転職失敗しても人生終わりじゃない!どん底を経験した僕の失敗談と対処法

転職
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「転職失敗した。人生終わりかも・・・」
「転職失敗して詰んだ。気分がどん底・・・」
「転職して人生狂った・・・」

そう悩んでいる方向けです。

僕はこれまで5回転職していますが、20代の転職で数々の失敗を経験してきました。

今回は僕のこれまでの転職失敗談を紹介しつつ、失敗した時の対処法を紹介します。

結論:転職失敗しても人生終わりじゃない

転職で失敗したからといって人生終わりにはならないです。

僕自身、これまで5回転職しましたが、数々の失敗をしてきました。

一時期は確かに人生のどん底で将来が不安な時期もありましたが、今、こうして満足のいく仕事につけています。

僕の転職失敗談から紹介します。

僕が20代のときの転職失敗談

僕のこれまでの転職失敗談から、転職で失敗する理由を考察してみます。

1. 大企業志向による失敗

転職ではないですが、新卒で入社した企業での失敗談。

大学時代は大手、東証一部のキラキラしたイメージを就活と思ってましたが、これが失敗の原因。

人事の人や先輩社員として登場する人はどの人たちもキラキラ、華やかなイメージ。

がんばって就活をして、倍率300倍の東証一部・食品メーカーに入社。

ところが入社するとそのイメージは一変。
配属先は物流センターの事務。

物流センターは冷蔵庫なので、作業着を来て、ヘルメットと安全靴を着用して日々巡回して、出荷ミスや倉庫トラブル、商品トラブルなどを日々管理する仕事。

裏方の仕事であり、「華やか」「キラキラ」からはかけ離れていました。

なぜ大企業がいいのか?企業名以外に大企業を選ぶ理由はあるのか?仕事内容や勤務条件などは自分に合っているか?など、よく考えて会社を選ぶのが大事です。

2. 仕事内容が向いていなかった

2社目、3社目での失敗談。

当時の僕は「営業だけは嫌だ」という理由で事務の仕事を探していました。

2社目は化学メーカーの素材調達、3社目は建材メーカーの在庫管理と事務系の仕事に就職。

マルチタスク、細かいシステムの使い方、データ管理の仕方、度重なるメールでのやりとり、日程調整、検品、在庫管理、帳簿管理などを担当。

仕事をしている中で、「同時並行でなかなか覚えられない」「タスクの優先順位がわからず業務が滞る」などの問題が日々発生。

そもそも僕自身、マルチタスクや日々の納期に追われて対応する仕事が向いていなかったのが原因です。

自分の適性をよく考えて仕事を選ぶことが大事です。

3. 勤務地で失敗(転勤、通勤時間)

1社目(新卒)、3社目での失敗談。

1社目は地元、東京での勤務を希望していて東京エリア採用に応募して内定・入社。
しかし、実際入社してみるといきなり神戸に配属。
面接時に「東京で働けるよ」と言われて安心しきっていましたが、採用されたのは正社員総合職。
この雇用形態が転勤族であることを甘く考えていたのが原因でした。

3社目は希望の都内勤務だったのは良かったのですが、通勤時間がドアtoドアで1時間10分。
実際通勤してみるとこれがかなりのストレスに。
ちょっと遠そうだけど、電車の乗り替えがなく1本で通えるからと選んだのが失敗の原因でした。

「希望の勤務地で働けるか」とあわせて「自分が耐えられる通勤時間の限度」もよく考えて選ぶことが大事ですね。

4. 残業が多かった

2社目での失敗談。

2社目を選んだ時は、求人票に残業月5時間程度とあって何も気にせずに入社しました。
にもかかわらず、入社後は未経験の仕事をどんどん振られて、自分で消化しきれない状態に。

当時いた会社は残業する場合は当日の午前中までに事前申請が必要で、突発的な依頼や業務が発生して残業する日々。
月の残業時間は100時間を超えることもありました。

常に仕事のことが頭から離れず、寝ても覚めても落ち着かず、疲弊する日々。

体力的に限界だと思い退職。
業務内容に適性がなかったことや、スキル不足、フォロー体制が弱い環境などが原因でした。

適職診断をしたり、口コミサイトなどで社風もよく確認しておくのが大事です。

5. 給料で失敗(高い年収に飛びついた/給料が思ったより安かった)

1社目(新卒)、3社目、4社目での失敗談。

1社目の大手食品メーカーでは、給料や住宅手当などの待遇面は◎。
ただ、転勤族なのと仕事内容が裏方、完全年功序列の働き方が合わなかったのが失敗の原因でした。

3社目の建材メーカーでは、給料が◎。
業界、仕事内容が合わなかったのと、ゴリゴリの体育会系の社風が合わなかったのが失敗原因でした。

4社目は給料がかなり安かった。
中小の人材会社での法人営業で、初年度の年収は250万、2年目は300万くらい。

(短期退職が2回続いたこと、28歳で転職4回目であること、未経験で営業職に転職したなどの理由もあり、ほぼ新卒と同じ給料で入社。)

