WebマーケターとWebデザイナーの違いは?どっちがおすすめ?

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こんにちは!Webマーケターのエラマサキです。

「WebマーケターとWebデザイナーの違いが知りたい」
「WebマーケターとWebデザイナーのどっちを目指せばいいか迷ってる」

この記事はそんな人に向けて書きました。

WebマーケターとWebデザイナーの違い、就職・転職難易度、どっちがおすすめなのかを解説しますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。

はじめに:WebマーケティングとWebデザインはセット

そもそもの話、「Webサイトを作ること」と「Webサイトを運用すること」はセットです。

WebマーケターがWebデザインを考えずにコンテンツを作っても成約率を上げることはできないし、WebデザイナーがWebマーケティングを考えずにWebサイトを作ってもアクセス数を稼げない。
どちらが欠けてもWebビジネスは機能しません。

なので、WebマーケターとWebデザイナーの両方に興味があるのは素晴らしいこと。
最終的にどちらもできる人になるのが理想的です。
そのためには、今の自分がなれそうなのはどっちか?をよく考えて、ファーストキャリアを始めることです。

WebマーケターとWebデザイナーの違い

WebマーケターとWebデザイナーの違いからお話しします。

Webマーケターとは

Webマーケターとは、Webを使って集客、販売、ブランディングを行う人のことです。

Webマーケティングには専門領域がいくつかあって、代表的なものがSEO対策、Web広告運用(Google広告、Yahoo!広告、Twitter広告、Facebook広告、YouTube広告など)、SNS運用などです。
それぞれの領域ごとにスペシャリストがいます。

  • SEOマーケター:SEO対策のスペシャリスト
  • Web広告マーケター:広告運用のスペシャリスト
  • SNSマーケター:SNS運用のスペシャリスト

Webデザイナーとは

Webデザイナーとは、Webサイトのデザインとコーディングを行う人のことです。

Webデザイナーはワイヤーフレームの作成、画像編集、デザインカンプの作成、プロトタイプの作成などを行います。
また、HTML・CSS・JavaScriptなどの言語でWebサイトをコーディングする仕事です。
ユーザー体験を向上させるためのWebサイトやアプリ画面のデザインを行うUI/UXをデザインするUI/UXデザイナーもあります。

  • Webデザイナー:Webサイトのデザイン、コーディングを行う
  • UI/UXデザイナー:UI/UXに特化したWebデザインを行う

WebマーケターやWebデザイナーにはどうやってなるの?

それぞれどうやってなるのか?ですが、以下のルートでなる人が多いです。

  • Webマーケター:大学でマーケティングを専攻した人、広告営業出身者、Webライター出身者、その他Web系専門職出身者、営業出身者
  • Webデザイナー:美術大学出身者、デザイン系専門学校出身者、 グラフィックデザイナー出身者、その他Web系専門職出身者

WebマーケターもWebデザイナーも完全未経験からなれます。

Webマーケターになるには?未経験からの転職ロードマップ
現役Webマーケターの管理人が、未経験からWebマーケターになるにはどうしたらいいのか?をロードマップ形式で解説します。

WebマーケターとWebデザイナーの就職・転職難易度

WebマーケターとWebデザイナーの就職・転職難易度について紹介します。

学習時間の目安で比較

Webマーケター/Webデザイナーになるために必要な学習時間の目安はそれぞれ160時間~200時間と同じです。

  • Webマーケター:160時間~200時間
  • Webデザイン:160時間~200時間

※テックアカデミー「Webデザインコース」「Webマーケティングコース」の学習時間の目安より

求人数で比較

未経験OKの求人数で比較すると、Webマーケター求人の方が7倍多いです。

  • Webマーケター:176件
  • Webデザイナー:25件

※2022年10月11日調べ
※転職サイトGreenにて、「Webデザイナー・UI/UXデザイナー」と「Webコンサルタント・SEO・SEM+マーケ・広告宣伝・販促・PR」を比較。いずれも「未経験歓迎」

未経験からWebデザイナーを目指すのは非常に狭き門になっています。

どっちが難しい?

WebマーケターもWebデザイナーもどちらも専門職であり、それぞれ求められるものが違うので一概には言えません。

ただ、僕の同期に話を聞く限り、どちらかと言うとWebデザイナーの方が知識や技術面で求められるものが多く難しい印象があります。
→デザインの原理を理解したうえで、Photoshopを使える・コーディングできるなど「実際に作れること」が求められる。
また、デザインセンスという職業適性も求められるため、そもそもWebデザイナーに向いていないと厳しい。

Webマーケターの場合、仕事で使うホームページ、ブログ、SNSの経験を作ることは簡単です。
成果を出すのは簡単ではないですが、「Webマーケティングをやったことがある」という経験を作るだけで就職・転職活動が有利になります。

WebマーケターとWebデザイナーはどっちがおすすめ?

今、知識もスキルも経験もゼロで始めるとしたら、WebデザイナーよりもWebマーケターをおすすめします。

ここまでお話してきたように、Webデザイナーへの就職・転職はハードモード。
Webデザイナーは良いWebデザインが作れるかの成果主義であり、デザインセンス面の職務適性も求められます。
また、Webデザイナーは未経験OKの求人数が少なく狭き門なのと、デザインについての知識がある美術大学や専門学校の出身者、デザインの実務経験があるグラフィックデザイナー出身者などライバルが強いためです。

Webマーケターになるのが超簡単な訳ではありませんが、身近なブログやSNSをやったことがあり、コンセプトをもって情報発信していたり、PV数などの成果があれば、未経験でも十分就職・転職可能です。
ブロガーやアフィリエイターが就職・転職活動のライバルになることも多いですが、幸い、めちゃくちゃ稼いでいるブロガー・アフィリエイターはWebマーケティング就職・転職は考えていません(笑)
そういう人たちはフリーランス派、副業派、企業派が圧倒的なので。
求人数もWebデザイナーと比べて多く、また、営業職などの異業種転職も叶いやすいことなどから、可能性が高いです。

進路に迷っている方は、まずは適職診断してみると良いです。
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あわせてWebデザイナーやWebマーケターで働く友人に詳しい話を聞いたり、転職のプロである転職エージェントに相談してみるといいです。
以下の記事に僕のおすすめ転職エージェントをまとめていますので、よければ転職エージェント選びの参考に使ってください。

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