2020年10月。
僕は未経験から人材系事業会社のWebマーケターに転職しました。
今回は僕がWebマーケターになるにあたって「なぜ事業会社を選んだのか?」を紹介します。
Webマーケターを目指している方の会社選びの参考になれば嬉しいです。
コンテンツマーケティングができる
僕がWebマーケティング転職で事業会社を選んだ理由の1つが、コンテンツマーケティングができるからです。
WebマーケティングにはSEO対策、広告運用、SNS運用、動画、メール、アクセス解析など、非常に多くの仕事があります。
そんな中、僕はコンテンツ作りによるWebマーケティングをメインにやりたいと思っていました。
当時からブログを書くのが好きだったし、誰かの役に立つ記事やメディアを作りたいと思っていたのが理由です。
なので、具体的には、
- オウンドメディア運用(企業ブログ)
- SEO集客
- LP集客
などをメイン業務として取り組める会社を探しました。
「Webマーケティング支援会社でも良いのでは?」と思われるかもしれませんが、その点に関しては、じっくり・深く・長期で取り組んでコンテンツを育てていきたいと思っていました。
もちろん、Webマーケティング支援会社なら、色々な業界や企業のコンテンツマーケティングに携われる・スキルアップ・成長できるなどのメリットもあります。
僕の場合はやりたいコンテンツがある程度決まっていたので事業会社、というのもありました。
Web制作・ライティングが内製でできる
僕がWebマーケティング転職で事業会社を選んだ理由の1つが、Web制作とライティングが内製でできるからです。
もう少し具体的に言うと、Webマーケティングの企画から、実制作、運用まで内製化している会社を選びました。
理由は、単純に「自分で考えて、作るところまでやりたかったから」です。
自分の手で「物作りを続けたい」というクリエイター志向がありました。
なので、
- デザイン
- コーディング
- サイトUI・UX改善
- サイト新規立ち上げ
- サイトリニューアル
- Webライティング
などができる会社を選びました。
事業会社でも会社によっては企画だけ自社でやって、あとの制作・運用は外注しているケースも多いです。
なので、単に事業会社だから、というのではなく実務内容で求人を見ていました。
業界経験が活かせる(即戦力になれる)
僕がWebマーケティング転職で事業会社を選んだ理由の1つが、業界経験が活かせるからです。
つまり、
- 業界知識
- 商品やサービスの知識
- 営業経験
など、自分が経験したことのある業界、扱ったことのある商品やサービス、営業経験がある領域で勝負することが大きなアドバンテージになると思ったからです。
実際、Webマーケティングはいくら最新の技術やトレンドの手法ができるからといっても、クライアントのビジネスの理解がなければ役に立ちません。
「別の業界の成功事例を使えばいいじゃん」は、当てはまらないことも多いんです。
なので、業界知識、会社のビジネスの理解があることがWebマーケティングをする上でも超重要だと思います。
僕は人材業界で法人営業を3年経験していたので、これを活かせる人材系の事業会社を選びました。
自分で仕事をコントロールできる(裁量権が大きい)
僕がWebマーケティング転職で事業会社を選んだ理由の1つが、自分で仕事をコントロールできるからです。
これまでの社会人経験で、「仕事に負われる」ことがかなりストレス度が高かったので、僕にとって「仕事をコントロールできること」はかなり大事なことでした。
(補足:Webマーケターになるまでに事務3社、営業1社、Webディレクター1社を経験していました)
なので、プロジェクトのリリース日や運用方法、内部調整などを自分の意思でコントロールできるポジションが良いと思っていました。
Web制作会社やWebマーケティングの支援会社だと、どうしてもクライアントマターで仕事が進むため、方針の変更やスケジュールの調整に苦労する印象でした(実際、客先常駐のWebディレクターをしていた時も苦労していたので、、)。
なので、事業会社の一択。
実際、事業会社のWebマーケティング担当となり、自分で企画・スケジューリングしています。
ちなみに、残業時間は月に平均10時間程度。
一朝一夕で方針が変わることもなし、スケジュールも十分余裕があってストレスなし。
とても快適です。
希望年収が叶う(給料・待遇に満足)
僕がWebマーケティング転職で事業会社を選んだ理由の1つが、希望の年収が叶うからです。
Webマーケティングは平均年収が比較的高い仕事です。
その中でも、給料が高い傾向にある事業会社を選びました。
Web業界は建築業界と同じ多重下請け構造。
クライアント(事業会社)→一次請け→二次請け→三次請け…とどんどん発注がされて、プロジェクトが成立しています。
ここで問題になるのが、給料。
当然ながら、各発注の段階で営業利益が引かれていく→商流の下に行けば行くほど会社の売上が下がります。
→売上が出ない分給料も安くなる、ということです。
下請けの会社で相応の売上を稼ぐには、案件数を多くこなす必要がある→忙しくなる傾向にあります。
「給料が安いのに忙しい」会社だと不満も溜まるし、ブラック企業に当たる可能性もあるので避けました。
なので、給料を上げたいならなるべくクライアント(事業会社)に近い立場で働くのが鉄則です。
また、僕の場合は「本業として稼ぐこと」を重視。
家族もいるし、プライベートの充実もマストだからです。
Webマーケティングと言えば副業で稼ぐ、みたいなイメージが出回っていますが、副業はあくまで副業。
家族と過ごす時間を削ってまでやろうとは思ってないです。
蛇足ですが、毎月の収入の安定性や、やりたい事以外の営業・契約・税金手続きなどの雑務は希望しないので独立も考えていません。
と、ここまで色々書いてきましたが、トータル的にみて事業会社のWebマーケターがベストだと思い選びました。
実際、イメージ通りの働き方ができているので毎日が充実しています。
Webマーケターを目指している方はこちらの記事を見てください。

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