こんにちは!Webマーケターのエラマサキです。
「Webマーケティングは未経験だと厳しいのか?」
Webマーケターを目指している人で気になる人も多いはず。
そこで今回は、33歳で未経験からWebマーケターになった僕が、当時の転職エピソードも踏まえて解説します。
結論:Webマーケティングは”完全”未経験だと難しい
結論から言うと、知識も経験もゼロの”完全”未経験からWebマーケターになるのは厳しいです。
なぜならWebマーケターは実力主義だから。
求人票に「未経験可」とありますが、たいていの場合において、「知識も経験も無しの完全未経験でも可」ではなく、「実務は未経験でも可」という意味で使われています。
なので、個人レベルでWebマーケティングをやった経験と、そこでの成果が見られる、ということを念頭に入れておきましょう。
Webマーケティングは”完全”未経験だと厳しい理由
1. 専門性の高いスキルが求められるから
Webマーケティングは未経験でも専門知識やスキルが求められます。
SEO、広告運用、SNS運用、アクセス解析、メルマガ、MAなど、Webマーケティングの領域はどれも専門性が高いです。
しかも、一朝一夕に身につくスキルではなく、ものによっては数か月、数年とかかります。
そのため、企業の本音は「即戦力人材が欲しい」です。
とはいえ、即戦力のWebマーケターは転職市場でも奪い合いのためなかなか経験者人材は見つかりません。
そこで、間口を広げて未経験でもポテンシャルがある人を採用しているという状況です。
これはWebマーケターに限らず他の職種でも同じですね。
また、企業は入社後の立ち上がりが早い人、教育コストが低い人を優先して採用します。
そういう意味でも、独学で知識やスキルを習得してくれる人は企業からすると魅力的に映ります。
なので、「自分で調べてできる人」を見せることが大事。
普段から知識のインプットと実践によるアウトプットを繰り返して、転職活動では取り組んだ内容を具体的に見せられるようにしておくことが重要です。
2. 実務経験や実績が求められるから
Webマーケティングは実力主義の仕事。
Webマーケティングは未経験でも経験や実績が求められます。
Webマーケティングは実力主義の仕事&コロナ禍ともあり、Webマーケをやったことがあるレベル+Webマーケで成果を出したレベルまで求められると思っておくのが無難です。
なので、まずは企業が求める人物像にマッチするような実績を出すためにはどうしたらいいか?をよく考えて、情報収集と行動を繰り返し続けるのが大事です。
ちなみに、特段目に留まる数字がない場合でも、ブログやSNSの運用期間や投稿数、運用する中で試行錯誤した経験も立派な実績になります。
3. 人気職種のためライバルが多いから
Webマーケティングは人気の仕事なのでライバルが多いです。
そして、ライバルの多くはブログやSNSを既にやっている人&見せられる実績がある人たちです。
なので、これからWebマーケターになる準備を始める人は、Webマーケの基本を抑えつつ、その上で、自分なりのコンセプトを持ち、どうやったら自分の強みやオリジナリティを出せるのか?を意識して準備するのが大事です。
僕が33歳未経験からWebマーケターになった方法
僕は33歳の時に未経験でWebマーケターになりました。
ここでは当時の就活エピソードをお話しします。
きっかけ
当時Webディレクターをしていた僕がWebマーケターを目指そうと思ったきっかけは「自分の中でWeb制作をやりきった感があったから」です。
Web制作の現場を2年間経験して、次なるスキルを身につけたいと思いました。
あと、結婚もしたので年収も上げたかったから。
当時の僕がやっていたこと
Webディレクター時代に個人ブログを始めて1年半くらい運用していました。
ブログはWordPressで作って、SEO対策、キーワード選定、サイト設計、アクセス解析、Webライティングなどを独学しつつブログで実践。
あとはTwitterで情報発信していました。
他には、Web制作に興味があったのでWebデザインとプログラミングをしていました。
試しにLPを作ったり、WordPressのテーマ作成などを勉強しては自分のブログで実験していました。
とにかく実践して体で覚えました。
転職活動
転職活動はコロナ禍だったこともあって、早めにスタート。
本格的に転職活動を始める半年くらい前から転職サイトや転職エージェントに登録しつつ、履歴書と職務経歴書を最新情報に更新していました。
初期の頃はスカウトをもらいながら情報収集しつつ、気になる企業があれば応募してみる、という感じ。
転職活動では、ブログとTwitterとデザインの成果物をポートフォリオにまとめて企業に提出しました。
転職サイトはGreenとビズリーチ、Wantedlyを。
転職エージェントはギークリーをメインに使っていました。
(補足すると、ビズリーチもギークリーも経験者向け転職サービスですが、僕はWebディレクターだったのでWeb業界経験者として使えました)
あとは知人紹介。
ちょうどタイミングよく知人紹介の会社でインハウスWebマーケターを募集していたので優先して応募。
そこからトントン拍子に入社が決まりました。
30代未経験からWebマーケターになるためにやったことの詳細は以下の記事に書きました。

「ベンチャー企業のWebマーケターになりたい」という人は以下のブログが参考になります。
まとめ:未経験からWebマーケターになるためのポイント
未経験からWebマーケターになるためには以下の7つのコツを抑えるのが大事です。
1. なりたいWebマーケター像を具体的に描く
2. 知識も経験もゼロで転職活動しない
3. 資格の勉強に時間をつぎ込まない
4. いつまでもインプットしてないで実践して覚える
5. 中途半端な成果物は提出しない
6. 成果物はコンセプトを大事にする
7. 転職活動中は第三者の評価をもらう
特に、第三者の評価をもらうのが大事。
ブログ経験でもSNS経験でも履歴書でも職務経歴書でも面接対策でも、間違った方向に進んでいることに気づかずに探してしまうのが1番キケンだからです。
Webマーケティング経験者にフィードバックをもらうのがベスト。
それが難しい場合は転職エージェントにアドバイスをもらいましょう。
Webマーケティング転職におすすめな転職エージェント&転職サイトはこちらにまとめているので参考にしてください。

未経験からWebマーケターになる方法はこちら。

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