また、よく考えてみれば給料の高い・低いは業界や職種によるところが大きく、僕のいた業界は特に給料が安い業界だったのも原因でした。

給料は大事ですが、それ以外の仕事への適性や社風も大事です。
また、業界・職種ごとの平均年収はよく調べておくと良いです。

6. 会社名しか誇れるものがなかった

1社目(新卒)での失敗談。

「東証一部食品メーカーの○○株式会社に勤務」

誇れるのはそれだけ。
実際やっていた仕事内容は裏方の雑用だからスキルもないし、年功序列でキャリアもない、と社名以外に誇れるものがなかったです。

市場価値のあるスキルの習得ができるのか、キャリアアップや転職時に役立つ経験ができるのかも考えて仕事を選ぶことが大事です。

7. 業界が合わなかった

2社目、3社目での失敗談。

2社目は化学メーカー、3社目は建材メーカー。

業界知識や取り扱っている商材が横文字だらけで難しく、馴染みのない製品を扱っているなどの理由で、全く興味を持てなかったんです。

「事務」という職種だけで仕事を選び、「何となくメーカーだし良いや」と業界のことも調べずに選んだのが失敗の原因でした。

業界、商品、サービスに興味があるか/興味を持てそうかも考えて選ぶのが大事です。

8. 社風(人間関係)が合わなかった

2社目、3社目での失敗談。

2社目は電話や対面でのやりとりを非効率と考え、コミュニケーションのほぼ全てをメールで行う社風の会社。
冗談ではなく、本当に「おはようございます」「お先に失礼します」だけ声を発する日もあったくらい。
まだチャットが流行ってなかった時代は、会社のGmailでほぼ全てのコミュニケーションを行っていました。
自分は対面でのコミュニケーション向きだったので、メール文を作るとなると色々表現とか言いたいことを考えて人一倍時間がかかっていました。

3社目はゴリゴリの体育会系、仕事は個人主義の会社。
入社して1か月も経つと上司から「前任者はすごく仕事ができる人だった」「君には期待はずれだ」などと言われる日々。
困ったときの助け合いや、チームで仕事を達成するみたいな感じがなく、それぞれ自分の持っている仕事だけをひたすらこなすような個人主義の会社。
人間関係もギスギスしていて職場に行くのが嫌でした。

言うまでもなく、社風や人間関係は大事です。

9. 求められるスキルのレベルが高かった(スキル不足)

2社目、3社目での失敗談。

1社目は食品メーカーで物流管理事務の仕事。
新卒入社ともありスキルは求められず1から覚えていけば良かったので問題なかったです。

そして2社目は化学メーカーで素材の調達、3社目は建材メーカーで製品の在庫管理の仕事。

「同じ事務だろう」と思って転職したものの、実際は全く違う仕事だったので覚えるのも一苦労。
中途採用ともあり即戦力が求められる日々。
仕事をする上で業界知識も覚える必要がありキャッチアップに四苦八苦。
業界も職種も未経験の仕事に即戦力人材として飛び込んだのが失敗の原因でした。

「自分のできること」「業界知識」「職種知識」を活かせる仕事を選ぶことが大事です。

10. キャリアイメージがないまま転職した

僕の20代は特にキャリアイメージがなく転職を繰り返しました。

「営業は嫌だから事務」という理由で、物流管理→調達→在庫管理と事務系職種を転々。
何となく事務を選んだので1年先のキャリアイメージすら考えていなかったこと、事務でも専門分野が違うことをよく分からずに選んでいたのが失敗の原因です。

5年後、10年後にどんな仕事をしていたいのか?はある程度具体的にイメージして仕事を選ばないと、キャリアの一貫性がなく、職を転々とする経歴になる可能性があります。

ちなみに、事務系を3社経験したその後は、心機一転営業職にキャリアチェンジ。
これまでの短い職歴を払拭するために2〜3年はしっかりやろう、営業として成果を残そう、と思ってコミュニケーション力を上げるために心理学を勉強したり、提案力を上げるために資料作成術やライティングを勉強したりと、スキルアップ、キャリアアップするために日々努力しました。

結果的に法人営業3年→Webディレクター2年→Webマーケター(現在。1年〜)とキャリアチェンジしてきましたが、営業経験を活かせるWebディレクターの仕事、Webディレクター経験を活かせるWebマーケターの仕事、というようにキャリアを積みました。

