Webマーケティング就職・転職をするときのホワイト企業の見分け方のコツって何?
・・・と気になっている方向けに、現役Webマーケターの僕が、Webマーケティング就職・転職時のホワイト企業の見分け方を紹介します。
1. 自社の商品・サービスに強みがある
まず、自社の商品・サービスに強みがあることが大事です。
Webマーケティングの自社サービスを提供している会社なら、SEOツール、アクセス解析ツール、MAツール、CMSなど、自社のWebマーケティングサービスに知名度・実績があることが条件。ブランド力はWebマーケ上重要だからです。
Webマーケティングの支援会社なら、元請け案件が多い方が良いです。Web系は多重下請け構造のため、クライアント→元請け→二次請け→三次請け、と商流が深くなりがち。で、当然商流が下に行けば行くほど利益が出ないし、納期がタイト、激務となりがち。なので、クライアントから直接仕事を受けているプライム案件が多い会社を選んだほうが良いです。
一般企業のマーケティング部門への就職なら、自社商品・サービスに強みがあることが大事です。提供している商品・サービスの質・ブランド力で売れるかどうかは大きく変わってきます。
2. 自社メディアのコンテンツマーケが強い
自社メディアのコンテンツマーケティングが強いことが大事です。
発信しているコンテンツは一次情報が多い、SEOで上位表示している記事が多い、SNS運用でファンを獲得できている、Webデザインが優れているなど、実際その会社自体がブランディング・集客できているのか?は結構大事なポイント。その会社の真の実力です。
取引先の一覧や実績と併せて必ず確認したほうがいいです。企業サイトがペライチサイトしかなくて実績も実力もよく分からない会社はやばい可能性ありです。
3. しっかりWebマーケティングができる
しっかりWebマーケティングができることも大事。
WebマーケティングはWeb広告運用、SEO、SNS運用、サイト運用、コンテンツ制作、導入支援、運用支援、インサイドセールスなど幅がめちゃ広いので、どこまでできるのか?自分のやりたいことができるのか?が重要です。
気をつけたいのがテレアポ、フィールドマーケティング、営業ノルマがある会社。Webマーケティングという名の営業なので、そういう会社は辞めた方がいいです。
4. 年収が平均より高い
年収が平均より高い会社が良いです。
年収は経験、担当業務や規模、役職で大きく変わりますが、Webマーケティングの平均年収以上は叶う会社を選びたいところ。
→Webマーケティングの平均年収453万円を目安にしましょう(dodaの平均年収ランキング2023年版より)
ただ、未経験だといきなり平均年収以上を叶えるのは難しい可能性があるので、未経験の場合は昇給率をチェックです。
5. 離職率が平均より低い
離職率が平均より低い会社が良いです。
Webマーケティングが属する情報通信業の離職率は、厚労省の雇用動向調査の2023年データで12.4%。なので、離職率12%以下ならホワイトの可能性が高いです。
離職率は就職四季報や転職サイト、企業の採用サイトなどで調べることができます。なければ勤続年数や平均年齢を参考にしましょう。データが非公開なら離職率は高いと考えましょう。
ただ、注意点としてはWebマーケティング業界はフリーランスになったり、転職してキャリアアップしていくのが当たり前の業界なので必然的に離職率は高くなります。
なので、離職率の数字だけに注目するのも注意。ポジティブな退職理由で辞めていく人が多いなら全然OKなので、口コミサイトなどで退職理由の確認はマストです。
6. 残業時間が平均より少ない
残業時間が平均より少ない会社が良いです。
Webマーケティングの平均残業時間は、dodaの平均残業時間ランキング2023年版のデータで、広告宣伝(企画/管理)月19.5時間。なので、残業時間が月19時間以下ならホワイトの可能性が高いです。
ただ、Webマーケティングは領域が広いので何を担当するかでだいぶ変わります。ちなみに、Webサイト・広告・動画などのWebマーケティングコンテンツの制作に携わる場合、平均残業時間は月42.2時間と跳ね上がります ←全職種No.1です(苦笑)
就職四季報や口コミサイト、転職サイト、企業の採用サイトなどで平均残業時間は必ずチェックです。
7. 退職者の口コミが良い
Webマーケティング界隈はキャリアアップや独立志向のイケイケな人が多いので、会社によっては離職率が高いケースがあります。
離職率の数字だけだとホワイトかどうかは見極めきれないので、退職者の口コミが良い会社を選ぶのが良いです。
直近1年分の口コミを中心に、退職理由や就業環境は要チェックです。
僕は転職会議をメインで使っていました。
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