Webディレクターの志望動機の書き方・伝え方を例文付きで解説します。
未経験からWebディレクターを目指している方、新卒の方もこの記事を見ればOKです。
Webディレクターの志望動機の書き方・伝え方!未経験・新卒もこれでOK
Webディレクターの志望動機の書き方・伝え方はこのテンプレを使えばOKです。
未経験の人、新卒でも使える万能型です。
- Webディレクターを選んだ理由を伝える
- その企業を選んだ理由を伝える
- 活かせる経験や独自の取り組みを伝える
順番に説明します。
1、Webディレクターを選んだ理由を伝える
まずは「なんでWebディレクターを選んだのか」を伝えましょう。
これまでの仕事の延長上で選んだ、また、未経験の場合は興味を持ったきっかけを伝えます。
未経験の人は単なる興味本位の理由だけだときっかけとしては弱いです。
今の仕事でブログやWebサイト更新に携わっていたり、個人ブログを通してWeb制作に携わるWebディレクターに興味を持ったなど、実体験にもとづいたきっかけがあると良いです。
2、その企業を選んだ理由を伝える
続いて「応募企業であるべき理由」を伝えましょう。
企業理念、事業内容、社風、社長の言葉、取り扱うサービスやWebサイト事例、オウンドメディアなど、「なぜその企業を選んだのか」と理由を伝えます。
ポイントは商品やメッセージなどのキーワード・フレーズを引用することです。
3、活かせる経験や独自の取り組みを伝える
さいごに「活かせる経験や自身の取り組み」を伝えます。
未経験の場合はWebディレクターの業務に類似する以下の適正を、前職の経験から伝えるとマッチ度が高く良いです。
- 企画力、提案力
- 調整力
- リーダーシップ
- マネジメント力
- 柔軟性
- コミュニケーション力
また、未経験のWebディレクターになるために努力していることも併せて伝えることでより熱意が伝わります。
- ブログを1年間運用している
- 日頃からいろいろなSNSや動画サービスを試している
- Google広告を試してみた
- Twitter広告やFacebook広告を試してみた
- デザインを勉強している
- フロントエンドを勉強している
など、未経験でも積極的に自ら学んでいる姿勢を伝えましょう。
Webディレクターの志望動機の例文
例として、未経験からWebディレクターに転職する場合の志望動機の例文を紹介します。
※コピペではなく自身の体験をもとに、自分の言葉で伝えてください。
業務の中でホームページの更新や会社のSNSを発信する機会があり、Web制作に興味を持つようになりました。
Web制作について自分で学習しながら調べていくうちに、Web制作の現場でリーダーシップを発揮するWebディレクターの仕事に興味を持ちました。
(貴社・御社)を志望した理由は、10を超えるオウンドメディアを手掛けていることに大変魅力を感じたためです。また、独自の勉強会制度を設けており、社員の方々が日々スキルアップしていく風土を作られている点にも魅力を感じました。
事務で培った柔軟性と調整力、1年間の個人ブログ運用経験で得たメディア運用の知識を活かして(貴社・御社)に貢献いたします。
※履歴書に書くときは「貴社」、面接で伝えるときは「御社」
Webディレクターの志望動機で使える自己PR
自己PRはWebディレクターの適性に合うものを選びましょう。
企画力、提案力
WebディレクターはWebサイトやWebサービスの企画、デザインの方向性、サイト設計、ユーザー導線設計、ページの構成作りなど、企画力や提案力が必要です。
とくに企画系のWebディレクターに活かせます。
前職での提案資料作成やプレゼン経験、新しいことにチャレンジした経験などを活かせます。
調整力
Webディレクターはクライントや協力会社、社内などのさまざまな人と調整する仕事。
画像素材や原稿の支給日や、デザイン、コーディング、納期、公開日など、さまざまな工程のスケジュール調整が発生します。
前職のスケジュール管理などの経験を活かせます。
リーダーシップ
WebディレクターはWeb制作チームの指揮者。
Webプランナー、Webデザイナー、フロントエンドエンジニアなどのメンバーを率いてWebサイトの完成に向けてリーダーシップを発揮することが大切。
前職でのリーダー経験やチームで仕事をした経験が活かせます。
マネジメント力
Webディレクターは予算やメンバーのアサイン・工数、品質管理などさまざまな業務の管理をする仕事でもあります。
そのため、予算や人員の管理などの前職経験があれば大いに活かすことができます。
柔軟性
Webディレクターの仕事は、クライアントありき。
そのため、クライアントによっては無理難題や、素材支給日の調整、スケジュールの短縮・遅延などの変更などが結構あります。
クライアントの連絡を受けたら、関係各所にすぐに展開して、都合の調整をする力が必要です。
前職で営業をしていた、事務で受発注管理をしていたなど、柔軟性を発揮した経験が活かせます。
コミュニケーションスキル
Webディレクターは、クライアント、協力会社、社内の営業・Webマーケター・Webプランナー・Webデザイナー・フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニアなど、さまざまなメンバーとやりとりが発生します。
そのため、相手の知識レベルに応じた多方面でのコミュニケーションスキルが必要です。
聞く力、伝える、メールやチャットを中心とした文章で伝える力も大事です。
前職でクライアントや協力会社、社内で苦労した経験などが活かせます。
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Webディレクターの志望動機の注意点
Webディレクターの志望動機の注意点は以下の通りです。
- Webディレクターの業務を理解していないのはNG
- 業界・職種を変える理由が納得できないのはNG
- 前職経験から「Webディレクターで活躍できそう」と思わせないとNG
- 興味だけ、本や雑誌を呼んだだけでは熱意が弱い
- ブログやSNS、広告などの運用実績がないと熱意が弱い
ポイントは、前職の経験でWebディレクターに必要な能力を示すこと。
また、興味本位での応募と思われないために、自分でブログを運用するなり独学していることから得られた成果を伝えることです。
Webディレクターの仕事は、企画から制作進行管理、納品、運用まで幅広く、会社によって役割が大きく異なるため、応募企業でどこまで対応するのかをしっかり確認するのがポイントです。
事業会社と制作会社の人材ニーズの違いに注意
Webディレクターの求人は、大きく事業会社と制作会社に分かれます。
応募企業によって求められるニーズが異なることを確認しておきましょう。
事業会社の特徴
自社のコーポレートサイトやECサイト、オウンドメディア、SNS、アプリなどを企画・制作・運用まで担当する。
業務は分業制が多く、深くスキルを積んでいく。
企画、マーケティング寄りの仕事ができる。制作は外注することが多い。
残業・休日面は比較的ホワイト。
制作会社の特徴
クライアントのコーポレートサイトやECサイト、オウンドメディア、SNS、アプリなどを企画・制作・運用まで担当する。
さまざまな業界、クライアント特性で、広くスキルを積んでいく。
クライアント都合で仕事をするため、プロジェクトによっては残業・休日出勤の可能性もあり。
まとめ
Webディレクターの志望動機はWebディレクターを選んだ理由、応募先企業であるべき理由、活かせる経験や知識から貢献できることを伝えることがポイントです。
さいごに、この記事のまとめです。
- Webディレクターの志望動機はWebディレクターを選ぶ理由、その企業である理由、活かせる経験・スキルの順に伝える
- Webディレクターの業務を理解した上で応募する
- Webディレクターに活かせる経験は企画力、提案力、調整力、リーダーシップ、マネジメント力、柔軟性、コミュニケーション力などさまざまある
- 単なる興味本位の応募はNG
- 事業会社と制作会社で人材ニーズが違う
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