将来のことはイメージしにくいですし、漠然としてしまいますが、そんなときでもせめて今の仕事、向こう3年くらいで達成したいことを描いておくと良いと思います。

11. 入社がゴールと考えていた

1社目(新卒)、2社目、3社目での失敗談。

新卒入社の大手食品メーカー、2社目の化学メーカー、3社目の建材メーカー、いずれも入社するまでに全力を注ぎました。
入社するために資格を勉強したり、その会社に合った職務経歴書を個別に作るなど「とにかく入社するまで」に全力をかけました。

これが別に悪いこととは思いませんが、それ以外の考えが足りなかったです。
業界や仕事やキャリアをよく考えていなかったため、入社後に何をやるのか、仕事のやりがいは何か、どうスキルをつけるか、どうキャリアを作るかなどを一歩踏み込んで考えていなかったのが失敗の原因でした。

「入社がゴールではない」ことに注意です。
むしろ入社してからがスタートなので、入社後どんなキャリアにしたいのかも考えておきましょう。

12. 転職活動中にスキルアップをしなかった

1回目の転職、2回目の転職での失敗談。

なんとなく事務で仕事を選んでいたため、必要なスキルが何かよく分かっていなかったのと、「仕事をしながら覚えればいいや」と思っていたこと、企業にとにかく応募することに意識が向いてスキルをつけようと思いもしなかったのが失敗の原因でした。

実際、2社目、3社目に入社時は業界知識もなく、求められるスキルレベルも高くて苦労。

事前に業界・職種について良く調べて、必要なスキルを知り、準備をしていたら少しは違っていたのかもしれません。

13. 先に退職した状態で転職活動をした

1回目、2回目、3回目の転職での失敗談。

20代は先に退職して転職活動をしていました。

1社目は神戸勤務だったし東京に戻ってから転職活動すれば良いやと考えていたこと、2社目、3社目は社風や人間関係が合わず短期退職。

先に退職していたことで、生活費が苦しくなったり、精神的な焦りから視野が狭くなり、内定が早く欲しいがために焦って決断したのが失敗の原因でした。

できるだけ現職中に次の会社を決めることが転職の定石です。

14. 短期退職をした

2回目、3回目の転職での失敗談。

社風や人間関係が合わずに2社目は半年で退職、3社目は3か月で退職しました。
2社ともに我慢できないくらいのストレスを感じ、社内に相談できる人もいない状態で体力的にも限界に近づいていたので、先に退職することを選びました。

転職活動ではそういった事情を話して納得してくれる企業もあったものの、とはいえ半年で退職、3か月で退職という経歴のキズは大きく残り、転職活動は難航しました。

短期退職はできるのであれば避けたいところです。

15. ブランク期間があった

1回目、2回目、3回目の転職での失敗談。

ブランク期間はそれぞれ3か月から半年くらい。
転職活動をしたり、休養期間、旅行などでのリフレッシュ期間に使っていました。

ブランク期間よりも2回続いた短期退職のほうが目についていたため、そこまで突っ込まれたわけではないですが、「退職してから今まで何をしていたのか」は結構な確率で聞かれました。

ブランク期間の過ごし方、納得してもらえる理由作りは大事です。

転職で失敗したときの対処法

1. 自分の向き不向きを知る

僕の経験上、自分の向き不向き、適職が分かっていなかったことが転職で失敗した大きな原因の1つでした。

就職活動の基本中の基本ですが、僕はこれが甘かったために多くの失敗を繰り返してしまった。

なので、自分のことをよく知ること。
まずはここをしっかりやることが大事です。

自分の適職を知るのにおすすめなのがミイダス(登録無料)
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【自己分析】ミイダスのコンピテンシー診断がおすすめな3つの理由
ミイダスの自己分析診断の特徴、メリット・デメリット、管理人の診断結果、おすすめな人まで紹介します。

2. 第三者にキャリア相談する

キャリアの悩みは自分だけで考えると視野が狭くなり、間違った判断になりがち。
実際20代の僕がそうでした。

なので、家族や友人、転職エージェントに相談して、客観的な意見をもらいながら、決めるのが良いです。
転職エージェントにキャリア相談するなら実績で選ぶと良いです。

僕のおすすめ転職エージェントは以下の記事にまとめました。

20代30代で使って良かった転職エージェントのおすすめ比較ランキング4選
5回転職した僕が20代30代で使って良かった転職エージェントの中からおすすめベスト4を紹介します。

まとめ:転職失敗しても人生終わりじゃないから大丈夫!

というわけで、この記事のまとめ。

結論、転職失敗しても人生終わりじゃない。

5回の転職で散々失敗してきた僕でも人生終わってません。
何だったら、5回転職した今が人生の絶頂期にいる。

なので、転職に失敗したとしても、今からでも逆転できます!
自分を信じて、がんばりましょう。

僕も応援しています。