転職やることチェックリスト50

転職でやることを50個のチェックリストにまとめました。項目ごとにポイントを解説していますので、参考にしてもらえたらうれしいです。

目次

転職やることチェックリスト50(保存用)

転職やることチェックリスト

転職のゴール設定のやることチェックリスト

転職はゴール設定が大事です。「どんな人生にしたいか?」から逆算して考えていくのが良いです。この段階で転職の目的や理想の働き方を明確にできると後がスムーズです。

1. 「なぜ転職したいのか?」目的を明確にする

一番始めにやった方がいいのが「なぜ転職したいのか?」と、転職の目的を明確にすることです。

・新しい職種に挑戦したいのか?
・スキルアップしたいのか?
・キャリアアップしたいのか?
・給料や待遇を上げたいのか?
・現状に不満があるのか? など

「何となく転職したい」など目的があいまいだと長期化するので注意です。

2. 「自分の理想の働き方は何か?」を考える

仕事内容、給料、勤務地、勤務時間、休みの多さ、リモートワークできるなど、自分にとって理想の働き方は何か?を考えましょう。

3. 転職するメリット・デメリットを洗い出す

転職は得られるものと、失うものの両方があります。メリット・デメリットの両面で思いつくだけ書き出してみてください。転職するかの判断にもなります。

4. 転職の絶対条件を3つ決める

仕事内容、キャリア、一緒に働く人、給料など、転職で譲れない絶対条件を決めることが大事。

まずは希望条件をどんどん書き出してみて、最後に転職の絶対条件として3つに絞ると良いです。

転職条件を4個も5個もと増やしてしまうと、応募できる求人は限られ、タイミングを逃し、転職活動の長期化や妥協した転職になってしまう可能性があるので注意。

また、内定時はこの条件を満たすのか?を照らし合わせてみてください。

転職の事前準備のやることチェックリスト

転職は良い準備ができるかでほぼ勝負が決まります。しっかり準備しておくと、後がスムーズです。

5. 自己分析で「向いている仕事・会社」を把握する

自分に向いている仕事と会社を把握しましょう。

自分の適職と合う職場環境を知るにはミイダスのコンピテンシー診断を使うのがおすすめです。

6. 経歴・スキルの棚卸しをする

職種、役職、チーム、マネジメント経験、経験年数、資格、具体的な業務名、PC・ソフト・ツールなどの使用経験など経歴・スキルの棚卸しをしましょう。

7. 転職求人倍率など転職市場の情報収集をする

売り手市場なのか、転職求人倍率はどれくらいなのかなど、転職のしやすさを確認しておくと良いです。

8. 希望業界の景気動向など業界研究をする

ニュース、ビジネス記事、『業界地図』などを参考に、気になっている業界の景気動向や将来性について調べておきましょう。

9. 仕事内容や仕事スタイルなど職種研究をする

目指す職種の仕事内容についてよく調べておきましょう。仕事内容、身につくスキル・経験、キャリアプラン、将来性など。

10. 転職スケジュールは3か月は想定しておく

スケジュールは余裕を持って動くことが重要です。通常3か月、未経験なら半年くらいまで想定しておいた方が良いです。

理想の求人に出会うには運やタイミングもあるので、焦ると良いことはないので。未経験の場合は、事前に必須スキルを独学するなど準備に時間がかかるので半年〜1年くらいかけてしっかり準備するイメージが大事。

11. 仕事に必要な基礎知識を身につける(特に未経験の場合)

目指している仕事に必要な基礎知識・スキルは独学で身につけておきましょう。未経験の場合はアピールポイントにもなるので特にやっておいた方がいいです。

12. パソコン・スーツなど転職活動に必要なものを揃える

転職活動に必要なものを買い揃えましょう。パソコン、スーツ、カバン、靴など必要に応じてですね。

13. 転職エージェントに相談する

転職の初めに転職エージェントに希望年収が叶うか、業界動向、キャリアの相談などをしておきましょう。

転職エージェントは総合型、業界・職種特化型のどちらも使って、可能な限り多くの転職エージェントを使い、求人を集めると良いです。

僕も使っていたdodaは年齢・業界・職種問わずオールマイティにおすすめ。

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求人探しのやることチェックリスト

求人探しで大事なのは「あらゆる手段」を使うこと。

求人を探す先は転職サイトや転職エージェントだけではないので、友人・知人などリアルなつながりや、セミナー・勉強会などの新しい出会い、SNSなど手広く探すことが重要です。

