WEBマーケティングの修練場では、Webマーケティングの現場で日々起こるタスクをこなしながらスキルを磨いていただきます。
今回のお題はキーワードの検索ボリュームの出し方。
まずはお題を読んで回答方針を考えてください。
ヒントも参考に回答方法をイメージしてみてください。
最後に、回答例を用意しましたので答え合わせに使ってください。
では、始まり始まり・・・!
お題
新たに「転職」についての情報サイトを作りたいと考えている。
ウェブサイトを立ち上げる前の市場調査として、「転職」に関する検索ニーズを調べたい。
そこで今回は、「転職」の関連キーワードの一覧と、キーワード毎の月間検索ボリュームを取得して、検索ボリュームの多い順に並べて欲しい。
【今回のお題】
「転職」の関連キーワードの一覧を出して、キーワード毎の月間検索ボリュームを取得する。その後、月間検索ボリュームの多い順に並べ替えた表を作る。
ヒント
関連キーワードの取得には『ラッコキーワード』を、キーワード別の月間検索ボリュームの取得には『キーワードプランナー』を使用します。
回答例
まずはキーワード「転職」に関する関連キーワードを取得します。
そして、関連キーワードの検索ボリュームを一覧で取得します。
1. ラッコキーワードで関連キーワードを取得する
「転職」に関する関連キーワードを取得します。
ラッコキーワードの検索窓で「転職」と入力して検索します。
すると、「転職」の関連キーワードの一覧が表示されます。
右上の「全キーワードコピー(重複除去)」ボタンをクリックして関連キーワードの一覧をコピーしておきます(①)。
(①はこのあとの作業で使います)
2. キーワードプランナーで月間検索ボリュームを取得する
続いて、キーワード毎の月間検索ボリュームを取得します。
キーワードプランナーに移動して、右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
先ほどコピーした関連キーワードの一覧(①)を貼り付けて「開始する」をクリックします。
抽出できました。
右上のダウンロードボタン「↓」をクリックしてダウンロードします。
「過去のプランの指標」から「Googleスプレッドシート」を選択します。
(.csv形式も選べます)
ファイル名は分かりやすく「kp_転職」と名前をつけておきます。
「ダウンロード」ボタンをクリック。
ダウンロードしたスプレッドシートを開き、必要な箇所だけ残して後のセルは削除します。
以下の赤色をつけた1・2・4・5行とB・C・E以降の列を削除します。
すると、2列が残ります。
フィルタをかけて降順に並び替えます。
A1セル(Keyword)、もしくはB1セル(Avg. monthly searches)にカーソルを乗せた状態で、ツールバーのフィルタをクリックします。
B1セル(Avg. monthly searches)の「フィルタ」アイコンをクリックして、降順(Z → A)に並べ替えます。
これで完成です!
今回のお題クリアです。
おつかれさまでした!
キーワード調査についての補足
キーワード調査は、サイトマップの作成やコンテンツの企画・プランニングでよく出てきます。
「会社名」「商品名」「サービス名」などで関連キーワードを調査することで、
- サイトマップを作る
- 既存にはない検索ニーズのあるページを考える
- LPやブログ記事を作る際に網羅的なコンテンツを作る
などの使い方をします。
注意点としては、関連キーワードと検索ボリュームはあくまで目安として捉える、ということです。
「関連キーワード」に出てこない新しい/ニッチなキーワードがある可能性もあります。
自分の頭の中で考えたり、本などを参考にしたり、競合サイトのコンテンツを参考にしたりなど、もう一歩踏み込んで考えてみるといいです。
