未経験からのWebマーケティング転職の面接でよくある質問&回答例一覧

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こんにちは!Webマーケターのエラマサキです。

今回は未経験からWebマーケティング転職するための面接対策をまとめました。

よくある質問&回答例、面接時のポイント、逆質問の仕方など、僕の経験も踏まえて解説します。

※未経験の人も、経験者の人も活用いただます

目次

未経験からのWebマーケティング転職の面接でよくある質問&回答例一覧

志望動機を教えてください

志望動機のポイントは今叶わないことを新しい環境で叶えたいというストーリーで伝えるとスムーズ。

Webマーケター未経験の場合は3ステップで伝えるのがおすすめ。

  • ①Webマーケティング職を選んだ理由
  • ②その企業を選んだ理由
  • ③適性・スキルを示す

詳しくはこちらの記事にまとめています。

未経験からWebマーケターになるための志望動機の書き方・伝え方
未経験からWebマーケターになるための志望動機の書き方・伝え方を例文付きで解説します。

未経験からWebマーケターになろうと思った理由を教えてください

Webマーケターになりたいと思った具体的なきっかけを伝えましょう。

ポイントは自分の経験から語ることです。
ネットや友人の話などで見聞きしたこと、よりも、自分の体験のほうがリアルさ・熱意が伝わります。

たとえば、「趣味でブログを3年間やってきた中でSEO対策の面白さを知り、Webマーケターの仕事に興味を持った」という具合に、体験を絡めることで自然に自己PRもできます。

なぜ当社を希望しますか?

志望の熱意をみる質問です。

「どこでもいいわけじゃないよ」ということを伝えるのがポイント。

その企業のサービス、商材、独自の取り組み、社風・文化などから気になったところを伝えると良いです。

Webマーケターに活かせるスキルは何ですか?

Webマーケターにどんなスキルが必要かを把握しているか?自分の経験をどう活かせるのか?を確認されています。

社会人経験がる場合は経歴からポータブルスキル、そして、独学やスクールで身につけたテクニカルスキルを伝えましょう。
業界知識や商材知識があれば漏れなく伝えましょう。

転職理由/退職理由は何ですか?

転職理由(すでに退職している場合は退職理由)が納得いくものか聞かれています。

次の職場へ繋がる転職理由/退職理由を伝えるのがポイント。

続けられないようなやむを得ない理由を除いて、ネガティブな内容はなるべく避けた方が無難です。

これまでの経歴を教えてください/自己紹介をお願いします

経歴を交えた自己紹介をしましょう。

20代、30代であれば基本的に大学卒業後の職務経歴について、どんな会社でどんな仕事をしていたか(職種)を簡単に伝えるといいです。

前職でがんばったことは何ですか?

Webマーケターにつながる「がんばったこと」が良いです。

たとえば、「営業職として年間の売り上げ目標を達成するために、1週間単位の新規開拓件数を決めて継続して取り組んだことで、目標を達成することができました」のような感じです。
→目標達成力、計画性、継続力をWebマーケター業務に活かせる

データ分析から改善した経験はありますか?

Webマーケティングの資質を見る質問。

データ分析と改善はWebマーケティングの基本。

業務で売上げや原価など、数字で分析した経験、また、そこから改善した経験を伝えると良いです。

また、ブログやSNSなどの自己学習でデータを分析・改善した経験があるとさらに良いです。

成功体験を教えてください

どんな成果を上げられそうか?を確認されています。

「課題→挑戦→成果」というストーリーで伝えられるとベストです。

たとえば、「コロナ禍で問い合わせ件数が前年比-50%になった」→「名刺から顧客リストを作り、週1回のセールスメールを送るようにした」→「問い合わせ件数がコロナ禍以前近くまで改善した」みたいなイメージです。

過去の失敗体験を教えてください

何を失敗と捉えているのか?対応力はあるのか?を見られています。

お金やモラルに反する内容は人物を疑われる可能性があるので注意。

品質、コミュニケーションエラー、日程調整などで失敗&挽回したエピソードを話しましょう。

入社してやりたいこと・実現したいことは何ですか?