転職サイト、転職エージェントなどは転職の早い段階で登録しておくと良いです。

14. 転職サイトに登録する

転職サイトは総合型、業界・職種特化型のどちらも使いましょう。

登録するサイト数は絞りすぎず可能な限り多く。転職サイトは職歴や希望を具体的に登録しておいて、メルマガ&スカウトをもらう使い方がおすすめ。

転職サイトと転職エージェントのどちらも使えるdodaがおすすめです。

15. 友人・知人の会社にリファラル枠がないか確認する

友人・知人のコネを使う方法。これは僕も利用した実際に有効な方法で、ITエンジニアなど友達つながり、お客さん繋がりで転職するのが比較的多い。

コネを使うと通常の選考ルートとは別枠で選考を受けられるので非常に有利です。

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16. 企業のホームページから直接応募する

転職サイトや転職エージェントを通さず、ホームページから応募するのも手。

効率の問題で、個別の企業から応募するパターンは優先度は下がるが、どうしても入りたい企業で転職サイトや転職エージェントなどで見つからなければありです。

17. ハローワークを使う

上記のパターン以外にも、ハローワークを使うのも一つの手。

18. セミナー・勉強会・SNSでも探す

IT・Web系など、セミナーや勉強会に参加したり、SNSでコネクションを作るのも手です。僕も未経験でWebディレクターになったときは、同じセミナーに何度も通い、セミナー講師と顔見知りになり、そこから面接→就職につながった経験がある。目指している職種にもよるが、これも有力。

求人応募時のやることチェックリスト

求人応募時は希望条件を叶えること、また、ブラック企業を回避することが重要です。

19. 自分の希望条件が叶う求人を探す

求人サイトで仕事を探す時は希望条件でフィルターをかけて探しましょう。1つ1つ詳細まで見る余裕がない場合は条件で絞り込んで出てきた会社にとりあえず応募しておく、でもOKです。

20. 求人票でやばい企業を除外する

求人票の段階でやばい会社はやばいニオイがぷんぷんしています。キャッチコピーや条件など、やばい会社の見分け方を知っておくと役立ちます。

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21. 応募企業の企業研究をする

ホームページ、ブログ、SNS、ニュースなどで会社概要、事業内容、自分がつく仕事のイメージをつけることが大事です。

就職四季報、転職サイト、企業のホームページ、転職口コミサイトなどで応募企業の会社データを調べておきましょう。

22. 口コミを確認する

口コミで良いところ、悪いところ、社風、キャリア、働き方などを確認。

ただし、退職者のコメントは基本的にネガティブな意見が多いので、鵜呑みにせず、あくまで参考程度に。また、古い口コミは現在と事情が違う可能性があるので、なるべく直近1年以内の口コミを見るようにしましょう。

口コミのチェックは転職会議などを参考に。

書類作成時のやることチェックリスト

転職活動で必須の履歴書と職務経歴書、業界や職種によって有効なポートフォリオの準備をしましょう。

23. 履歴書は写真の印象や空欄がないように好感度を意識して作る

履歴書は「会ってみたい」と思ってもらうのが大事です。そのためには以下の点を特にチェック。

・証明写真は高感度を持てる表情をしているか?
・空白期間(ブランク期間)なく記入したか?
・志望動機は応募企業に向けたものになっているか?

