転職回数多い=人生終わりじゃない!僕は5回転職したから天職に就けた

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「自分は転職回数が多いから人生終わりかも。。」と悩んでいる人向け。

結論。転職回数が多いからといって人生終わりじゃないです。

僕はこれまでに5回転職してきましたが、人生終わりどころか、むしろ、自分の興味や向き不向き、居心地の良い会社を散々悩んで模索してきたからこそ、天職と思えるWebマーケターになれました。

今回は、僕の5回の転職経験を振り返りながら、5回転職して分かった仕事選びのポイントについてまとめてみます。

転職回数が多い人の特徴・原因

まずは転職回数が多い人の特徴・原因を知るところから。
3つ紹介します。

1. 自己分析が浅い

自己分析が浅く、「自分に向いている仕事」が分かっていない人は、職を転々とするので、転職回数が多くなる。

2. 仕事運がない

「配属先の仕事内容や人間関係でハズレを引いた」「入社したらブラック企業だった」など仕事運がない人は、やむを得ず転職回数が多くなる。

3. 見切りが早い

頭が良い人・優秀な人ほど「自分に合わない」「将来性を感じない」などを感じたら早々に見切りをつけるので、転職回数が多くなる。

僕が5回転職して現在に至るまでの転職体験談

5回転職した僕の経歴

僕が在籍していた会社の事業内容と職種、勤続年数は次の通りです。

1社目:食品メーカー 物流管理(2年半)
2社目:化学メーカー 調達(6ヶ月)
3社目:建材メーカー 在庫管理(3ヶ月)
4社目:人材会社 営業(3年)
5社目:Web制作会社 Webディレクター(2年)
6社目:人材会社 Webマーケター(2年〜)

これまでに5回転職して、現在はWebマーケターをしています。

キャリアの一貫性はなく、1社当たりの勤続年数も短い。
はっきり言って経歴は汚れていてボロボロです。

以下、5回転職して現在に至るまでのエピソードです。
長いので興味がある人だけお読みください↓

営業だけは嫌!という理由で事務を3社経験

当時の僕は、自分がどんなことに向いているかや、キャリアについてよく分からないまま生きていました。

そして致命的に会社選びが下手だった。

これが悪い方向に行き、20代はがむしゃらに3回転職しました。

新卒採用、中途採用でも希望していたのは「とにかく事務」の一択。

理由は、絶対営業だけはしたくなかったから。

当時の僕は「営業=辛い、きつい、ブラック」なイメージしかありませんでした。

親戚のおじさんの営業の話を聞いて「うわ、きつそう、、」とか、親から「営業はやめたほうがいいよ、辛いから」と言われたり、同級生は公務員・事務・プログラマ・研究者など「非営業」を選択して「自分も営業以外を」などと思って生きてきました。

ところが事務をやってみると、覚えることが多くて細かいし、パソコンスキルが求められたり、マルチタスク、午前中にしないといけない仕事など、なかなか慣れることができずキャパオーバーになり知恵熱を出すことも(汗)

中途で入社した2社はよく調べずに職種と勤務地で選んでブラック企業に入社してしまい撃沈。

そうこうしているうちに3社で事務を経験。

事務を3社経験して分かったのは「自分に事務は向いていない」ということ。

そして、会社は職種や待遇も大事だけど「上司や先輩、同期と合うか」がもっと大事だということに気づきました。

あれだけ避けていた営業に挑戦することを決意

事務には向いてないことが分かったことで、ここまできたら、いっそのこと、これまで避けてきた「営業をやってみよう」と思いました。

「苦手と思っていることに挑戦してみよう」という思いと、「やるなら20代の今しかない」という気持ちも込めて営業職を当たりました。

とはいえこのときの僕は28歳で転職3回目、内2回は半年と3ヶ月での退職と排水の陣。転職活動をするも転職サイトからエントリーしても書類選考はほとんどなし。転職エージェントにも数え切れないくらい断られました。

たまに書類選考を突破したかと思えば1次面接から圧迫面接。

中には1時間の面接のすべてが退職理由についての追求で、志望動機すら言えないで終わることもありました。

でも、僕の中ではどこか吹っ切れたところがありました。

僕の経歴を見て、面接で話をして必要とされない限り「入社してからも苦労するな」「28歳転職3回の経歴は、自分を必要としてくれる会社を探すためのフィルターなんだ」と。

