Webディレクター転職の面接でよくある質問と回答例!未経験者必見

Webディレクター転職
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元Webディレクターの管理人が、Webディレクター転職の面接でよくある質問と回答例、面接のポイント、逆質問の仕方を解説します。

未経験からWebディレクターになるには?独学・転職ロードマップ
元Webディレクターの管理人が、未経験からWebディレクターになる方法を徹底解説。再現性の高い独学・勉強ロードマップを紹介します。
目次

Webディレクター転職の面接でよくある質問と回答例!未経験向け

志望動機

志望動機は「現在の会社では叶えられないことを、応募企業で叶えたい」というストーリーで伝えるのが基本です。

Webディレクター未経験の場合は、Webディレクターに興味を持ったきっかけ→応募企業であるべき理由→自己PRの順に伝えるのがセオリーです。

1. Webディレクターに興味を持ったきっかけ
2. 応募企業であるべき理由
3. 自己PR

強みはなんですか?(自己PR)

Webディレクターの広い業務の中での強みを聞かれています。
未経験の場合、Webディレクターの業務に活かせるリーダーシップ、コミュニケーション能力、マネジメント経験、予算管理力、外注コントロール、スケジュール管理力、提案力、目標達成力などを前職の経験から伝えることで十分アピール可能です。

Webディレクターに向いている人・向いていない人の特徴まとめ
元Webディレクターの管理人が、Webディレクターに向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。

転職理由は何ですか?

Webディレクターに転職したいと思った理由を答えましょう。
Webディレクターに興味を持った理由、現職(前職)では叶えられない理由を答えるのが定石です。
「なぜWebディレクターなのか?」を明確に答えられるようにしましょう。

予算の交渉経験はありますか?

予算管理はWebディレクターの重要業務の一つ。
たいていの場合、クライアントの予算は限られていて、その中でどこまで良いものを作り出すかが重要な仕事。
時に追加で予算をもらわないと制作ができないこともあり、予算を交渉するケースもしばしば。
そんな経験があれば話すと有利です。
未経験でも、営業などで予算/金額の交渉経験があれば大いに活かせます。

マネジメント経験はありますか?

人・予算・スケジュールの管理。
Webディレクターには欠かせないスキルです。
担当した案件について具体的な数字を使って回答しましょう。
未経験の場合でも、これに類似する何らかの経験を当てはめて応えると良いです。

キャリアプランを教えて下さい

Webディレクターは職務領域が広いため、あなたのキャリア方針の確認。
また、すぐにやめてしまわないことの確認で聞かれます。
そのためには、2〜3年単位で運用ディレクション→制作ディレクション→企画ディレクション→Webプランナーなど、職務領域を広げていくようなキャリアを描いておくと良い。
5年先の未来くらいまではイメージできていると良いです。
「将来の夢」と聞かれた場合も回答の方針は同じです。

仕事をする上で心がけていることは何ですか?

Webディレクターになるにあたり、どんな仕事をしてくれそうか?どんな価値観を持っているのか?を聞かれています。
自身の仕事に向き合う姿勢を答えましょう。
クライアントファースト、ユーザーのことまで考える、自社の売上意識も忘れないなど、ビジネス・売上につながる回答だとグッド。
特にない場合でも、日々最新の情報をインプットしているとか何かしら前向きな(採用したくなるような)回答をしましょう。

CMSの使用経験はありますか?

使ったことがあれば、CMSの名称とどんな使い方をしたことがあるのかを答えましょう。
仕事で使ったことがあればベストですが、個人レベルでも問題ないです。
WordPressやMovable typeなどの有名なCMSは使ったことがあるかよく聞かれます。

Webデザインの経験はありますか?

自分でWebデザインをしたことがあるのか?ない場合でも、知識レベルとしてどれくらいか、Webディレクションするときに気をつけているポイントなどを答えましょう。
レスポンシブデザインではここを意識している、LP作りで工夫していること、UI/UXはこういう手順で考えているなど、Webデザインをするにあたり大事にしている点を応えると具体的で良いです。

コーディングの経験はありますか?

自分でコーディングをした経験や、コーディングはしたことがなくても知識レベルとしてどれくらいあるのか?Webディレクション時はどうしているのか?を応えましょう。
SEOも意識している、サイトのパフォーマンスを上げる点を重視しているなど、業務における重点ポイントも伝えると具体的で良いです。

今後身に付けたいスキルはなんですか?

今身に付けたいスキルを答えましょう。
デザイン、コーディング、バックエンド、SEO、広告、SNS、動画など、Webに関する技術であれば何でも構いません。
その理由とともに回答しましょう。

注目しているWebサービス、やってみたいサービスはありますか?

情報収集力、興味・関心を聞かれています。
答えはないので、知っているサービスや、応募している会社のサービスを理由とともに答えると良いです。
日々情報収集しておくといいです。

転職で重視していることはなんですか?

転職は現状からの脱却。
次に叶えたいことは誰もがあるはずです。
回答方針はその会社の社風によりますが、仕事に関することを答えるのが無難です。
仕事内容、担当できる業界や案件、職種、キャリアのことなどから回答しましょう。
※残業が多い、激務できつい、人間関係が悪いなどのネガティブな理由は応募している会社でも発生する可能性があるのでそのまま伝えるには諸刃の剣です。

長所と短所はなんですか?

