Webデザイナーは後悔する、やめとけと言われる10の理由

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Webデザイナーは後悔する?やめとけ? Webデザイナーに興味があるけど目指すべきか迷っていませんか?

今回は、Webディレクター→Webマーケターと経験し、本業でWebデザインも担当している僕が、Webデザイナーは後悔する、やめとけと言われる理由を10個紹介します。

1. 完全実力主義

Webデザイナーは年齢に関係なく、未経験から始められるのが魅力ですが、Webデザイナーはデザイン力が求められる実力主義の仕事なので、キラキラした花形な仕事のイメージだけでいると相当ハードです。

ホームページやLPのデザイン、バナーデザイン、そして、Webページの構築するコーディング力など、Webデザイン力がないと仕事になりません。しかも、納期があるのでスピード勝負。

未経験からWebデザイナーになるなら、事前のデザイン基礎知識の学習や、PhotoshopなどでWebデザインを作れること、ホームページやLPをコーディングして作れるくらいのスキルが必須になります。Webデザインはある程度のセンスが必要なので、センスが絶望的に悪いと難しい。Webデザイナーは向き・不向きがハッキリ出る仕事と言えます。

2. 労働時間が長い

Webデザイナーの仕事は、新規キャンペーンサイトやLPの立ち上げや、広告バナーの作成、運用など、クライアント(インハウスの場合は自社)のビジネスに合わせたスケジュールで動くことになります。

急遽案件が発生したり、Webデザインに必要な商品画像や説明テキストがギリギリまでもらえなかったりと納期が短い案件が多い。また、複数の案件を並行して制作するのが普通なので、作業量が多くなりがち。結果、労働時間や残業時間が長くなります。

3. 年収が低い

Webデザイナーの平均年収はdodaの2023年版のデータで360万円。全職種の平均年収414万円、クリエイティブ系全体の平均年収383万円よりも低いです。

Webデザイナーで会社員で高年収を狙うには、Webデザイン力を磨くのはマスト。その上で、上級職のUI/UXデザイナーを目指したり、プライム案件が中心の制作会社や、インハウスWebデザイナーに転職するなどが必要です。

4. 副業・フリーランスでもライバルが多い

Webデザイナーは副業・フリーランスの選択肢があるのが魅力的ですが、Webデザイン界隈は独学でちょっと齧っただけで参入できてしまうくらい参入障壁が低く、ライバルが多いです。

また、過去の取引実績や成果物の出来映え勝負になるので、仕事の受注が難しかったり、低単価の仕事をこなして信頼を積み上げる下積み期間が長くかかります。

5. 地味な仕事が多い

Webデザイナー=デザインをがんがん作るクリエイティブな楽しい仕事のイメージがありますが、Webデザイナーは要件定義の確認、デザインガイドラインの作成、既存Webページの焼き増し、サイトのテキスト情報更新、デザインカンプに合わせたコーディングなど、地味な作業も多いです。なので、Webデザイナーにキラキラした仕事イメージが強い人は注意。

6. 成長できるかは担当案件次第

Webデザイナーは現場で案件をこなしながらスキルアップしていくイメージが強いですが、会社や担当案件によっては、クリエイティブ力が鍛えられる新規のデザイン作成ではなく、既存サイトの運用がメインだったり、クライアントから支給された商品画像と原稿を流し込むだけの単純なWeb更新作業を行う場合もあります。

正直どの案件を担当するかの運でもありますが、こういった案件を担当することになるとスキルアップや成長はほぼできないので、業務外で努力する必要があります。

7. クライアントに振り回される

Webデザイナーはクライアントの依頼を受けてWebデザインを作る下請け的な仕事。

極論、働き方は全てクライアント次第で決まる。で、クライアントによっては方針がコロコロ変わったり、修正のラッシュ、中にはゼロから作り直しになったり、リリース直前の薬事法チェックで引っかかってお蔵入り・・・なんてこともあります。Webデザイナーはクライアントにめちゃくちゃ振り回される仕事です。

8. 自分のアイディア、意見が通らないことも多い

WebデザイナーはWebディレクターやエンジニアとプロジェクトチームを組み、Webディレクターの指示の下に動く仕事です。

具体的には、WebディレクターがWebデザインの要件をまとめつつ、ワイヤーフレームを作り、それをベースにWebデザイナーがWebデザインを作ります。

Webディレクターが力を持っている、クライアントの立場が強い場合など、たとえ方針がイマイチだったり、配色やテイストがやばい、ビミョーなレイアウトだったとしても、自分のアイディアや意見を反映できずに、渋々、制作を進める必要があります。んまー、ストレスですね。

9. ハードな勉強が必要

Webデザインはどんどんトレンドが変わるし、最新のプログラミング技術やデザインツールが登場します。

なので、勉強しないと、まじであっという間に生きる化石と化します(笑)

Webデザイナーをする以上、常にデザインやプログラミングなどWeb界隈にアンテナを張りつつ、勉強してキャッチアップしていく必要があります。

10. AIで将来性が怪しい

生成AIが急速に進化してきており、簡単にデザインできたり、コーディング作業が自動化されるなどの便利なツールが登場しています。

WebデザインならAIで良くね?という未来が近いです。なので、単にWebデザインを作るだけだと将来性が危うい。Webデザイン以外の付加価値を付ける努力がより求められます。

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