Webデザイナーはやめとけと言われる10の理由

PR

Webデザイナーはやめとけ?オワコン?後悔する? そんな疑問ありませんか?

結論。Webデザイナーはやめとけと言われる理由は10個あります→ 1.完全実力主義、2.労働時間が長くなりがち、3.年収が低い、4.副業・フリーランスはライバルが多い、5.地味な作業も多い、6.案件によっては成長できない、7.クライアントに振り回される、8.指示通りに渋々作る場面もある、9.常に勉強が必要、10.AIの進化で将来性が怪しい。

今回は、Webディレクター時代にWebデザインやコーディングも経験してきた僕が、Webデザイナーはやめとけと言われる理由を10選で紹介します。

Webデザイナーはやめとけと言われる理由

1. 完全実力主義

Webデザイナーは年齢に関係なく、未経験から始められるのが魅力ですが、Webデザイナーはデザイン力が求められる実力主義の仕事なので、キラキラした花形な仕事のイメージだけでいると相当ハードです。

ホームページやLPのデザイン、バナーデザイン、そして、Webページの構築するコーディング力など、Webデザイン力がないと仕事になりません。しかも、納期があるのでスピード勝負。

未経験からWebデザイナーになるなら、事前のデザイン基礎知識の学習や、PhotoshopなどでWebデザインを作れること、ホームページやLPをコーディングして作れるくらいのスキルが必須になります。Webデザインはある程度のセンスが必要なので、センスが絶望的に悪いと難しい。Webデザイナーは向き・不向きがハッキリ出る仕事と言えます。

2. 労働時間が長くなりがち

Webデザイナーの仕事は、新規キャンペーンサイトやLPの立ち上げや、広告バナーの作成、運用など、クライアント(インハウスの場合は自社)のビジネスに合わせたスケジュールで動くことになります。

急遽案件が発生したり、Webデザインに必要な商品画像や説明テキストがギリギリまでもらえなかったりと納期が短い案件が多い。また、複数の案件を並行して制作するのが普通なので、作業量が多くなりがち。結果、労働時間や残業時間が長くなります。

3. 年収が低い

Webデザイナーの平均年収はdodaのデータで361万円。Webデザイナーの平均年収は全職種の平均年収403万円、クリエイティブ系全体の平均年収374万円のいずれよりも低いです。

Webデザイナーで会社員で高年収を狙うには、Webデザイン力を磨くのはマスト。その上で、上級職のUI/UXデザイナーを目指したり、プライム案件が中心の制作会社や、インハウスWebデザイナーに転職するなどが必要です。

4. 副業・フリーランスはライバルが多い

Webデザイナーは副業・フリーランスの選択肢があるのが魅力的ですが、Webデザイン界隈は独学でちょっと齧っただけで参入できてしまうくらい参入障壁が低く、ライバルが多いです。
また、過去の取引実績や成果物の出来映え勝負になるので、仕事の受注が難しかったり、低単価の仕事をこなして信頼を積み上げる下積み期間が長くかかります。

5. 地味な作業も多い

Webデザイナー=デザインをがんがん作るクリエイティブな楽しい仕事のイメージがありますが、Webデザイナーは要件定義の確認、デザインガイドラインの作成、既存Webページの焼き増し、サイトのテキスト情報更新、デザインカンプに合わせたコーディングなど、地味な作業も多いです。なので、Webデザイナーにキラキラした仕事イメージが強い人は注意。

6. 案件によっては成長できない

Webデザイナーは現場で案件をこなしながらスキルアップしていくイメージが強いですが、会社や担当案件によっては、クリエイティブ力が鍛えられる新規のデザイン作成ではなく、既存サイトの運用がメインだったり、クライアントから支給された商品画像と原稿を流し込むだけの単純なWeb更新作業を行う場合もあります。

正直どの案件を担当するかの運でもありますが、こういった案件を担当することになるとスキルアップや成長はほぼできないので、業務外で努力する必要があります。

7. クライアントに振り回される

Webデザイナーはクライアントの依頼を受けてWebデザインを作る下請け的な仕事。

極論、働き方は全てクライアント次第で決まる。で、クライアントによっては方針がコロコロ変わったり、修正のラッシュ、中にはゼロから作り直しになったり、リリース直前の薬事法チェックで引っかかってお蔵入り・・・なんてこともあります。Webデザイナーはクライアントにめちゃくちゃ振り回される仕事です。

8. 指示通りに渋々作る場面もある

WebデザイナーはWebディレクターやエンジニアとプロジェクトチームを組み、Webディレクターの指示の下に動く仕事です。

具体的には、WebディレクターがWebデザインの要件をまとめつつ、ワイヤーフレームを作り、それをベースにWebデザイナーがWebデザインを作ります。
Webディレクターが力を持っている、クライアントの立場が強い場合など、たとえ方針がイマイチだったり、配色やテイストがやばい、ビミョーなレイアウトだったとしても、自分のアイディアや意見を反映できずに、渋々、制作を進める必要があります。んまー、ストレスですね。

9. 常に勉強が必要

Webデザインはどんどんトレンドが変わるし、最新のプログラミング技術やデザインツールが登場します。

なので、勉強しないと、まじであっという間に生きる化石と化します(笑)
Webデザイナーをする以上、常にデザインやプログラミングなどWeb界隈にアンテナを張りつつ、勉強してキャッチアップしていく必要があります。

10. AIの進化で将来性が怪しい

AIが急速に進化してきており、簡単にデザインできたり、コーディング作業が自動化されるなどの便利なツールが登場しています。

WebデザインならAIで良くね?という未来が近いです。なので、単にWebデザインを作るだけだと将来性が危うい。Webデザイン以外の付加価値を付ける努力がより求められます。

Web制作がオワコンと言われる理由と対策
Web制作がオワコンと言われる5つの理由と、Web制作をオワコンにしない3つの対策を解説します。

Webデザイナー適性を調べる方法

結論。Webデザイナー適性を調べるにはミイダスのコンピテンシー診断を受けるのがおすすめです。

ミイダスのコンピテンシー診断を受ければ、クリエイター適性が10段階評価で分かります。
僕の診断結果がこちら↓

ミイダスは無料で、Webデザイナー以外の適職診断にも使える神ツールなので絶対受けた方が良いです。

»ミイダス(無料)

ミイダスのコンピテンシー診断は当たる?結論:超当たる
5回転職した管理人が、ミイダスのコンピテンシー診断を実際に受けた結果と、メリット・デメリットを詳しく紹介します。

まとめ:Webデザイナーに向いてるのはWebデザインにかける熱い思いを持っている人

あらためてこの記事の結論。Webデザイナーはやめとけと言われる理由は10個あります→ 1.完全実力主義、2.労働時間が長くなりがち、3.年収が低い、4.副業・フリーランスはライバルが多い、5.地味な作業も多い、6.案件によっては成長できない、7.クライアントに振り回される、8.指示通りに渋々作る場面もある、9.常に勉強が必要、10.AIの進化で将来性が怪しい。

Webデザイナーは仕事が厳しいのに年収が低かったり、覚えることが多い、地味な作業も多いなど、華やかなイメージとは裏腹に厳しい仕事です。軽い気持ちだと確実に挫折します。なので、Webデザイナーには、人一倍、Webデザインにかける熱い思いを持っている人が向いています。