にもおすすめです。

業務効率化できる(GAS、VBA)

Webマーケターがプログラミングができると業務効率化ができます。

Webマーケティング業務で多い表の作成やデータの整理などを、GAS(Google Apps Script)やVBAなどのプログラムを書いて効率化できるようになります。

その他、プログラミングの考え方を元に、WinActorやUiPath、PowerAutomateなどのRPAツールを覚えれば、PC上で行う定型業務の自動化ができるようになります。

市場価値が上がる(キャリアの選択肢が広がる)

Webマーケターがプログラミング言語ができると市場価値が上がります。

Webマーケティングもプログラミングもどっちも市場価値が高い職業。
どっちも企業は欲しい人材の筆頭だし、なかなか人がいない現状です。

Webマーケターからエンジニアになったり、データサイエンティスト、Webディレクター、プロデューサーなどの選択肢も出てきます。
中小企業なんかだと、僕みたいにWebマーケター兼ディレクターみたいに兼務している人も結構います。

Webマーケもプログラミングもできたら、当面の間、食いっぱぐれることはないでしょう。

エンジニアとのやりとりがスムーズになる

Webマーケターがプログラミングができるとエンジニアとのやりとりがスムーズになります。

Webマーケ施策をエンジニアに相談するに当たって、プログラミング知識があることでコミュニケーションが具体的になり、案件進行がスムーズになります。
これは会社員Webマーケターは特に当てはまるのではないでしょうか。

多少なりともプログラミングを齧ったことがあれば、やろうとしていることの大変さやだいたいの工数が分かるものです。
制作チームとの信頼関係にもつながります。

Webマーケターにおすすめのプログラミング言語

Webマーケターにおすすめのプログラミング言語をまとめてみます。

HTML

HTMLは最もエントリーレベルの言語で、Webをやるならだれもが通る登竜門。

HTMLができるとSEO対策、サイト改善に役立ちます。
サイト設計、URL構造、titleやdescription、hタグ、内部リンクなど、SEOの内部施策に役立ちます。

サイトのソースコードを読めるようになるので、SEO対策ができているのか?の現状確認にも使えます。

プログラミングをやるならまずはここからですね。

CSS

CSSはWebデザインするための言語。
色やフォント、レイアウトなどを操作する言語です。

CSSができるとCV改善のためのデザイン改善に活かせます。
CVボタンの配色、LPデザイン、ファーストビューの情報設計などです。

CSSはHTMLとセットで使うものなので、HTMLと一緒に覚えればいいです。

JavaScript

JavaScriptができるとさまざまな面で役立ちます。

Googleアナリティクス・タグマネージャーのカスタマイズ、広告の効果測定、cookieへのデータ保存など。

あとは、GAS(Google Apps Script)でGoogleスプレッドシートの処理を効率化したり、Web制作でサイトに動きを付けたり、ポップアップを制御したりなどができるようになります。

HTML&CSS→JavaScriptの流れで勉強するのがスムーズです。

Python

Pythonができるとデータ収集に役立ちます。

Pythonを使えば、WebスクレイピングによるWebからのテキストデータ・画像データの収集ができます。

サーバーサイドの構築の知識も学べば、Webアプリケーション開発案件などにも役立ちます。
サーバーサイドのプログラミング言語として他にはPHP、Ruby、Node.jsなどが有名どころです。
サーバーサイドの構築となると、かなりエンジニア色が出てきます。

SQL

SQLはデータベース言語。

SQLができると、データベースにある膨大なデータの中から、欲しいデータを抽出できるようになります。

データ分析系のWebマーケターに向いています。

※HTML、CSS、SQLは厳密にはプログラミング言語の括りではありませんが、イメージがつきやすいように「プログラミング言語」として書きました

Webマーケターのプログラミングの始め方

Webマーケターのプログラミングの始め方は至ってシンプル。

本やWebサイトや動画で勉強しながら、実践する。
これに尽きます。

プログラミングは始めの印象(拒絶反応が出ないか笑)も大事だったりするので、Progateドットインストールなどの雰囲気が掴める学習サイトで手を動かしながら学習を始めると良いと思います。

いきなり固めの参考書から入ると、上手くいかない人が大量発生しているのも事実です…苦笑

Progateやドットインストールだけでは残念ながら実践できるとまではいきません。
これらはあくまで雰囲気を掴むためのものです。

その後は入門書をやりながら実践してみたり、ググってQiitaとか個人ブログで解説してくれている人の記事を参考にしてみたり、職場や友達で詳しい人に聞いてみる、学習のサポートが必要ならスクールに通う、とかですかね。

自分がプログラミングを覚えて何をしたいか?
どんなキャリアになりたいか?

など、あなた次第で、何を、どこまでできるように、という部分は大きく変わるかと。

いずれにしても、プログラミングを身につけるには場数をこなすことが大事なので、職場で実践できる場面があればどんどん取り入れてみるのが◎。

僕はHTML、CSS、JavaScript、PHPがちょっと書けるくらい。
まだまだひよっこです。
一緒にがんばりましょう!