「20代で転職3回目になり、転職活動が辛くて困っている・・」
「ちゃんと理由があって転職3回目だっていうのに、分かってもらえなくて辛い・・・」
20代で転職3回目って言うと、書類選考は全然通らないし、面接に行っても「何でそんなに転職してるのか?」って突っ込まれて傷つきますよね。
僕も20代で3回転職していて、28歳で3回目の転職活動の時は300社以上受けてやっと転職先が決まったくらい苦労したので、めちゃくちゃ分かります。
この記事ではそんな僕の体験談から、20代の転職3回目から挽回する方法を紹介します。
20代で転職回数が多くて悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
28歳で3回目の転職をした僕の経歴
僕はこれまでに5回転職しました。
28歳で3回目の転職をした時の経歴は以下の通りです。
僕の3回目の転職時の経歴
1社目 24歳〜 新卒で食品メーカー 物流管理(2年半)
2社目 27歳〜 化学メーカー 調達(6か月)
3社目 27歳〜 建材メーカー 在庫管理(3か月)
()は勤続年数
退職理由は1社目から順に、勤務条件の不一致(勤務地)→社風と人間関係→人間関係、でした。
2社目と3社目が短期退職の連続だったので、3回目の転職はマジのどん底。
書類選考は全く通過できないし、たまに面接に行けたと思ったら人格を否定されたり、説教されたり、圧迫面接されたり・・・と、マジで地獄でした。
で、28歳の3回目の転職活動では転職エージェントと転職をフルで回して300社以上に応募。
死にものぐるいでめちゃくちゃ頑張って、何とか人材会社の法人営業職に転職できました。
(その後はWebディレクター、Webマーケターと転職して今に至ります)
20代で転職3回目は不利?
企業から見て20代で転職3回目は多いと判断されます。
なので、正直、不利です。
普通の企業からしたら、求人広告や転職エージェントにお金をかけてまで、「すぐ辞めてしまいそうな人」をわざわざ採用したくないから。
20代で転職3回目だと、1社当たりの経験年数が少ないので、スキルや経験が足りない人、人間関係を作るのが苦手な人、ストレス耐性がない人、辞め癖がある人、などの悪いレッテルを貼られてしまいます。
応募者が多い企業は候補者を転職回数でフィルターをかけるため、書類選考すらしてもらえずに落とされてしまうことが増える。
特に創業から長い会社や大企業だと、「定年まで働くのは当たり前」と考えている会社が多く、不利です。
なので、20代で転職回数が多いと全体的に転職難易度が上がります。
でも大丈夫。
そんなベリーハードモードでの転職活動でも、徹底対策すればきちんと転職先は見つかります。
僕も、かなり粘ったかいあって、とても人間関係の良い会社に転職できました。
何事も原因の追求と対策が肝心。
まずは原因を追及することから始めましょう。
20代で転職を繰り返す人の特徴・理由
20代で転職を繰り返す人の特徴・理由は以下の通りです。
1. 自己分析が足りない
2. 会社選びで失敗の連続
3. 見切りが早い
順番に説明します。
1. 自己分析が足りない
1つ目は自己分析が足りないから。
自己分析が甘くて自分がどんな仕事に向いているのかが分かっていないと、何となく就職して、「働いてみたらやっぱり違った」となって、転職を繰り返すことになります。
あまり先のことを考えていない人、楽天家な人はここで一旦立ち止まることです。
このパターンで転職回数が多い人は、負の連鎖を止めるためにも、自己分析をゼロからやるつもりで徹底的にした方が良いです。
2. 会社選びで失敗の連続
2つ目は会社選びで失敗が続いているから。
入社したら実はブラック企業だったり、配属部署の人間関係に問題があって転職するパターンがこれ。
単に転職運が悪いだけの可能性もありますが、ブラック企業じゃないことの確認を十分したか確認を。
これまでに入社したやばい会社のパターンを振り返ってみたり、同じ轍を踏まないためにネットの口コミや、転職エージェントの取材情報、面接時の雰囲気などを総合的に情報収集して、企業研究を徹底しましょう。
3. 見切りが早い
3つ目は見切りが早いから。
見切りが早いのは良くも悪くもあります。
