現役Webマーケターの僕が、Webマーケティングのしんどい・辛い・きつい・大変なところを5つ紹介します。
1. 結果が数字で求められるのがきつい
Webマーケティングは結果が数字で求められます。
僕の場合、管轄サイトごとに、以下のような数値目標があって、その達成度合いが評価対象の一つです。
- PV
- 月間ユニークユーザー数
- LPからのCV数
- リピートユーザー数
- 直帰率
- 滞在時間
- SEO流入数
- コンテンツを作った数
数字目標を達成するために日々、施策の種まきをしています。
達成見込みが立たないときはプレッシャーがありきついこともあります。
追加の施策を考えたり、やり方を変えたりと色々と考える必要があり大変です。
2. 地味な作業、地道な検証の繰り返しが大変
Webマーケティングは地味な作業、そして、地道な検証と改善の繰り返しが多いです。
「こうしたらこうなるはず」という仮説の元、地道に施策の実施・検証・改善を繰り返していきます。
例えば僕の場合、
- バナーをAパターン・Bパターン用意してどっちの反応が良いかを検証
- ナビゲーションのテキストを変えて効果を検証
- リンクの並び順を変更して検証
- フォームの項目を減らしたり・増やして検証
- デザインを変えてみて、CVRが上がるか検証
- 文章のテイストを変えて検証
- 記事の順位を見てリライトして検証
・・・などをしています。
Webマーケティングは結果が出るまで時間がかかることがあります。
SEOなんかは特にそうで、早くて2週間ぐらいで効果が出ることもありますが、新規の記事だと3か月、半年待たないと順位が上がらない、なんてことがザラです。
短期的に効果が上がったように見えても、中長期で見たら誤差の範囲だった、なんてこともあります。
Webマーケティングはとにかく仕込み作業が大事だし、じっくり取り組む姿勢が大事です。
3. 正解がなく、失敗続きな時がしんどい
Webマーケティングにはこれをやったら100%上手くいく、という正解がありません。
なので、基本的に仮説と検証の繰り返し。
競合調査もキーワード調査も徹底的にして、作り込んだLPがうんともすんとも反応してくれないとか、結構あります。
バナーとか、関連リンクを増やす、おすすめ記事を増やす、導線をスムーズにするなど、「こうしたら良くなるはず」と思って取り組みますが、ユーザーが見てくれなければ、離脱もしてしまうなど。。
試行錯誤の連続です。
がんばっても失敗することも多く、失敗続きだと流石にきついです・・・(笑)
4. 常に勉強が必要なので勉強が嫌いだと苦労する
Webマーケティングは常に情報収集と勉強をする必要があります。
Web業界は変化が早い。
そして、領域も広いので、日頃から情報にアンテナを張っておく必要があります。
なので、勉強したくない人/苦手な人は苦労することも多いかも。
5. 残業時間が長い、激務な会社に入ると辛い
Webマーケティングについて、こちらもよく聞くのが「残業時間が長かったり、休日出勤が多くて大変」ということ。
Webマーケターの平均残業時間は月間25時間程度。
ただ、これは会社によります。
僕の場合は事業会社で働いていますが、残業月10時間いかないくらい、休日出勤もなし。該当しません。
なので、忙しさは会社や業種にもよるかと。広告代理店や制作会社、大企業で広告費を大きくかけている会社などは大変だと思います。
というわけで以上です。
Webマーケターになるための転職ロードマップは以下の記事にまとめています。
![](https://tenshokublog.net/wp-content/uploads/2023/05/wanna-be-web-marketer-160x90.jpg)