未経験エンジニアが増えすぎ?未経験転職は厳しい?

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未経験エンジニアが増えすぎ?未経験のエンジニア転職は厳しい? そんな疑問を持っている方向けです。

結論。未経験エンジニアは増えていますが「増えすぎ」とまではいかないです。そして、エンジニアの数は慢性的に不足しています。

今回は5回転職した僕が、未経験エンジニアが増えた理由と、未経験からエンジニア転職を目指す際に押さえておきたいことを紹介します。

未経験エンジニアが増えている理由

1. エンジニアが慢性的に不足していて、未経験歓迎求人が多い

企業のエンジニアニーズは高く、未経験でもOKの求人が多い。

dodaの転職求人倍率(2023年11月)のデータで、ITエンジニアの転職求人倍率は11.51倍と脅威の倍率を誇ります。

全体平均が2.76倍なので、ITエンジニアの転職求人倍率は圧倒的1位です。ITエンジニアは転職希望者1人に対して求人企業が11、12社ある状況です。

2. プログラミングスクールの増加など、学習環境が整っている

プログラミングを学習しやすい時代。

今や非常に多くのプログラミングスクールがあって、どれを選べば良いか迷ってしまうくらいある。

プログラミングの学習環境は、スクール以外にも本、Progateなどの学習サイト、Udemyなどの動画講座、YouTubeまでたくさんある。

3. 給料が良い、在宅勤務できる、フレックスタイムなどで選ばれている

ITエンジニアは給料が良い、在宅勤務できる、フレックスタイムなどの働き方のメリットが多く、今風。これが理由でITエンジニアを希望する人も多い。

エンジニアは不足しているのが実態

未経験エンジニアは増えてきていますが、企業としては全然エンジニア不足の状態。

DX白書2023のデータで、事業会社でIT人材が不足している(やや不足している+大幅に不足している)と回答している企業は73.5%。IT企業だとIT人材が不足している(やや不足している+大幅に不足している)と回答している企業は80.2%にもなります。

未経験エンジニア転職で押さえておきたいこと

1. ITエンジニアは範囲が広いのでどんなエンジニアを目指すのかを決める

まず、ITエンジニアと一口に言っても範囲が非常に広いので、どんなエンジニアになりたいのか?キャリアの方針を決めることが重要です。

たとえばこんな分類があります↓

・開発エンジニア
・インフラエンジニア
・SE
・プロジェクトマネージャー
・社内SE、テクニカルサポート など

まずはITエンジニアの職種について調べてみましょう。
自分だけでは決めきれない場合は転職エージェントにキャリア相談してみると良いです。

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2. ITエンジニアに求められる適性

ITエンジニアに必要な適性として以下3つがあります。

①プログラミングができること/興味があること
②自分で勉強できること
③コミュニケーション能力も大事

ITエンジニアはプログラムが書けるかの実力主義なところがあるので、プログラミングスキルは必須と思っておきましょう。

事前学習しておいたほうが転職活動では有利になるのと、勉強した成果物を転職活動でアピールすることでさらに転職が叶いやすくなります。

自分のエンジニア適性はミイダス(無料)のコンピテンシー診断を受けて把握しておくと良いです。

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3. ITエンジニアの働き方は自社開発・受託開発・客先常駐の3つある

ITエンジニアの働き方は3つあります。

①自社開発:自社のシステムを作る(自社勤務)
②受託開発:お客のシステムを作る(自社or客先勤務)
③客先常駐:お客のシステムを作る(客先勤務)

誰もが知っている自社開発の会社は倍率が高いです。なので、転職活動ではB2Bで受託開発や客先常駐開発をしている会社も並行して進めた方がエンジニア転職が叶いやすくなります。

まとめ:未経験エンジニア転職のチャンスはまだまだある

あらためてこの記事の結論。未経験エンジニアは増えていますが「増えすぎ」とまではいかないです。そして、エンジニアの数は慢性的に不足しています。

未経験でITエンジニアに転職するチャンスはまだまだあるので、ITエンジニアに興味がある方はぜひ目指してください!