転職の本気度を聞かれています。

Webマーケティングで具体的にやりたい施策・実現したいことを理由とともに答えましょう。

SEO、コンテンツマーケティング、インターネット広告、メールマーケティング、SNS運用、動画運用、ウェビナーなど手法はたくさんあります。

会社選びの軸は何ですか?

会社選びの軸(業界や職種、仕事内容など)がブレてないか?を聞かれています。

応募企業の職種や仕事内容と似た企業を応募しているのがベストです。

いずれにしても「どこでも(何でも)いいんだな」と思われないように気を付けましょう。

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他社の選考状況はどうですか?

定番の質問ですね。

応募職種がぶれないように回答するのがポイントです。

たとえば、
「SEO系のWebマーケター職で3社、一次面接に進んでいます」とか、
「広告系のWebマーケター職で1社最終面接結果待ちです」といった感じです。

何社受けていますか?

正直過ぎると損する場合がある注意が必要な質問。

面接に進んでいる企業数でカウントしましょう。
そして、適度が大事。

3社〜5社程度の社数で答えるのが無難です。

たとえ本当だとしても、クソ真面目に「30社面接受けてまだ1社も内定が出ていません」などと言うと「他社でもこの人はダメなんだな…」と思われて損しかないのでやめましょう。

いつから入社できますか?

離職中の人は熱意を伝えるために「内定いただき次第、すぐにでも勤務できます」と伝えておくのがベター。

現職中の人は常識的なスケジュールで伝えましょう。
2週間から2か月後くらいの勤務開始になると思います。

キャリアプランを教えてください

将来伸びそうか?を見られています。

将来どうなりたいかをしっかり伝えるのが大事。
3年後、5年後くらいのキャリアプランは答えられるようにしておきましょう。

何も考えてないと印象が悪いです。

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Webマーケターの5つのキャリアプランについて紹介します。

周囲からどんな人と言われますか?

自分のことをどう見ているのか、客観的にどう見られているのか、面接官から見た印象のすり合わせで聞かれています。

強みを答えましょう。
ネガティブな内容は強みも併せて伝えることで印象が上がります。

強みと弱み(長所と短所)を教えてください

定番の質問。

性格的な部分、業務的なスキルの部分などで答えましょう。

弱みを伝えるときは必ず対策や気を付けていることを伝えて印象を上げることが大事。

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未経験からWebマーケターになるための自己PRの仕方を例文付きで解説します。

パソコンスキル/使えるツールなどを教えてください

Webマーケティングはパソコンを駆使する仕事。

とくにエクセル(Googleスプレッドシート)やパワポ(Googleスライド)を使う頻度は他の職種と比べても高め。

また、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソール、ヒートマップツール、キーワード調査ツール、競合調査ツールなど、Webマーケティングに使うツールは数多くあります。

用途と使用経験・レベルを伝えられるとベストです。

あなたにとって良いコンテンツとは何ですか?

採用面接なので、ビジネス(売り上げ)につながる回答だと良いです。

たとえば、「◯◯のことならあの人の(会社の)コンテンツ」と言われるくらい人の役に立ち認知されているコンテンツとかですね。
自分が思うところを伝えましょう。

最近気になったコンテンツは何ですか?

情報感度の高さや、何に興味を持っているのか?、を確認されています。

自分がやりたい仕事につながる回答をするのがベストです。

若い人が多い職場ですが大丈夫ですか?

職場の平均年齢と比べて、あなたの年齢がギャップがある場合に聞かれるかも。

企業は現場メンバーとの相性も重視します。

「大丈夫です」と伝えた上で、若い職場で働いた経験があれば補足しましょう。

現在の年収と希望年収を教えてください

現在の年収は正確に。
盛っても、どうせ入社時に提出する源泉徴収でバレることです。

希望年収は「御社の規定に従います」が模範回答。
未経験からWebマーケターを目指す際は、募集要項に書かれている最低年収だと思っておきましょう。

未経験から転職して年収を上げたい時は、募集要項の段階で納得できる年収の最低ラインをクリアしていることの確認を。

誰だって年収は下げたくないし、できれば今より上げたいはずなので、なるべく転職エージェント経由で応募して、年収交渉してもらうのが効率的です。

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なぜこのタイミングで転職しようと思ったのですか?

