「ブラックなWebマーケティング会社の見分け方って何?」
「Webマーケティングのホワイト企業の探し方が知りたい」
そんな疑問ありませんか?
今回は現役マーケターの僕が、これらの疑問に答えます。今回紹介するコツを知っておけば、かなりの確率でヤバい会社を避けられるはずです!
そもそもWebマーケティングはブラック?結論:会社による
結論。どの会社に勤めるかで全然違います。Webマーケティングの仕事自体はホワイトですが、会社によってブラックになります。
想像してみてください。下請け・孫請けのクライアントワークが中心の中小のWebマーケティング支援会社に、スキルなしの未経験で入社して、担当クライアント数が多く、研修やフォロー体制がない中働いたとしたら・・・。
そりゃ激務で、給料も買い叩かれて、スキルもつかないだろうし、ブラック。やめとけ!となりますよね。
だからこそ会社の選び方が重要です。
Webマーケティングのブラック企業の見分け方
1. 商品・サービスに強みがあるか?
応募企業の商品やサービス内容に強み・魅力があるかを確認。業界内で知名度が高い、実績が豊富、他社にはない独自のソリューションを提供している、など、「この会社の強みはこれ」と思えるものあることが大事です。
2. プロジェクト体制はしっかり組まれているか?
応募企業のプロジェクト体制を確認。通常、案件ごとにプロジェクトチームが立てられて、仕事をしていきます。→チームリーダー(ディレクター)+制作メンバー(デザイナー、エンジニア)+Webマーケ施策担当といった具合です。
チーム体制の概念がなく、属人化している会社は要注意です。
3. どうやって案件獲得しているか?集客力はあるか?
Webマーケティング会社なのにWebで集客できていないのは説得力に欠けますよね。オウンドメディアでSEO集客している、広告やSNSで案件を獲得しているなど、集客方法は確認しておきたいところ。中には、テレアポや営業のように足を運ぶ・・・なんてこともあるので要注意です。
4. 取引先企業は安定しているか?
応募企業の取引先一覧もチェックしておきましょう。特にWebマーケティング支援会社の場合、大手・有名企業、官公庁など、取引先の安定性が経営に直結するので重要。
一般的に大手企業の案件、直請けの案件の方が企業予算が大きいため、会社の営業利益率が出せて良いです。
5. 給料幅があり過ぎないか?
給料幅があり過ぎないか確認。年齢や役職、勤続年数による年収が納得できるかを確認しましょう。
求人票を見て、特に説明もなく「年収300万円~1000万円」などと給料幅が開いている求人は要注意です。→高確率で300万円スタートになります。。
6. 残業時間はどれくらいか?
月の残業時間を確認。Webマーケターの残業時間は、dodaの平均残業時間ランキング(2023/1/16公開)の企画/管理系の仕事の平均値を参考にすると月間24時間前後。
これをベースに、実際どれくらい残業があるのか?はよく確認を。併せて繁忙期がいつか?も確認しておくと良いです。
7. 会社規模に対して採用人数が多すぎないか?
会社の規模に対して採用人数が多すぎないかを確認。急成長中のベンチャー企業や、広告代理店などを除いて、採用人数が多すぎるのは注意。
Webマーケティングはポジション数が少なく、1名のみ採用というのが普通のこと。それに対して、5人も10人も採用を出している会社は要注意です。
8. 会社訪問時にパワハラや怒鳴り声が聞こえてこないか?
会社訪問時にパワハラなどがなさそうか確認。面接やカジュアル面談時には、働いている環境を実際に見させてもらって、パワハラや怒鳴り声がないかを確認しましょう。あと、従業員の顔が沈んでいないか、職場にどんよりとした雰囲気が漂っていないか、などを確認。
9. 悪い口コミや評判はないか?
悪い口コミや評判がないかを確認。ネット検索や、ツイッター、掲示板、転職口コミサイトなどで応募企業の悪い噂/黒い噂がないかを見ましょう。
転職口コミサイトなら転職会議(登録無料)がおすすめです。
10. 離職率が高くないか?
Webマーケターを対象とした離職率データはないのですが、IT業界全体の離職率は『厚生労働省の雇用動向調査の令和3年上半期・情報通信業のデータ』で5%のため、Webマーケターも同程度と予測できます(全体の平均値8.1%よりも少ない値です)。
なので、Webマーケティング求人で離職率5%を大幅に超える場合は注意しておきましょう。
Webマーケティングの優良ホワイト企業の見つけ方
1. 口コミサイト、ネットでリサーチする
口コミサイトやネットで評判をチェックしましょう。
・転職会議(登録無料)などで会社名で検索し、1年以内の口コミを中心に見る
・[会社名 評判][会社名 口コミ][会社名 スペース]でネット検索
・Googleで会社名で検索し、「ニュース」タブを開いて見る
・グーグルビジネスプロフィールの評判・口コミを見る
・XなどのSNS上の評判
・掲示板での評判 など
2. 転職エージェントに企業の評判を聞く
転職エージェントに応募企業の評判を確認。なぜなら、転職エージェントは企業に独自取材をしていることが多く、過去の応募者情報や転職者情報も持っているから。気になる求人や面接が進んだタイミングで転職エージェントの担当者に評判を確認してみると良いです。
3. 自分の直観的に違和感がないかを確認する
自分の直観で確認。応募企業のホームページ、社長メッセージ、社員インタビュー、SNSアカウントを見たときや、会社訪問した時に働く環境、働いている社員、面接官の雰囲気などに「違和感がないか?」を確認しましょう。
選考もWeb完結する時代ですが、面接時は必ず1回は会社訪問、職場見学をすることをおすすめします。