やばい求人ってどんな求人?ブラック企業の求人票の特徴って何? そんな疑問ありませんか?
結論。やばい求人の見分け方は10個あります。
1. 給料が高すぎる・給料に幅があり過ぎる
2. 研修の名目で他の仕事をさせられる
3. 常に求人が掲載されている
4. 仕事内容がよくわからない
5. 少年漫画のように夢・希望・友情を謳っている
6. アットホームをやたら打ち出す
7. 求人票の写真がふざけている
8. 年間休日数が120日未満
9. 面接回数が1回
10. 誰でも良さそう
今回は、ブラック企業を2社経験した僕の経験談から、やばい求人の見分け方を紹介します。
こんな求人票は要注意!やばい求人・ブラック企業の見分け方
1. 給料が高すぎる・給料に幅があり過ぎる
「未経験でも入社3年で年収1000万を狙える」とか。
「想定年収250万〜1000万」とか。
フツーに考えて未経験ですぐにそんな稼げるわけないですよね。仮にそういう人がいたとしても、全社員の何%かっていう話。
想定年収は最低金額が提示される、で間違いないです。
給料条件はどんな条件をクリアしたらいくらになるのか、が納得できるまで確認を。
みなし残業制(固定残業制)になっていて給料が高い場合もあります。みなし残業の場合は、平均残業時間とみなし時間を超えた時の支払いについても併せて確認しましょう。
2. 研修の名目で他の仕事をさせられる
「バックオフィス募集なのに、研修の一環として営業を経験してもらいます」とか。
「使用期間中は派遣先で勤務してもらって成果が上がったら正社員になります」とか。
本当にそれ研修かよ?!と思ったら注意。
なぜそういう方針なのか?
研修後は確実に求人票に記載の職種になれるのか?
など、追求しておくことです。
3. 常に求人が掲載されている
これは有名なブラック企業求人あるある。
退職が激しいから年中求人が上がっている、というケース。
ただ、増員によるビジネスのためだったり、ベンチャー企業が事業拡大のためにメンバー募集していたりなどもあるので、募集の背景をよく確認しておきましょう。
退職に伴う人員補充が続けばブラック臭プンプンです。
4. 仕事内容がよくわからない
求人票を見ても仕事内容がよくわからない、大事なことなのに少ししか書いてない、などは注意。
僕がこの前見た求人だと、メンテナンススタッフ?みたいなふわっとした職種名で募集されていて、未経験でもこんなに活躍している先輩がたくさんいます!と未経験推し。
ふむふむ仕事内容は?と見ても、担当エリアの店舗のメンテナンスを行なっていただきます、みたいな軽い記述ばかりで詳しく書いてない。
で、読み進めると、求人の真ん中辺りに、ちょこんとシロアリチェック業務と書いてました(笑)
都合の悪さゆえに仕事内容が詳しく書かれてなかったり、そもそも何をするのかイメージが湧かない求人は注意です。
5. 少年漫画のように夢・希望・友情を謳っている
これもまた胡散臭い求人の代表格。
「夢」「友情」など、週刊少年ジャンプかよ!とツッコミたくなるキャッチコピーを使ってる会社は要注意。
やりがい搾取のブラック企業の可能性がある。
あと、社名に「夢」が付く会社も基本ブラックが多いです。
6. アットホームをやたら打ち出す
アットホームは行き過ぎるとブラックになる。
毎週飲み会、土日も会社の仲間と過ごす、会社のイベント多い、プライベートにも会社の人が介入など。
アットホームを言う会社って、ぶっちゃけ他に売りがないからアットホームと言うしかない・・・という会社も多いことを知っておきましょう。
7. 求人票の写真がふざけている
面白くもない、ふざけた社風を感じたらなし。
入社したら自分もやらされるのがオチです。
まともな会社なら自社の商品やサービス、社員の魅力など、会社のことを打ち出すもの。
でもそれじゃあ人が来ないからふざけて気を引こうっていう魂胆。