何かが中途半端と思われているかもしれません。
→勤続年数や自己学習の期間など。

なぜ今なのか?明確に伝えましょう。
「自分なりにこういう考えで今転職しようと考えている」というのが納得できる形で面接官に伝われば大丈夫です。

未経験からWebマーケターになるための面接対策のポイント

ビジョンや目標を明確にする

ビジョンや目標を明確に答えるのが大事。

キャリアや、やりたい施策、達成したい内容などを具体的に伝えることが大事。

ここがしっかり伝わらないと転職理由に疑問を持たれるかも。

納得してもらえる回答を用意しましょう。

なぜ応募企業なのか?を明確にする

なぜその会社を選んだのか?を明確にすることが大事。

そのためには志望動機を納得してもらえるように伝えることです。

やりたいことが叶うこと、社風、企業理念、社長メッセージなどから共感ポイントを選んで伝えると良いです。

退職理由と志望理由に一貫性を出す

退職理由と志望理由に一貫性を出すのが大事。

転職では前後のつながりや、納得感が重要だからです。

整合性がなかったり、矛盾しないように注意です。

論理的に伝える

論理的に伝えることが大事。

当たり前のことですが、念のため。

退職理由、志望動機、キャリアなど、違和感なく整合性が取れるように、順を追って伝えるのが重要です。

実績や数値でアピールする

実績や数値でアピールすることが大事。

話している内容の証明、裏付けになり、より具体的に伝わるからです。

成果や数値実績などは事前に整理しておきましょう。

志望動機

Webマーケティング未経験の場合、とくに重要なのは志望動機。

なぜ未経験のWebマーケティングを目指そうと思ったのか?をきっかけから伝えましょう。

また、なぜその会社なのか?も大事。

ポジション、職種内容、働く環境、社風、企業理念などから魅力に思ったところを伝えましょう。
「その企業に関するキーワード/フレーズ」を引用すると良いです。

未経験からWebマーケターになるための志望動機の書き方・伝え方
未経験からWebマーケターになるための志望動機の書き方・伝え方を例文付きで解説します。

アウトプットを見せる

アウトプットを見せるのが内定への近道。

積極性や普段の努力が評価されるし、結果が出ていれば尚更「良い人材」だからです。

会社は勉強する場ではなく仕事で売上に貢献する場。

自ら学ぶ姿勢は基本でありながらとても大事なこと。

Webマーケティングの仕事について理解しておく

Webマーケティングが何をするのか?を知ったうえで転職活動をするのが大事。

そもそもですが、念のため。

Webマーケティングの仕事内容はSEO、Web広告、SNS運用などを使って「物が売れる仕組みを作ること」です。

聞かれたときに答えられるように準備しておきましょう。

回答内容が一次面接と二次面接(最終面接)でブレないようにする

一次面接と二次面接(最終面接)で方向性が違う回答をしないようにしましょう。

志望動機、やりたいこと、キャリアパスなどは特にブレないように。

会社ごとに希望職種を変えている人は特に注意。

未経験からのWebマーケティング転職の面接で逆質問すると良いこと

「最後に何か質問はありますか?」

毎回ある逆質問。

「何もない」は意欲不足、志望度が低いと思われるのでNG。

「仕事」や「キャリア」に関する逆質問をすれば問題ないです。

たとえばこんな感じ。

  • 入社後はどんな仕事からスタートしますか
  • 今回募集している人物に期待していることは何ですか
  • 配属先のメンバー構成を教えてください
  • プロジェクトを進めるチーム体制や役割について教えてください
  • ジョブローテーションやキャリアに関する制度があれば教えてください
  • 私と同じように未経験で入社された方はいますか?
  • 事前に学習しておくことがあれば教えてください

※給料条件については聞かれなければ答えないのが無難です(転職エージェント経由で希望を伝えたり、聞かれたら理由とともに答える、内定時に相談するなど)

というわけで、Webマーケティングの面接対策については以上です。

面接は場数をこなすことが大事なので、転職エージェントに面接対策してもらうと安心です。

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