自己啓発本は意味ない?7つの視点でメリット・デメリットを紹介

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自己啓発本は意味ない?それとも、読むべき? そう迷っていませんか?

結論。自己啓発本は人によってメリットにもデメリットにもなります。なので、自己啓発本のメリット・デメリットを知った上で自分にはプラスになりそうか?で読むか決めると良いです。

今回は転職5回、自己啓発本をこれまで数十冊読んできた僕の経験談から、自己啓発本を読むメリット・デメリットを7つの視点で紹介します。

1. 自己啓発本の効能は一時的なモチベーションアップ

自己啓発本の効能は、一時的なモチベーションアップです。

自己啓発本を読むと一時的にモチベーションが上がりますが、たいていの場合は1週間も経てばほぼ忘れてしまいますし、1か月後には何も残っていないことが多いです。人間の記憶力なんてそんなものなので、モチベーションが下がる度に読み直したり、新たな自己啓発本を探して読む必要があります。

あなたが自己啓発本を読むことで一時的でもメンタルが安定したり、仕事の意欲が上がって生産性が上がって仕事や日常生活に満足できるタイプなら、読む価値はあると思います。僕は30代では自己啓発本はほとんど読んでいませんが、20代の僕には有効でした。

2. 著者が凄すぎると逆にモチベーションが下がることがある

自己啓発本の著者が凄すぎると逆にモチベーションが下がることがあります。

この人は凄いけど、自分じゃ絶対無理…。と著者の経歴・実績に圧倒されてしまうパターンです。

あなたが頻繁にこう感じるタイプの人なら、自分に近い人や、凄すぎない手の届く範囲の人の著書を選ぶようにするか、それが面倒ならそもそも自己啓発本自体読まない方が無難かもです。

3. 自己啓発本を読めば読むほど迷子になる

自己啓発本を読めば読むほど迷子になる可能性があります。

この著者はこう言ってるけど、あっちの著者はこう言ってるし、いろんな人の意見を最大化しよう…などと考えるとやることだらけ、生活を変える必要があり過ぎてキャパオーバー。情報量が多すぎて逆に迷子になってしまう。何を目標にすればいいのか分からないパターンです。

あなたがこのタイプの場合、どの自己啓発本を読むか事前によく調べたり、著者のプロフィールをよく確認するなどして、自己啓発本を無駄に読み漁るのは避けたほうが良いです。

4. 自己啓発本を何冊読んでも行きつく先は同じ説

自己啓発本は色々ありますが、行きつく先はすべて同じ説。
それは、自己啓発本の原点とも言える「7つの習慣」です。

自己啓発本を何冊か読めば分かりますが、書いてあることはだいたい同じです→ ポジティブ思考が大事、自発性が重要、地道な努力・継続する習慣が成功の秘訣、逆算思考で考えよう、優先順位のつけ方を謝るな、徹底的なギブの精神が大事…などなど。

なので、自己啓発本を読むなら、聞いたことある本を読むか、本屋さんでジャケ買いしたもの、ネットでおすすめされてるものとか、究極どれでもいいので1冊だけ読んで、あとは実践に時間を使ったほうがタイパは良いです。

5. 他人の成功談や失敗談を教訓にするのには良い

自己啓発本は他人の成功談や失敗談を教訓にするのには役立ちます。

特に、自分がやりたいことが明確だったり、進むべき道が決まっている人には自己啓発本のこの使い方は有効です。

自分がやろうとしていることの実現可能性を探るために、自分のプロフィールに近い著者や、やろうとしていることをすでにやっている著者の自己啓発本を探してみると良いです。

6. 自己啓発本の再現性は低い

自己啓発本の多くは著者の主観からまとめられた伝記みたいなもの。なので、生い立ちや学歴、国民性や地域特性、経歴、時代背景、運、努力など本当に色んな要素が絡んで成功、または失敗したパターンが多い。

なので、本に書いてあることを真面目にやり込んだところで、そもそも再現性は高くないということです。

自己啓発本を読むときはこれを念頭に入れて読むべき。あとは自分の場合はどうか?を著者のやり方を真似しながら試行回数を増やしてみて、検証してみて、自分の場合の成功法則を見つけることが何より重要です。

7. 結局最後は自分次第

自己啓発本を読んだところで、当たり前ですが、結局最後は自分次第です。

自己啓発本に書いてあることを信じるも信じないも、やるもやらないも、あなた次第です。

本を読んで実践する人の割合は3%と言われています。ほとんどの人が読んで終わり。実践しません。なので、ただ読んで終わりにせずに、その場で実践する、自分なりに続けられる方法を考える、自分の場合の勝ちパターンを探るなど、トライできるかが重要です。