Webマーケターとエンジニア(プログラミング)の違いって何?どっちがおすすめ? この記事ではそんな疑問に答えます。
僕はWebディレクター→Webマーケターと転職してきたので、エンジニアと身近に仕事をすることが多いです。
エンジニア仲間の話も踏まえてお話しできればと思います。
Webマーケターとエンジニア(プログラミング)の違い
まずはWebマーケターとエンジニアの違いについて説明します。
ざっくり言うと、WebマーケターはWebサイト/Webサービスに集客する・売上を上げるための施策を行う仕事、エンジニアはWebサイト/Webサービス(システム)を作る仕事です。
- Webマーケター:Webサイト/Webサービスに集客する・売上を上げるための施策を行う仕事
- エンジニア:サイト/Webサービス(システム)を作る仕事
Webマーケターの仕事内容
WebマーケターはWebサイト・Webサービスへの集客、売上を上げるための施策を行う仕事です。
代表的な施策として、SEO対策、Web広告運用、SNS運用、LP制作、サイト改善、メールマーケティングなどがあります。
- SEO対策
- Web広告運用
- SNS運用
- LP制作
- サイト改善
- メールマーケティング など
Webサイト制作・Webシステム開発とWebマーケティングはセットのため、WebマーケターはWebディレクター率いるWeb制作チームと一緒に仕事を進めることが多いです。
エンジニア(プログラミング)の仕事内容
エンジニアはWebサイト・Webサービス(システム)を構築する仕事です。
- Webサイト制作
- Webアプリケーション開発
エンジニアはWebディレクター、Webデザイナーとプロジェクトチームを組み、クライアント/自社の要望を叶える要件定義・開発・テスト・公開までを行います。
- 要件定義
- 開発(プログラミング)
- テスト(デバッグ)
- サイト公開/サービス公開
Webマーケターとエンジニア(プログラミング)の年収の違い
Webマーケターとエンジニアの年収を比較すると、Webマーケターの方が高いです。
- Webマーケターの平均年収:453万円
- Webサービスエンジニアの平均年収:424万円
- 全職種の平均年収:414万円
※doda平均年収ランキング2023年度版より
Webマーケター・エンジニア(プログラミング)の就職・転職難易度
エンジニアは第一にプログラミング適性があること、また、実務スキルが求められる点で難易度が高いです。
Webマーケターについては、誰でもなれる訳ではありませんが、ブログやSNSの運用経験とちょっとした成果を出せれば就職・転職できるため、難易度はエンジニアよりも低いと言えます。
就職・転職するまでの学習時間の目安
Webマーケター、エンジニアそれぞれの学習時間の目安で見ても、エンジニアの方が難易度が高いです。
- Webマーケターの学習時間の目安:160時間~200時間
- エンジニアの学習時間の目安:300時間
※テックアカデミー「Webマーケティングコース」「エンジニア転職保証コース」より
Webマーケター・エンジニア(プログラミング)になる方法の違い
Webマーケター・エンジニアには、それぞれ完全未経験からなる方法、そして、以下の就職・転職ルートが一般的です。
- Webマーケターになる方法:完全未経験、Webライター、広告営業、その他Web系専門職、異業種の営業職 など
- エンジニアになる方法:完全未経験、Webデザイナー、その他Web系専門職 など
Webマーケター・エンジニア(プログラミング)に向いている人の違い
Webマーケターに向いている人は戦略家な人、エンジニアに向いているのは職人気質がある人です。
- Webマーケターに向いている人:論理的思考力が高い、人の心理行動に興味がある、戦略を練るのが好き
- エンジニアに向いている人:プログラミングが好き、完成するまで諦めない人、こだわりが強い人
Webマーケターとエンジニア(プログラミング)はどっちがおすすめ?
Webマーケターとエンジニアはどっちがおすすめか?ですが、未経験から始めるなら、基本的に興味のある方から始めれば良いです。
- プログラミングに興味がある → エンジニアから始める
- Webマーケティングに興味がある → Webマーケターから始める
どちらから始めたらいいか迷っている人は、学習ハードルの低いWebマーケターから始めることをおすすめします。
Webマーケターの仕事になるSEO対策や広告運用やSNSは個人ブログや個人SNSの延長。
きっかけとして始めやすいはずです。
そして、ゆくゆくはWebマーケティングもプログラミングもできる存在を目指してください。
Webマーケター×プログラミングは現代において最強だからです。
「Webサービスを実現できる技術力」+「Webで集客・売上を上げられるスキル」があればどこにいっても通用します!
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