また、「28歳で3回転職してることは普通の人にはなかなかできないレアな経験をしてるんじゃないか」とプラスに捉えて転職活動していました。

メーカー、住宅、コンサルなど、自分の経験を活かせる仕事を探している中で選んだのが人材業界。

自分の転職経験や、職場で苦労してきたことが、きっと誰かの就職・転職に役立つ/生かせると思ったからです。

面接ではその思いが通じて、人材会社の「営業マン」に転職することができました。

営業をやってみたらめちゃくちゃ楽しかった

初めての営業、これまで避け続けてきた営業は、とても楽しいものでした。

始めの半年は先輩について回って業界のことや、アポを取ること、ルート営業、新規開拓、提案の仕方、クローズ、契約書の作成、請求など一通りの仕事を覚えるところから。

慣れたら1人で営業。

年間の売上目標に対して毎月の目標を立てて、どうやったら達成できるのかを自分で考えて行う。

新規開拓、提案の仕方、ルート営業の方法などやり方は人それぞれ。

人脈も業界も初めての僕でしたが、3回の転職経験をフル活用して営業しました。

  • 人材の提案時にはその人の職歴を要約して伝えるようにして時間がない企業担当者になるべく会ってもらうようにお願いしたり、
  • 転職回数が多い人材や短期退職/ブランクがあれば納得できる理由を本人と決めて不利にならないようにフォロー、
  • 「企業が欲しい人材像」を全て満たす人はまずいないので、必要スキルをなるべく少なくしてもらったり、
  • 求職者には毎回会って、人柄やキャリア観、勉強していることなど良いところを提案したり、
  • ベテラン営業マンならありえない人を別の角度からダメ元で提案してみたり、…など。

経験豊富な先輩は多く、新卒から長く働いているベテラン社員も多かったですが、僕は誰よりも転職をしていたことが強みになりました。

また、営業は「自分の頭で考えてやってみる」をすぐにできる仕事。

アイディアは結構思いつくほうだったので、思ったらトライをすぐにできる環境がとてもやりがいでした。

年間目標を達成するために戦略的に日々動くという仕事のスタイルもRPG好きの僕にはぴったりでした。

新卒、2回の転職とあれだけ避けてきた営業をやってみて、「何でもっと早く営業をしなかったんだろう」と何度思ったことやら(笑)

結局、人材会社で営業マンを丸3年やりました。

人に関わる業界柄、社内も気さくでいい人ばかり。仕事も本当に楽しくて、あっという間の3年間でした。

肝心の営業成績はというと、3年いた中で売上は100%に満たない年もありましたが粗利は毎年達成していたので会社評価も上々。リーダーに抜擢されていました。

3年営業をやってみて楽しかったし、自分の経験をフルに生かすことができて出し切った感じでした。

どこか自分の中でやりきった感・達成感がありました。

ゲームで「エンディング」が訪れた感覚です。

営業からWebディレクターへ

営業の次のキャリアはWebディレクター。

営業マンとして勤務していた2年目から巷で流行ってたブログを始めました。

自分の経験から転職のコツを書いていました。

やるときはとことんやり込む性格だったので、ネットや本で調べまくって集客する方法を勉強。

ブログを書いていくうちに、SEOや集客、デザインなど「ウェブ」に興味が湧き始めたんです。

ウェブの仕事への興味が加速度的に増えていった僕は、Webの求人を眺めたり、Photoshopを年間契約して使ってみたり、一般向けのウェブマーケティングセミナーに通いました。

ウェブについて調べれば調べるほど、勉強すれば勉強するほど「ウェブの仕事がしたい」と思いが高まり、転職活動を決意。

転職サイトや転職エージェントを使いつつ、日々勉強。

同じSEOセミナーに何度も通い、その中の会社の社員の方と顔見知りに。

その人に「仕事ないですか?」って聞いてみると知人紹介枠で面接に通してくれました。そして、面接1回+SPIをしてWebディレクターとして内定&入社。

31歳のときでした。

30代未経験でWebディレクターに転職した話!営業からWebディレクターへ
元Webディレクターの管理人が、営業マンから30代未経験でWebディレクターに転職した当時のエピソードを紹介します。

