残業30時間はホワイト？ブラック？月間平均残業時間の目安を紹介

残業時間30時間ってホワイト？残業は何時間からブラック？・・・そんな疑問ありませんか？

結論。残業24時間以下がホワイトの目安です。ただし、残業時間だけじゃ自分にとってホワイトかどうかは分からないので、その他の条件も合わせて判断しましょう！

この記事では、5回転職した僕が、月間平均残業時間から、ホワイトな残業時間の目安、調べ方までまとめました。

結論：残業30時間はホワイトではない
月間平均残業時間
業界別の月間平均残業時間
残業時間だけではホワイトかどうかはわからない
月間平均残業時間の調べ方
まとめ：残業時間以外の条件も含めて判断しよう！

結論：残業30時間はホワイトではない

結論。月間残業30時間はホワイトではないです。

月間残業30時間というのは、月の稼働日数が20日だとして1日平均1時間半の残業があるということ。定時が9時～18時なら、平均的に毎日19時半退社。ホワイトじゃないです。

とはいえ、月間残業30時間は平均より6時間多い程度。36協定の上限である月45時間を超えている訳でもないし、ブラックとまでは言えないです。

月間平均残業時間

OpenWorkの調査レポート「残業と有給 10年の変化 2021年12月16日」のデータで、最新の月間平均残業時間は以下のとおりです。

●2021年の平均残業時間
24時間

過去10年間の平均残業時間の推移はこちら。

10年前に比べて、今は20時間以上減っていることがわかります。最新の平均残業時間は24時間。
→月間平均残業24時間以下がホワイトの目安になります。

業界別の月間平均残業時間

同じくOpenWorkの調査レポート「残業と有給 10年の変化 2021年12月16日」のデータで、最新の業界別の月間平均残業時間は以下のとおりです。

●2021年の業界別の月間平均残業時間
コンサルティング、シンクタンク　40.7時間
建築、土木、設備工事　37.3時間
広告代理店、PR、SP、デザイン　35.1時間
監査法人、税理士法人、法律事務所　34.9時間
放送、出版、新聞、映像、音響　32.9時間
情報サービス、リサーチ　30.8時間
不動産関連、住宅　29.7時間
重電、産業電気機器、プラント関連　29.1時間
証券会社、投資ファンド、投資関連　28.3時間
官公庁　28.0時間
総合電機、家電、AV機器　26.8時間
人材サービス　26.1時間
インターネット　26.0時間
通信、ISP、データセンター　25.8時間
機械関連　24.9時間
半導体、電子、精密機器　24.5時間
印刷、神・パルプ、書籍、パネル　24.2時間
教育、研修サービス　24.0時間
SIer、ソフト開発、システム運用　24.0時間
コンピュータ、通信機器、OA機器関連　23.9時間
医薬品、医療機器　23.7時間
クレジット、信販、リース　23.2時間
自動車、自動車部品、輸送機器　22.8時間
食品、飲料　22.6時間
生命保険、損害保険　22.4時間
銀行、信金　21.5時間
化学、石油、ガラス、セラミック　21.1時間
航空、鉄道、運輸、倉庫　19.8時間
日用品、化粧品　18.6時間
コールセンター、業務請負　18.4時間
小売　17.5時間
旅行、ホテル、旅館、レジャー　16.1時間
ファッション、アパレル、繊維　13.5時間