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森岡毅さん流TCL自己分析とは?やり方まとめ

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ベストセラー『苦しかったときの話をしようか』の著者・森岡毅さんが提唱するTCL自己分析って何?どうやってやるの?

・・・という方向けに、この記事では、森岡毅さん流のTCL自己分析の特徴と、具体的なやり方、タイプ別の適職をまとめました。

森岡毅さん流TCL自己分析とは?

森岡毅さんが著書『苦しかったときの話をしようか』の中で提唱している自己分析方法「TCL分析」とは、自分の強みを好きなことの中から見つける自己分析メソッドです。

自分がこれまでの人生で経験してきた「楽しいこと」を洗い出し、T・C・L(考える力・人と繋がる力・リーダーシップ力)に分けることで、自分の強い分野を自己分析します。

森岡毅さん流TCL自己分析のやり方

1. 人生で自分が楽しかったことを書き出す

まずは、これまでの人生で自分が好きなことをできるだけ多く書き出します。目安は、最低50個~多くて100個です。

好きなことを書き出す際のポイントは、好きなことを「動詞」で書くこと。具体的にはこんな感じ↓

×「ワンピースが好き」 ←作品が魅力的なだけなのでNG
〇「ワンピースを考察するのが好き」 ←考えることが好きなのでOK

好きなことは、「ポケモン対戦のチーム編成を考えるのが好き」「ドラクエモンスターズで戦略を考えるのが好き」など、内容が重複してもOKなので、とにかく書き出していきます。

2. T・C・Lに分類する

上記で挙げた好きなことを、T・C・Lの3つのカテゴリに分けます。

TCLの意味と特徴はこちら↓

T:Thinking(考える力・戦略性)
考える、問題を解く、議論する、戦略を考える、計算する、勉強する、研究する、分析するなどが好き。

C:Communication(伝える力・人と繋がる力)
友達が増える、人と会う、話す、話を聞く、多くの人と繋がる、人が集まるところに行く、人を紹介するなどが好き。

L:Leadership(変化を起こす力・人を動かす力)
達成する、挑戦する、仕切る、自分で決める、人を引っ張る、責任のある役割を担う、人の世話をするなどが好き。

「食べることが好き」「寝ることが好き」など、誰もが当てはまるものは除外します。

3. 最も多く出た項目が自分の強みのタイプ

分類したTCLで最も多く集まった項目が自分の強みのタイプです。

例えばこんな感じ↓

Tが突出して多い
→考える力がめちゃ強いタイプ。コミュニケーションやリーダーシップは苦手。

TとLが同じくらい多い
→考える力とリーダーシップがどちらも強いタイプ。コミュニケーションは苦手。

TとCとLがほとんど同じ
→バランス型

といった自己分析ができます。

TCL自己分析のタイプ別の適職例

Tタイプの適職の例

金融系、コンサルタント、研究職、士業、アナリスト、企画・マーケティングなど

Cタイプの適職の例

プロデューサー、営業職、PR・広報、ジャーナリスト、政治家など

Lタイプの適職の例

管理職、経営幹部、経営者、プロジェクトマネージャー、各種リーダーなど

まとめ:森岡毅さん流TCL自己分析は就活生や20代におすすめ

今回紹介した森岡毅さん流のTCL自己分析は、自分の好きなことの中から強みを見つける自己分析方法です。TCL分析のやり方は、好きなことを洗い出す→TCLに分類して自分の強みを割り出す、というとてもシンプルです。

森岡毅さん流TCL自己分析は、自分の好きから強み→適職と考えることができるので、社会に出る前の就活生や、社会人経験が浅い20代など、働くイメージが湧きにくい人に特におすすめです!

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