Webディレクターは想像以上に面白かった

Webディレクターの仕事は想像以上に面白くて没頭しました。

Webディレクターはクライアントの要望を聞いて、社内のデザイナーやエンジニア・外注先と協力してWebサイトを作る/運用する仕事です。

自分のアイディアを活かせること、毎回新しいデザインになる人、チーム一丸となってプロジェクトを進めるところ、お客さんとのやりとりなど、毎回同じということがなく、新しい発見があり、どれもクリエイティブで楽しい毎日でした。

Webの専門知識はある程度身につければ、チームワーク、コミュニケーション力、調整力、スケジュール管理力、予算管理力などは営業経験をそのまま活かして働けました。

Webディレクターのやりがい・魅力7選!Webディレクターの楽しさを紹介
元Webディレクターの管理人が、Webディレクターのやりがい・魅力・楽しさを7つ紹介します。

僕のいた現場のWebディレクターは現場の司令塔的なポジションなので、自分でデザインしたりコードを書くことはなかったのですが、個人的にデザインとコーディングの勉強、ブログを新規で作って書いていました。

WebディレクターとしてWeb現場の司令塔を1年やってみて、僕の中で「自分でWebサイトを作りたい」と思い、社内異動を申請。

それが叶い、Webディレクター兼コーダーとして別の現場に異動して勤務しました。

Webディレクター兼コーダーの仕事内容はWeb制作の進行管理+「Webデザイン」「コーディング」。

クライアントのヒアリングから、Webサイトの構成図作成(ワイヤーフレーム)、デザイン、コーディング(HTML/CSS/Java Script)、サイト公開、運用など、プロジェクトによってWebディレクションとWeb制作を兼務する形で働きました。

Webディレクションとコーディングの業務割合は「Webディレクター:コーダー = 5:5くらい」。繁忙期や人手が足りないときはコーダー8(Webディレクター2)とかもありました。

自分でWebサイトを作りたかった僕には十分過ぎる環境でした。

自分で制作進行管理+デザイン+コードを書くことを1年間して、自分の中でかなりWeb制作をやり込むことができました。

そして、Webマーケターへ

仕事外でも個人ブログは継続していた中、Web制作に加えて「Webマーケティングがしたい」と思うようになりました。

Webマーケティングは社内にポジションがなかったので、転職サイトや転職エージェントを使って転職活動。知人にも「Webマーケの仕事ない?」と聞いて回っていたらたまたま1社見つかり、即入社決定。

結果、31歳未経験でWebディレクターに転職してから、Webディレクター(1年)→Webディレクター兼コーダー(1年)と2年経験して、33歳でWebマーケターに転職し、現在に至ります。

30代未経験からWebマーケターになるためにやったことの全て
僕が30代未経験からWebマーケターになるためにやったことを全て紹介します。

今の仕事は人材会社のWebマーケターです。

Webマーケターの仕事はSEO対策や広告、SNSなど色々ありますが、僕はSEOコンテンツ作り、LP制作、サイト改善などをしてます。

  • 市場調査、競合調査
  • 現状分析
  • コンセプト設計
  • Webデザイン
  • コーディング(サイトを作る)
  • ライティング
  • SEO対策
  • アクセス解析
  • サイト改善 など

これまでの経験から、Webの企画・提案・Webデザイン・コーディング・公開・集客まで一通りの実務をしています。

クライアント/自社内の要望を聞いたら、市場調査をして、戦略を立てて、Webページを作って公開、集客もしながら、現状確認→改善していくまでの仕事です。

これがめちゃくちゃ楽しい!

僕は5回転職してやっと天職を見つけた!

んーと、ここまで5回と転職しまくり、転職する中で自分の向き不向きを知り、興味を深堀りしていき、現在に至る僕ですが、

やりたい仕事、やっと見つけました(笑)

今のWebマーケティングの仕事、サイコーです!!!!

