「30代で転職活動してるけど書類選考が通らない・・・」
そんな悩みがある方向けに書きました。
今回は30代で2回転職した僕が、30代の転職で書類選考が通らない理由と対処法を紹介します。
30代の転職で書類選考が通らない理由
1. 他者に競り負けている
まず、他者に競り負けている可能性が考えられます。
他にもっと良い人がいた、ということです。
転職では、新卒のように数十人、数百人の採用ということがないので、たった1人の採用枠に応募者が殺到する、ということが起きます。
2. 経験・スキルが求める人物像に合っていない
経験・スキルが求める人物像に合っていないと書類選考で落ちます。
30代は基本的に即戦力採用。20代のようにポテンシャル採用はされない（されにくい）ので、未経験応募は不利です。特に、職種の壁が大きいので、未経験の職種への応募は入社難易度が上がります。
3. キャリアビジョンが合わない
キャリアビジョンが合わないと書類選考で落ちます。
たとえばこんな感じです↓
・企業は管理職を求めているのに、自分はプレイヤーで働きたい
・企業はゼネラリストになって欲しいのに、自分は1つの分野の専門性を伸ばしたい
4. 定着の懸念がある
定着の懸念があると書類選考で落ちます。
たとえばこんな人です↓
・1社当たりの勤続年数が短い
・転職回数が多い（多いと判断される転職回数は会社による）
・業界や職種がコロコロ変わっている
・短期離職をしている
・現在離職中の人は、先に退職している理由 など
5. 志望度が低いと思われる
志望度が低いと思われると書類選考で落ちます。
たとえばこんな人です↓
・志望動機がどの会社でも使える内容
・他社の志望動機が書かれている
・未経験の場合、応募求人にどう貢献してくれるのか分からない
・誤字脱字や日付が間違っているなど、書類に不備がある など
6. 書類の好感度が低い
書類の見た目の好感度が低いと書類選考で落ちます。
こんな時です↓
・履歴書の写真の人相が悪い、表情が暗い
・文章が分かりにくい
・手書きで文字が汚い
・職務経歴書が読みにくい
・職務経歴書で成果がわからない
応募書類は、面接官に興味を持ってもらわないと細かく読んでもらえません。そのために、書類の見た目上の好感度が大事です。
30代の転職で書類選考が通らないときの対処法
書類選考で通らない理由別の対処法は以下になります。
1. 応募数を増やす
転職は採用枠が少ないのと、人気求人などはライバルが多いので、シンプルに応募数を増やすことが有効です。
2. 経験を活かすことを考える
30代からは即戦力採用がメインになるので、自分の経歴を活かせる求人に応募することが重要です。経験職種や経験業界を活かせる求人に応募することです。ベストは業界と職種の経験がある求人。それが難しければ、経験したことがある職種の求人を狙いましょう。
キャリアに迷っている方は自己分析からやり直したほうがスムーズです。
3. 求める人物像をよく確認する
キャリアビジョンが合わないときは、求める人物像や会社側の期待感をよく確認することです。
4. 定着懸念を払拭する
まず、現職中の人は、在職中に転職活動しましょう。また、転職エージェント経由で応募して退職理由や経歴面の変化をネガティブにならないようにフォローしてもらうことが有効です。
5. 志望企業のみに使える志望動機を作る
まずはその会社のみに使える志望動機になっているか確認を。未経験の場合は過去の経験・スキルをどう活かせるのか具体的に書く、誤字脱字は音読してみる＋転職エージェントに添削してもらう、毎回書類を最新化する、などが重要です。
6. 履歴書・職務経歴書で「会ってみたい」と思わせる
履歴書や職務経歴書で「会ってみたい」「貢献してくれそう」と思えるか、まずはセルフチェック＆ブラッシュアップしましょう。
以下の記事を参考にしてください。