24. 職務経歴書は応募求人に経験・スキルがマッチするように作る

職務経歴書は経験とスキルの確認に使われる。なので、「応募職種に向けたスキルや経験を具体的に書いてあるか」が大事です。

求人票で求められるスキルを調べること、足りないスキルは「必須スキル」を中心に可能な限り独学して補うことです。

25. ポートフォリオはイメージ・成果・背景が伝わるように作る

Web系を始めとしたクリエイティブ系の転職でほぼ必須のポートフォリオ。

これまでの成果や実績をまとめた「実力の証明書」としてあったほうが断然良いです。

Webデザイナーなど、未経験で応募する場合でも自主制作した作品をまとめること。ただし学習教材で作ったものをそのまま出すのはNG。何らかアレンジして出すこと。

面接対策のやることチェックリスト

面接では応募職種に向けた内容を用意する。

具体性のない回答、的外れな回答、ネガティブな回答はNG。

「社風に合うか」も見られるので、服装や身だしなみも応募企業に向けて準備する。

26. 自己紹介は簡潔に経歴が伝わるようにする

自己紹介はこれまでの職務経歴を要約して伝えるように準備。これまでの経験職種と、今回の転職理由を自然なストーリーになるように話すと良いです。「自己紹介=生い立ちや趣味の紹介」ではないです、念の為。

27. 退職理由(転職理由)は納得感を出す

退職理由(転職理由)はキャリアアップや新しいことへの挑戦など前向きさ、説得力を出せると良い。もしくは家庭事情や長時間労働や休みが少ない、労働環境的な問題など、やむを得ない状況を伝える。

退職済みの場合は退職理由、現職で転職活動している場合は転職理由と呼ばれる場合があるがどちらもほぼ同じと捉えて良いです。

また、短期退職、転職回数の多さを突っ込まれる可能性がある。当時のやむを得ない状況を伝えたり、反省点や、改善点などを伝えて払拭できると良いです。

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28. 志望動機は応募企業に向けたものを伝える

志望動機はその会社であるべき理由を伝える。会社のビジョン、社長の言葉、会社の従業員に対する扱い、ビジネス内容、取り扱い製品・サービス、社員の方の言葉など、その企業で働きたい理由を伝えましょう。

未経験の職種への応募時は「その職種を目指している理由」と「その企業であるべき理由」のどちらも伝えましょう。

29. 自己PRは応募求人に向けたものを伝える

自己PRはスキルや経験、勉強していること、努力していることなどを応募職種に向けた内容で話す。目指している職種に求められる経験や能力、素質などをよく調べておくと良いです。

30. 5年後、10年後のキャリアプランを用意する

転職した後のキャリアもよく聞かれるのであらかじめイメージしておきましょう。[職種名 キャリア][職種名 キャリアプラン]などでググって調べておくといいです。

31. 逆質問を用意する

毎回必ず聞かれる逆質問も準備しておきましょう。仕事の始め方や一緒に働くメンバー、キャリアイメージなどについて、3〜5つくらい用意しておくと良い。

32. 髪型・服装など、身だしなみは清潔感を意識する

髪型、服装など、身だしなみはとくに清潔感を意識すること。

身だしなみは企業によって変わる。スーツで働く会社もあれば、オフィスカジュアル、服装自由までさまざまだからだ。迷ったらスーツで良い。

「私服で」と言われたら、ダボダボ、ゆるゆる、テロテロ、ダメージ系は避けて、清潔感を出す。ホームページやSNSでその会社で働いている人の服装を参考にするのも良い。

33. 直前にホームページは一通り見ておく

特に会社概要と事業内容、社長の言葉・経営方針などは要チェックです。

34. 適性検査(SPI・筆記試験)対策をする

SPIや筆記試験が併せて実施されることがあるので、軽くでも対策しておくと安心です。

内定時のやることチェックリスト

内定したら、焦らず、早とちりせずにしっかり最終確認をすることが大事です。

35. 雇用形態・給料・休日・定時など条件をよく確認する

内定通知書(条件通知書など)は内容をよく確認すること。

雇用形態、給料・休日・定時などの労働条件、入社日など、しっかり確認を。

36. 希望の絶対条件3つが叶うか改めて確認する

転職のゴール設定で決めた「転職の絶対条件3つ」は叶うのか?を改めて確認!叶わない場合、転職エージェントを通して交渉したり、直接応募の場合は自分で交渉してみる。

それでもだめなら妥協して働いてもいいか?近い将来希望が叶いそうか?で判断する。

37. 疑問点があれば確認してクリアにしておく

後で後悔しないために、気になる点があれば確認しておきましょう。

38. 内定承諾時はなるべく早く返事をする

当然ながら早い方が印象が良いです。とはいえ複数社並行していて迷っているなら、状況を伝えて少し考える時間をもらいましょう。

内定受諾後のやることチェックリスト

内定受諾後から退職までにやることのチェックリスト。引き継ぎに抜かりないように、また、円満退職を目指すことが大事です。

39. 退職を合意する

転職先が決まったら、退職の意思を上司に伝えます。いつ伝えるか?は就業規則も確認して規定をみておきましょう。法律的には最低14日前までに退職意思を伝えることで退職可能ですが、円満退職をすることが大事。