よくある質問です。
長所と短所は表と裏の関係にあるので、対で答えると良いと思います。
短所を答えるときは補う努力をしている点も忘れずに。
(例)長所:目標達成力、短所:頑固なところ、他人に意見を取り入れるように工夫している。

周囲からどんな人と言われますか?

周りの目と、面接官が今感じていることのすり合わせで聞かれています。
あとは、本人がそれをどう認識できているのかの確認です。
何でも良いですが、強みにつながるものを答えましょう。

打たれ強さはありますか?

Webディレクターはタフな仕事。
精神的、肉体的にハードな場面があります。
それを乗り切れるかの確認です。
過去に辛かった経験と、克服した方法をエピソードとともに答えるといいです。
事前に考えておきましょう。

どんな時にやりがいを感じますか?

あなたの価値観の確認に聞かれています。
正解、不正解はないので自分が達成感を感じる瞬間を答えれば大丈夫です。
無事納品できたとき、担当案件で売上に貢献できたとき など。

休日は何をして過ごしていますか?

これもたまに聞かれる質問なので載せておきました。
模範解答は、休日もWebに関する知識・技術を磨いていることです(笑)
とはいえそれも難しいと思いますので、自分なりの息抜きの方法や家族・友人とのコミュニケーションなどを伝えても大丈夫です。

気になるニュースはありますか?

情報収集力とどの分野に興味・関心があるのかを聞かれています。
Web業界に関係するものを答えられるといいです。
また、実際に試してみたこと、いま取り組んでいることなどがあればそれも答えることでモチベーションの高さをアピールできます。

Webディレクターの面接のポイント

Webディレクターの面接のポイントは「職務領域」を意識することです。
なぜなら、Webディレクターと一口に言っても専門が異なるから。
Web制作会社、事業会社で求められる人物像が違ったり、業務領域が企画・マーケティング寄りなのか、デザイン・アート寄りなのか、システム寄りなのかなど、会社によって役割や求められることが違います。
求人に書かれている仕事内容をよく見て、そこにマッチする回答をすることが大事です。

Webディレクターの面接で逆質問すると良いこと

面接官が逆質問をする理由は、応募の熱意や積極性などを通じて「やってくれそうか」を見るためです。

その他、応対を通じた質問力、コミュニケーション能力、価値観を見るために行われます。
では、逆質問では何を聞けばいいのか?
以下の例で見ていきましょう。

未経験からWebディレクターとして入社された方はいらっしゃいますか?

未経験からWebディレクターを目指している場合、前例があるかの確認をするための逆質問。
前例がある場合、何人ぐらいいるのか?今はどんな役割を担っているのか?など具体的に聞いておくとキャリアのイメージができて安心です。

入社後はどんな仕事からスタートしますか?

入社後の流れをイメージするための逆質問。
毎回聞くといい質問です。

配属先の部署はどんなメンバー構成ですか?

一緒に働く仲間をイメージするための逆質問。
人数や男女比、年齢、役割分担など、自分の描く働き方のイメージに近いのかを確認しましょう。

案件はどんな体制で進めていますか?

プロジェクトを進めるチーム体制を確認するための逆質問。
多すぎず、少なすぎず、無理なく仕事ができそうか、自分のキャパ的に丁度良さそうかを確認しましょう。

一人のWebディレクターが担当する案件数はどれくらいですか?

仕事量をイメージするための逆質問。
案件数と、仕事の範囲、難易度の確認をしておくと安心です。

どんな業界の案件が多いですか?

自分の興味ある分野の仕事ができそうかを確認するための逆質問。
全く興味を持てない分野だと厳しいかもしれません。

使用するOS、ソフト、オフィス環境などについて教えていただけますか?

WindowsかMacかは大事ですね。
これまでの自分の環境についても触れながら、どちらか選べるのか?も聞いてみましょう。

入社前に学習しておくと良いことなどがあれば教えていただけますか?

入社意欲・熱意を示すことができる逆質問。
鉄板ですね。
迷ったらこれを使いましょう。

1日の仕事の流れを教えていただけますか?

応募している会社での仕事のイメージをつけるための逆質問。
併せて残業時間も聞くといいです。

教育に力を入れているなど、何か取り組まれていることはありますか?

応募している企業の風土の確認をするための逆質問。
熱心な会社だと勉強会なども活発。
他部署との交流や自分が成長できる環境かを確認しましょう。

繁忙期はいつですか?

繁忙期があるかの確認です。
仕事が忙しい時期を知っておくと、心構えができるのでいいです。

会社としての、または、配属先部署としての課題は何かありますか?

経営方針や、入社後に求められることを確認するための逆質問。
どんな役割を担いそうか、事前に分かるといいです。

今回の募集人材に期待していることは何かありますか?

求められる人物像を確認するための逆質問。
売上貢献、若手の育成、クオリティの向上など、どんな期待をされているのか?自分にはその役目を果たせそうか?を確認しましょう。

逆質問で避けるべき項目

逆質問では、以下のようなことは避けましょう。

・ググれば分かること
・受け身な発言、ネガティブな発言
・労働条件・福利厚生など

相手が聞いて「採用したい」と思うような逆質問を心がけることが大事です。

まとめ:しっかり面接対策をして内定を掴み取ろう!

面接の想定質問への回答方針はあらかじめ考えておくとスムーズです。

よく聞かれる志望動機、自己PR、転職理由は暗唱できるくらい、繰り返し練習しておきましょう。

あとは、面接は場数をこなして慣れるのが一番。転職エージェントに模擬面接してもらうといいです。