ブラック企業など危ない状況から身を守ったり、損切りしてキャリアの無駄を省くなどのメリットがあります。
一方で、ストレス耐性が付く前に辞め癖、転職癖がついてしまったりとデメリットもある。
ただ、20代の転職においては、見切りが早いことは転職回数が増えるので不利になります。
これまでの退職に至った当時の心境を振り返ってみて、「何が原因か」「どうしたら続けることができたのか?」はよく考えてみることです。
これが面接での退職理由の伝え方にもなるし、次に同じ状況に出くわしたときに活かすことができます。
20代で転職3回目の人がやるべき対策
20代で転職3回目の人がやるべき対策を伝授します。
1. 自己分析からやる
2. 転職回数が不利にならない会社を狙う
3. 転職理由の伝え方を工夫する
4. 転職エージェントをメインで使う
5. 転職サイトを併用する
順番に行きます。
1. 自己分析からやる
まずは自己分析からしっかりやり直しましょう。
・自分がどんな業界に興味があるのか
・自分の強みは何か
・自分に向いている仕事は何か
を、あらためて見直してください。
自己分析には、自分の性格特性や向き不向きが詳しくわかるミイダスのコンピテンシー診断がおすすめです。
2. 転職回数が不利にならない会社を狙う
転職回数が不利にならない会社選びが重要です。
→転職回数を気にしないor人手不足の業界、職種、社風の会社を選ぶ。
具体的にはIT・Web業界、営業職・Web系職種、中小企業・ベンチャー企業などを狙います。
特にIT・Web業界なら、完全未経験OKや、独学経験が有利になる会社が多いのでオススメです。
3. 転職理由の伝え方を工夫する
転職理由の伝え方を工夫しましょう。
退職理由が納得してもらえるか、そして、今度の会社では長く勤めたいと思っていることをしっかり伝えることが重要です。
以下、伝え方のポイントになります。
・転職理由はできるだけ一貫性を出す
・退職理由は他責にしない
・退職理由が労働環境や人間関係の場合は無理にポジティブ変換せず、ネガティブ理由+反省点から伝える
・今回の転職の企業選びの軸を明確にして、長く続ける意志があることを伝える
・これまでの経験や実績から応募企業に貢献できることを伝える
短期退職の伝え方はこちらの記事を参考にしてください。
4. 転職エージェントをメインで使う
20代で転職3回目は経歴的に不利なので、転職エージェント経由で応募しましょう。
転職エージェント経由で応募すると推薦状をつけてくれるので、経歴のデメリットを補える可能性があります。転職エージェントが保有する求人はブラック企業が比較的少ないので、企業選びの失敗を避ける意味でも重要です。
僕が最もおすすめできるイチオシの転職エージェントが就職Shop(リクルートエージェント)です。就職Shopは僕が28歳で3回目の転職活動をした時にとてもお世話になった転職エージェントで、書類選考なしの求人と、親身なキャリア相談、何度も模擬面接をしてくれたおかげで、無事転職先が決まった経験があり、今だに感謝しているおすすめの転職エージェントです。
僕が短期離職時に使って良かった転職エージェントは以下の記事にまとめています。
5. 転職サイトを併用する
20代で転職回数が多い人は、転職エージェントに登録を断られることも考えて、また、応募できる求人数を最大化するために、必ず転職サイトを併用しましょう。
転職サイトは求人数の多いサイトがおすすめ。
総合型で求人数が多いdoda、IT・Web業界の転職に強いGreenがおすすめです。
まとめ:20代で転職3回目でもしっかり対策すれば挽回できる!
20代で転職3回目というのは、正直転職では不利です。
ただ、しっかり対策すれば挽回できます!
僕も28歳の転職3回目で何とか挽回することができました。
そのためには、ポイントをおさえた転職活動が最も大事。
ただ闇雲に色んな職種に応募したり、手当たり次第に企業に応募しても、上手くいかないし、また同じことの繰り返しになってしまいます。
なので、気持ちを新たに、ゼロベースで、しっかり準備しましょう!
そして、自分を信じて最後まで諦めないこと。
そうすればきっと上手くいきます。
がんばってください!
僕も応援しています。
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