何が楽しいのかというと、こんな感じ。

  • どんどん新しいデザインや技術が登場するので飽きがこない
  • クリエイティブな仕事なので作るのが楽しい
  • 自分で手を動かしてWebを作るのが楽しい
  • 数字で結果が白黒わかるので自分の仕事の出来、に納得できる
  • データや仮設をもとに戦略を考えるのが楽しい
  • 各分野の専門家とチームで仕事をするのが楽しい
  • ブログもSNSも普段やってる趣味みたいなものなので仕事が楽しい
  • 予想通りの結果が出ると嬉しい
  • 理想の結果が出るまでトライし続けられるのが楽しい
Webマーケターの魅力・やりがい7選!Webマーケターは楽しい
僕が感じるWebマーケターの魅力・やりがい、そして、楽しさ・面白さを紹介。また、しんどい・きつい・辛いなど大変な時・苦労する場面も紹介します。

5回転職して、やっとたどり着いた天職。

もうしばらく転職はしないと思います・・・たぶん(笑)

転職回数が多い人へのアドバイス

1. 仕事は自分の適性から選ぶと失敗しにくい

5回転職して感じたのは、仕事は自分の適性から選ぶと失敗しにくいということ。

自分のことを、とことんよく知ること。
当たり前のことなのに、僕はこれを疎かにして、失敗してきました。

→「営業は嫌だという固定観念」で社歴が3社にも膨らんだ
→実際に営業をやってみたら楽しくて丸3年勤めた
→アイディアを出したりモノづくりをするWeb業界・クリエイティブ系の仕事に転職したら、休み返上で没頭するほどドハマり

でもこれ、5回目の転職の時にミイダスの適職診断を受けて気づいたんですよ。

実際の診断結果がこちら↓

営業、企画、クリエイティブ系の適性が高く、事務は低い。
めちゃくちゃ当たってるし、もっと早くやっておけば良かったと思いました(笑)
この時33歳(笑)

だから、自分に向いている仕事をしっかり知ってください!

適職診断は上記の通りミイダスがおすすめ。
コンピテンシー診断を受けると自分の適職が10段階評価でわかるので絶対やったほうが良いです!

ミイダス(無料)

ミイダスのコンピテンシー診断は当たる?結論:超当たる
5回転職した管理人が、ミイダスのコンピテンシー診断を実際に受けた結果と、メリット・デメリットを詳しく紹介します。

2. 仕事選びは気づきをくれる人の存在が大きい

僕は事務で3社失敗して、やっと自分が事務に向いていないと気づき、就職Shopに出会ったのが人生の転機。

就職Shopに人生相談して、色々アドバイスをもらって、実際に営業職に転職できたからこそ、落ちぶれずに今の僕があります。

キャリアの気づきを与えてくれる人との出会いって大事ですね。

なので、僕と同じように転職回数が多くて悩んでいる人は、ぜひ転職エージェントに相談してみてください。

僕のおすすめは実績豊富なリクルートエージェントとdodaエージェント、そして、経歴に自信がないなら就職Shopです。

リクルートエージェント(無料)
doda(無料)
就職Shop(無料)

20代30代の転職で使って良かったサイト&エージェントのおすすめ8選をランキングで紹介
5回転職した管理人が、20代30代の転職で使って良かったおすすめサイト・エージェントを紹介します。

3. 転職回数を気にしない業界・職種を狙おう

転職回数を気にしない業界・職種を狙うのが最もスムーズに転職する方法です。

未経験から転職するなら、あらゆる業界の営業職とか、人手不足の業界・職種を中心に受けると早く転職できます。

転職回数は転職の難易度にも直結するので、転職回数が多い人は知識として知っておくだけでも役立つはずです。

転職回数を気にしない業界・職種には何がある?僕のおすすめも紹介
5回転職した管理人が、転職回数を気にしない業界・職種を実体験を元に徹底まとめ。おすすめの選び方も紹介します。

結論:転職回数が多いからといって人生終わりじゃない!

結論。転職回数が多いからといって人生終わりではないです!
僕自身、5回転職したからこそ分かります。
一時期はかなり苦労して人生に迷いましたが、きっかけを拾えたことで人生が好転しました。

僕が言えるのはこれ↓

自分をよく知ること、そして、他人のアドバイスに耳を傾けること。これこそが原点であり、最も重要だということです。
また、転職回数を気にしない業界や職種を狙うことで効率的に転職先を探せます。

まずは、適職診断と転職エージェントに相談するところから始めましょう。

この記事で紹介したおすすめ転職サービスを改めて貼っておきます↓

ミイダス(無料)
リクルートエージェント(無料)
doda(無料)
就職Shop(無料)