8. 年間休日数が120日未満
業界や会社によりますが、年間休日120日未満の会社は休みが少ないと言えます。
土日祝休みの完全週休二日制なら、52週×2日+祝日16日で年間休日120日以上になります。
→つまり、年間休日120日以上で探すのが無難です。
9. 面接回数が1回
面接回数1回と、少ない企業は注意。
不動産営業とか、ITエンジニアとか、客先常駐の求人とかでよく見るんですけど、人手が不足してるから誰でも良い可能性がある。
入社して研修やOJT、営業成績でどうせふるいにかけるので、面接は重視してないんですよ。
面接は企業を選ぶ場でもあるので、面接1回だけで判断しきれない。
職場見学をお願いしたり、配属先の社員と事前に会う機会を作ってもらって、実際に会ってから判断しましょう。
10. 誰でも良さそう
誰でも良さそうな求人は注意。
年齢不問、学歴不問、社会人経験不問など、採用ハードルが低く、誰でもいいから人手が欲しい!という雰囲気がある求人は注意です。
ブラック企業求人の回避法
1. 転職エージェントの保有求人を中心に応募する
転職エージェントはビジネスとして企業に人材を紹介することで報酬を得ています。
で、転職決定者が入社後すぐに退職すると、報酬の全額、または、一部を返金する補償契約となっている。
転職エージェントはブラック企業に人材を紹介してもすぐ辞めるので補償ラッシュとなり、利益にならない。
また、「あのエージェントはブラック企業を紹介してくる」と転職エージェントの名に傷がつく。
→転職エージェントはブラック企業への人材紹介を断っていることが多い。
なので、転職エージェントの求人、特に非公開求人を中心に応募することでブラック企業率がぐっと減ります。
2. 知人紹介・リファラル採用を狙う
応募企業の内情を知った人とのつながりで転職するのが最も安心ポイント。
実際、僕は2回リファラル採用で転職しましたが、事前に良い面も悪い面も聞いた上で転職できたので、入社後のギャップもなかったです。
リファラル採用枠の探し方ですが、リアルな友達に聞く他、勉強会やセミナーで新しく出会った人、友達の友達、X(旧Twitter)などのSNS上のつながりなど、案外ルートは多くあるものです。
僕の場合のリファラルは、リアルな知人と、たまたま参加したセミナーの講師でした。
3. ネット上のあらゆる評判を確認する
口コミサイトやGoogleマップでボロカス書かれてる会社は避けたいところ。こんな感じでネット上の評判を確認しましょう↓
・転職会議などの転職口コミサイト
・Googleマップの口コミ
・「企業名 評判」「企業名 口コミ」などで検索
・企業名で検索したときのサジェストキーワードにネガティブなものが含まれるか
・SNSで企業名を検索 など
口コミは退職者が書くし、人間関係など基本ネガティブなものとしてみた方が良いですが、パワハラ、セクハラ、違法行為など、コンプラ的にヤバい口コミがある会社は要注意です。
まとめ:ブラック企業は未然に防げる!
今回紹介したやばい求人の特徴・見分け方がこちら。
1. 給料が高すぎる・給料に幅があり過ぎる
2. 研修の名目で他の仕事をさせられる
3. 常に求人が掲載されている
4. 仕事内容がよくわからない
5. 少年漫画のように夢・希望・友情を謳っている
6. アットホームをやたら打ち出す
7. 求人票の写真がふざけている
8. 年間休日数が少ない
9. 面接回数が1回
10. 口コミが悪すぎる
そして、ブラック企業求人の回避法がこちら。
1. 転職エージェントの保有求人を中心に応募する
2. 知人紹介・リファラル採用を狙う
3. ネット上のあらゆる評判を確認する
ブラック企業の求人キャッチコピーについてまとめた以下の記事もあわせてご覧ください。
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