Webマーケターになるにはどうしたらいいのか?を知りたい人向け。
結論。Webマーケターになるには独学かスクールでWebマーケティングを勉強してから転職するのがスムーズです。Web系職種や営業職の経験者はさらに有利です。
この記事では、33歳未経験からWebマーケターに転職した僕が、未経験からWebマーケターになる方法を転職ロードマップで紹介します。
Webマーケターになるには?
未経験からWebマーケターになるには次の方法があります。
2. Web系職種(Webデザイナー、Webディレクターなど)から転職する
3. 営業職から転職する
4. Webマーケティングの副業が軌道に乗ってから転職・独立する
5. Webマーケティングができる部署に社内異動する
6. Webマーケティングのアルバイトから始める
この中だと、独学かスクールでWebマーケティングを勉強してから転職するのがスムーズです。WebデザイナーやWebディレクターなどのWeb系職種経験があるとWeb制作の知見が有利に、営業経験があるとクライアントに直接物を売った経験、企画、戦略立案の経験が有利になります。
Webマーケティング副業の始め方については以下の記事をご覧ください。
Webマーケターになるための転職ロードマップ
1. Webマーケターの仕事内容を掴む
まずはWebマーケターがどんな仕事なのか、仕事内容のイメージを掴むところから始めましょう。
Webマーケティングの仕事内容がわかる以下のマンガがおすすめです。しかも全て無料で読めます!!
Webマーケターの魅力について書いた以下の記事もご覧ください。
僕の1日のスケジュールはこちら。
2. 自分のWebマーケティング適性を知る
僕の経験上、Webマーケティングの仕事は適性がかなり仕事に影響する仕事だと思います。戦術を練ったり分析したりと論理的思考が求められたり、商品の魅力を伝えるアイディアやコンテンツ作りなどクリエイティブ力が求められる仕事だからです。
ミイダスのコンピテンシー診断を受ければ、自分に向いている仕事と向いていない仕事が10段階で分かるのでおすすめです。以下の企画職適性を確認しておきましょう↓
Webマーケター適性の具体例は以下の記事にまとめています。
3. Webマーケティングの基本スキルを身につける
基礎知識の学習
まずは、SEO、SNS、Web広告運用など、自分の興味があるWebマーケティング分野についての基礎知識を身につけるところから始めるのが良いです。
まずは基礎知識を体系的に学べる入門書で勉強することをオススメします。入門書は分野ごとに3冊くらい読んでみて、「どの入門書でも語られている重要なこと」を掴むように読むのがグッド。1から10まで完璧に覚える必要はないので、目的や仕組み、流れなど概要を掴むことを意識して取り組むのが大事です。そばに置いておいて、いつでも読み返せるようにしておきましょう。
Webマーケティングのおすすめ入門書はこちら。
資格の勉強を考えている人もいるかもしれませんが、ぶっちゃけ資格にかける時間をWebマーケティングの実践につぎ込んだほうがコスパ・タイパともに良いです。
独学が難しい人や最短でWebマーケターになりたい人はWebマーケティングスクールを使いましょう。
Webマーケティングスクールは学べる内容と実績で選んでおけば失敗しません。
実践練習
このフェーズがWebマーケティング転職の最重要ステップ。ここはWebマーケ転職の中で最も時間と力、そして、余裕があればお金を注ぐべきところです。
何を実践すれば良いのかというと、ブログ運用+SNS、広告運用、動画編集 他です。ブログ運用がメインなのは、全てのWebマーケティングの基本になるから。企画、ライティング、デザイン、広告を出すなど、実践の場を持ち、成果物を作ることがWebマーケティング転職の近道になります。
ブログ成果物を効率的に作る方法については以下の有料noteに書きました。
4. 応募書類を作る
まず、履歴書と職務経歴書はWebマーケティング転職の第一関門:書類選考を突破するためのマストアイテム。
応募企業に向けた書類を作ることはもちろん、Webマーケターに特化したアピールをしないといけません。以下の記事では履歴書と職務経歴書で「会ってみたい」と思わせる書き方をまとめました。
あと、1つ覚えておいて欲しいのですが、Webマーケティング転職ではポートフォリオを出すと有利になります。