まずは口頭で、その後、『退職願』を提出する。退職の合意を得ましょう。

40. 退職日の調整をする

今いる会社との最後の調整を怠らないように。引き継ぎに支障のない日程で調整したい。

41. 引継ぎは漏れなくする

引継ぎは抜けなく漏れなくすること。引継書やデータ、ファイル、書類などは整理して、不備なく引き継ぐ。

42. 退職書類を受け取る

退職時にもらう書類をしっかりと確認を。離職票、雇用保険受給資格者証、源泉徴収票、年金手帳などがある。退職日以降に発行される場合もあるので要確認を。

43. 会社から借りているものを返却する

最終出勤日に、保険証、社員証、名刺、IDカード等を会社に返却することになる。有給を取る場合や、保険証を退職後も一時的に任意継続する場合は保険証の返却時期は要確認。

44. できるだけ円満退職する

いろいろな事情や心情があって退職すると思うが、退職では円満退社するに尽きる。転職先で一緒に仕事をすることや、次のビジネスにつながったり、場合によっては出戻り就職なんてことがあるから。最後まで大人の対応を心がけましょう。

先に退職する場合のやることチェックリスト

次の会社が決まっていない、入社日まで空いた期間があるなど、退職後ブランクが有る場合は保険や税金関連の手続きを忘れずに。

45. 最低3か月分の生活費を確保する

次の転職先が決まるまでの生活費として最低3か月分は生活費を確保しておきたい。

46. 失業保険(失業給付)の手続きをする

雇用保険の手続きをする。加入期間などの条件を満たせば失業給付をもらえる。退職したら最寄りのハローワークに連絡を。

47. 健康保険を切り替える

退職後は健康保険の手続きも忘れずに。任意継続、国民健康保険、家族の扶養に入るなどの方法がある。

48. 年金を納付する

退職後は年金の払込用紙が送られてくるので納付するのを忘れずに。

49. 住民税を払う

退職後は住民税の払込用紙が送られてくるので納付するのを忘れずに。

入社準備のやることチェックリスト

入社準備は主に書類の準備期間。必要な書類、記入する書類が多いので、不備がないようにしっかりと。

50. 内定受諾書・誓約書・入社時必要書類を提出する

・内定受諾書
・誓約書
・雇用保険被保険者証
・源泉徴収票
・年金手帳
・扶養控除等(異動)申告書
・給与振込先届書
・通勤経路を知らせる書類
・健康診断の結果
・身元保証書
・マイナンバーカード
・住民票
・免許証、資格証明書 など

期日までに必要書類の提出を。

さいごに

僕の経験上、会社選びは仕事内容や待遇も大事ですが「誰と働きたいか」がもっと大事。迷ったら「一緒に働きたいと思えるか」で選ぶと失敗しにくいです。

また、普段から仕事以外に趣味、恋愛などプライベートも充実させておくと、「人としての魅力」を磨けたり、思わぬ仕事の話がもらえたりするので、理想の転職が叶いやすくなりますよ。

自分の適職やストレス要因を知りたい時にはミイダスのコンピテンシー診断がおすすめ。めちゃ当たるのでまだ受けてない方は受けておくと良いです。

» ミイダスのコンピテンシー診断のレビューはこちら

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この記事を書いた人
マサキ

人材会社のマーケター。事務→事務→事務→営業→Webディレクター→マーケターと5回転職。人材業界歴は営業3年+マーケター4年の計7年。ブラックもホワイトも経験してきた体験談から「ホワイトに転職するための転職ノウハウ」を発信しています。

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