「客先常駐はやばい?」「客先常駐はやめとけ?」 そんな噂を聞いて、客先常駐を選ぼうかどうか迷っていませんか?
結論。客先常駐はやばい・やめとけ説は気にしなくて良いです。僕は客先常駐で2年間働きましたが、メリットが多かったです。
今回はそんな僕が、客先常駐はやばい・やめとけ説は実際どうなのか?、客先常駐のメリットを紹介します。
客先常駐はやばい・やめとけ説は実際どうなのか?
給料が低い
未経験で入社すると給料が低い可能性があります。これは客先常駐に限らないです。
他にもよく聞くのが、「常駐先していない待機期間は給料が6割になる」「ほとんど昇給しない」など。
僕の場合はこれらは該当しませんでした。研修期間でも、次の案件が決まるまでの待機期間でも100%給料は出たし、そこそこ昇給もしました。あとは会社指定の資格を取れば手当が出たし、試験を受けて役職が上がれば役職手当もつきました。
スキルが身につかない
スキルが身につくかどうかは常駐先や担当案件によります。また、業務に関係なく本人の努力次第なところも大きい。なのでケースバイケース。
僕の場合は、未経験で転職してから3か月くらい社内で基礎研修をしてから、Webディレクターアシスタント→Webディレクターになり、その後、Webディレクター兼コーダーとして働きました。
なので、一般的に言われているような、「十分な教育が受けられない」「スキルが身につかない」ということはなかったです。
同期の中には、Webサイトの運用系の案件だと基本的にクライアントの指示に従って仕事が進むスタイルだったため、企画など上流工程に携われないと言っていたのでケースバイケースですね。
キャリアにならない
客先常駐は「上流工程の仕事がしにくい」「マネジメント経験が積めない」と言われます。ただ、これは会社によります。
上流案件が多くある会社か、キャリアパスを考えてくれる会社かどうか、ということです。
転職活動時は客先常駐経験で得たこと、成果をアピールすることが重要です。
激務
激務かどうかは案件次第です。また、客先での日中の通常業務+時間外での自社業務をこなすこともあります。
たとえば、僕の場合は「毎月1回帰社日への参加」「定期的な報告会」「輪番制で新人の教育担当をする」「全社イベントへの参加」などがありました。
配属先が運ゲー
これは本当です(笑)
僕の現場は楽しかったですけど、中には炎上案件の火消し役でアサインされて謝罪ラッシュで大変だったとか、残業がめちゃくちゃ多いとか、人間関係が悪い会社とか、ブラックな会社に当たった人もいましたね。
とはいえ、新しい現場に常駐となったら営業担当が気にかけてくれたり、何か問題があれば対応してくれたので、そんなに不安はなかったです。
職場がコロコロ変わる
職場がコロコロ変わるのは場合による。
僕は自分で異動希望を出して2年で2社を経験しましたが(異動希望を出さなければ異動はなかった模様)、会社や客先の都合で3か月とか半年で異動する人、短いと1か月でまた現場変わったとかも聞きました。
ただ、これが客先常駐のメリットでもあります。「現場経験を積める」「色んな仕事にチャレンジできる」「人脈が広がる」とポジティブに捉えたほうが良いです。
アウェイ感がつらい
客先常駐で働いていると、時に「自社から放置されている感」「常駐先が自分1人の場合、孤独感」「帰属意識が持てない感」などを感じることがあります。
ただ、これも捉え方次第かなと思います。ポジティブに捉えれば、「自分の仕事に集中できる」「自社のしがらみを気にしなくていい」「正社員なのに雑務が少ない」ということです。
僕が働いて感じた客先常駐のメリット
・未経験でも就職・転職しやすい
・転職しなくても色んな現場を経験できる
・社外の人脈が作れる
・現場が合わなければ変更してもらえる可能性が高い
・在籍会社のしがらみが少ない
結論:会社選びが重要
あらためて結論です。客先常駐はやばい・やめとけ説は気にしなくて良いです。僕は客先常駐で2年間働きましたが、メリットが多かったからです。
客先常駐は会社の選び方次第で明暗が分かれます。上流工程の案件を持っている、給料が高い、残業など労務管理をしっかりしているなど、ホワイトな客先常駐会社を選ぶことが重要です。以下の記事も参考にしてください。
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