Web系界隈は「何が作れるのか/できるのか」がモノを言う世界なので、1サイトをアピールするにしても、誰をターゲットにして何を目的に、どんなコンセプトでやってきたのか、ストーリーから伝えないと判断してもらいにくい。あと、コンテンツの品質やデザインやライティングのセンスなどがコンテンツ作りでは大事なので、運用サイトや作ったバナー画像などをキャプチャとURLを添えて見せた方が良い。もちろん、Webマーケターになりたい熱い気持ちも伝わります。ポートフォリオの作り方の1から10までを以下の記事に書きました。
5. 転職エージェントをメインに使う
未経験からWebマーケターになるには転職エージェントをメインに使うのが良いです。転職エージェントにキャリアや現時点で不足している部分についてアドバイスをもらいつつ、職務経歴書の添削、面接対策、年収交渉などをしてもらうと転職確度が上がります。無料で利用できるのでぜひ使いましょう。
おすすめの転職サイトと転職エージェントは以下の記事にまとめています。
また、可能なら以下の記事を参考にリファラル転職も狙ってみると良いです。
仕事探しのポイント
Webマーケティング求人の探し方のポイントは、まずは、取り扱う業界や商材に興味が持てるか、魅力を感じるか、です。注意点はWebマーケターと書かれているからと「職種名だけ」で選ばないようにすること。Webマーケティングは守備範囲が広いからです。実際に何をどれくらいやるのかが分からない求人だと入社してから「思ってたのと違った」となります。なので、必ず仕事内容をしっかり確認して選んでください。
Webマーケ会社には自社のWebマーケティングを行う事業会社と、クライアントのWebマーケティングを行う支援会社がありますがお好みで。早く成長したい人は支援会社を、比較的ホワイトに・じっくり・幅広く取り組みたい人は事業会社が合っています。
6. 面接対策
面接は求職者と企業がお互いに社風やスキル・経験のマッチ度をお見合いする場です。一方的に評価されているわけじゃなく、この会社で良いのか?をジャッジしてください。
面接の基本方針は、思いを熱く、ポジティブに、です。ググると結論から話さないとダメ、数字を使わないと伝わらない、とか色々コツが出てきますが、僕的には、ケースバイケースかな、と。結局、人と人なので感情/フィーリングが合うかが大事だと思います。話し方や性格も含めて社風が合うかが重要。
必ず聞かれる自己紹介、志望動機、転職理由(退職理由)は暗唱できるようにしておきましょう。また、想定外の質問を受けて頭が真っ白にならないために、予め想定質問の把握と回答方針を考えておくのが良いです。以下の記事では、Webマーケ転職でよく聞かれる質問の一覧と、回答方法についてまとめています。面接では逆質問することが大事なので、面接前には「逆質問で聞くと良いこと」に目を通しておいてください。
7. 内定したら必ず確認すべきこと
内定したら、改めて「今回の転職の目的が叶うか」を確認してください。
最低限、以下の項目は確認しておきましょう。
・転職の目的が叶うか(退職理由を解消できるか)
・思い描いているWebマーケターの働き方ができるか
・希望条件(特に希望年収)は叶うか、妥協できる範囲か
・成長できる環境か
・一緒に働きたいと思える人、尊敬できる人がいるか
33歳未経験でWebマーケターになった僕の経験談
僕がWebマーケターになったのは33歳の時。Webディレクターからの転職でした。
きっかけは、Web制作の世界に興味を持って31歳で始めたWebディレクターの仕事で丸2年が経ち、Web制作の現場を一通り経験して、次のステップとしてWebマーケティングを極めたい!結婚を機に給料を上げたい!と思ったから。
始めは情報収集や適職診断を受けるなどゆる〜く、徐々にペースを上げる感じで転職活動。Webディレクター時代に携わったWeb制作の成果物と、1年半運用していた個人ブログ経験・成果を武器に3社くらい面接に進んで、最後は知人紹介の会社に入社を決めました。転職を考え始めてから転職が決まるまでの期間は3か月ほどでした。
まとめ:Webマーケターになるには準備が大事!
あらためてこの記事の結論。Webマーケターになるには独学かスクールでWebマーケティングを勉強してから転職するのがスムーズです。Web系職種や営業職の経験者はさらに有利です。
Webマーケティングは実務スキルが求められるので、基礎知識の学習+実践に特に力を入れましょう。
この記事で紹介した転職ロードマップを参考にして、ぜひ取り組んでみてください。僕も陰ながら応援しています!
20代の方はこちらの記事も併せてご覧ください。