転職で不採用続きで落ち込んでいる・・・ そう悩んでいませんか?
結論。転職は落ちて当たり前なので気にしなくていいです。理由は7つあります→ 1.企業の理想が高い、2.実務スキルのマッチ度が重視される、3.優秀なライバルはごまんといる、4.社風が合わない、5.仕事のスタイルが合わない、6.優秀過ぎても落ちる、7.先に選考が進んでいる人で決まる。
今回は、5回転職してこれまでに500社以上落ちてきた僕が、転職は落ちて当たり前な理由と、選考通過率を上げるために大事なことを紹介します。
転職は落ちて当たり前!不採用でも落ち込む必要がない理由
1. 企業の理想が高い
企業の理想像は高いです。
たとえばITエンジニアのリーダーポジションを採用する場合、「30代までで、自分でJavaでプログラムを書くことができて、開発経験5年以上、かつ、5人以上のチームでPMかリーダー経験がある人、できれば在宅よりも出社してくれる人」のような理想的な人物像を描きます。
要は、要件がガチガチでピンポイント採用なんですよね。なので、要件にマッチする人がそもそも少ない。
2. 実務スキルのマッチ度が重視される
新卒はポテンシャル採用なので、やる気と可能性をアピールできれば受かりますが、転職の中途採用では即戦力採用なので、募集要件と実務スキルのマッチ度が重視されます。
これまでに経験している業界、これまでに経験している業務内容、実務スキルがどれくらいのレベルなのか・・・と、経験・実務スキルが募集要件にどれだけ合うか、妥協できる範囲かが合否のポイントになります。
3. 優秀なライバルはごまんといる
自分よりも経験・スキルが高い優秀な応募者はごまんといると思っておきましょう。
どれくらいライバルがいるかはイメージしにくいところですが、想像よりもずっと多いと思っておくと良いです。僕の会社でも、転職サイトの人気求人ランキングに入れば一瞬で100人以上から応募が来ます。軽く倍率が100倍以上になるということです。
4. 社風が合わない
どんなに経験・スキルがマッチしていても、社風(キャラクター・人柄)が合わないと落ちます。こればかりは仕方ないので諦めましょう。
5. 仕事のスタイルが合わない
募集要件を満たしても、仕事のスタイルが会社と合わないと落ちます。
たとえば、「とりあえず考えるより先に行動」「事前にしっかりリサーチし計画をしっかり練る」「アナログで体当たり式」「IT化・効率化」「個人プレー派」「チームプレー派」「リーダーシップを取りたい派」「黙々と作業派」「仕事きっちり定時退社派」「残業してでも目標達成に執着派」・・・など、仕事のスタイルが社風や配属先に合うのかも合否ポイント。
これも合わなかったり、合わせられなければどうしようもない部分なので諦めましょう。
6. 優秀過ぎても落ちる
優秀過ぎても落ちます。募集要件を全て満たしてるから合格!とならないんですよね。
「優秀だからうちの仕事はすぐマスターできると思うけど、すぐ物足りなくなって辞めちゃいそう」というのはよくある話。管理職経験がある人がメンバークラスの募集に応募したり、社内の管理者よりも優秀だったりなど、採用ポジションとのマッチ度が大事です。
7. 先に選考が進んでいる人で決まる
条件にマッチするし、社風も合うのに、先に選考が進んでいる人で決まったから落ちる、というパターン。要は、タイミングが合わないと落ちます。これも運なので、しょうがないです。
そもそも内定率は4%~5%という現実
マイナビ転職のデータで、各選考段階での選考通過率は以下のとおりです。
一次面接通過率 30%
最終面接通過率 50%
→100人応募して、内定が出るのが4~5人の計算です。
そもそも応募した会社に内定する可能性が4%~5%。転職活動はガチャでレアを引き当てるくらいのチャレンジということです。人気企業なら1%を切ることも。まさにSSRガチャですね(笑)
実際、僕も現在人材会社で新卒・中途採用に関わっていますが、職種や採用ポジションによって通過率が書類通過率20%、最終面接通過率70%など若干変わりますが、上記の数字はおおよそ当てはまるので覚えておいて損はないです。
転職で選考通過率を上げるためにできること
1. あらためて自己分析をする
あらためて自己分析をして、今の自分の適性や向いている仕事を把握することで選考通過率を上げることができます。

2. 転職の軸を見直す
業界・職種・希望条件を見直し、企業とのマッチ度を上げることで選考通過率を上げることができます。そのためには、自分の適性・経歴・スキルを最大限活かすにはどうしたらいいか?を考えて転職の軸を決めることが重要です。
転職では基本的に即戦力採用になるので、特に「経験したことがある業界」「経験したことがある職種や仕事内容」から仕事を選ぶことで選考通過率を上げることができます。
3. 落ちた理由を毎回分析する
落ちたら、毎回分析しましょう。転職サイト経由やホームページからの直接応募の場合は応募企業の担当者に聞いてみたり、転職エージェント経由の場合は担当のキャリアアドバイザーに聞いてみるのが良いです。
あとは、よくある落ちる理由の以下に該当しないか確認しましょう。
・そもそも応募要件を満たしているか
・ビジネスマナーで失礼がなかったか
・清潔感はあるか
・面接で質問に対する答えがズレていないか
・話が長すぎていないか
・退職理由など他責にしていないか
・短期離職がないか
・空白期間がないか
・表情や声が暗くないか
・書類に不備はないか
・熱意は伝わっているか
・逆に、熱すぎないか
面接前に鏡を見る、面接練習を録画してみる、転職エージェントを利用するなどで、対策が可能です。
まとめ:転職で落ちるのは当たり前なので切り換えが大事!
あらためてこの記事の結論。転職は落ちて当たり前なので気にしなくていいです。理由は7つあります→ 1.企業の理想が高い、2.実務スキルのマッチ度が重視される、3.優秀なライバルはごまんといる、4.社風が合わない、5.仕事のスタイルが合わない、6.優秀過ぎても落ちる、7.先に選考が進んでいる人で決まる。
ここまで紹介してきたように転職で落ちる理由は実力不足の場合もあれば、逆に優秀過ぎたり、タイミングや社風が合わないなどどうしようもない場合もあります。なので、転職は落ちて当たり前。なので、落ちたときは理由を分析することは大事ですが、気にしすぎないことも大事です。