Webマーケティング転職は「完全未経験」だと厳しい理由

結論から言うと、知識ゼロ・経験ゼロの「完全未経験」からWebマーケティング転職するのは厳しいです。

求人票に「未経験可」とありますが、たいていの場合において、「知識も経験も無しの完全未経験でも可」ではなく、「実務は未経験でも可」という意味で使われています。

何かしら個人レベルでWebマーケティングをやった経験、そこからの成果が求められる、ということを念頭に入れておきましょう。

これはWebマーケターに限ったことではなく、他のWeb系職種でも同じです。

今回は、なぜ未経験からのWebマーケティング転職が厳しいのか、未経験からWebマーケティング転職するにはどうしたら良いのか、についてお話しします。

「完全」未経験でWebマーケティング転職するのが厳しい理由

専門性の高いスキルが求められる

Webマーケティングは未経験でも専門知識やスキルが求められます。

SEO、広告運用、SNS運用、アクセス解析、メルマガ、MAなど、Webマーケティングの領域はどれも専門性が高いです。
しかも、一朝一夕に身につくスキルではなく、ものによっては数か月、数年とかかります。

そのため、企業の本音は「即戦力人材が欲しい」です。
とはいえ、即戦力のWebマーケターは転職市場でも奪い合いのためなかなか経験者人材は見つかりません。

そこで、間口を広げて未経験でもポテンシャルがある人を採用しているという状況です。
これはWebマーケターに限らず他の職種でも同じですね。

また、企業は入社後の立ち上がりが早い人、教育コストが低い人を優先して採用します。
そういう意味でも、独学で知識やスキルを習得してくれる人は企業からすると魅力的に映ります。

なので、「自分で調べてできる人」を見せることが大事。
普段から知識のインプットと実践によるアウトプットを繰り返して、転職活動では取り組んだ内容を具体的に見せられるようにしておくことが重要です。

実務経験や実績が求められる

Webマーケティングは実力主義の仕事。
Webマーケティングは未経験でも経験や実績が求められます。

特に20代後半以降の人は見せられる実績・成果物を意識して作りましょう。

20代半ばくらいまでは「ブログをやったことがあります」「毎日Instagramを投稿しています」で採用されることもありますが、それでも油断は禁物。

Webマーケティングは実力主義の仕事&コロナ禍ともあり、Webマーケをやったことがあるレベル+Webマーケで成果を出したレベルまで求められると思っておくのが無難です。

なので、まずは企業が求める人物像にマッチするような実績を出すためにはどうしたらいいか?をよく考えて、情報収集と行動を繰り返し続けるのが大事です。

ちなみに、特段目に留まる数字がない場合でも、ブログやSNSの運用期間や投稿数、運用する中で試行錯誤した経験も立派な実績になります。

実績を作るのに時間がかかる

Webマーケティングは実績を作るのに時間がかかります。

SEOなら早くて3か月、SNSや広告運用でも最低1か月以上はかかります。

また、短期的に結果が出たとしても、それを継続できているのか、その後の運用でどう伸ばせたのか、長い目でみてどうなったか、が大事です。

企画→導入→検証→改善のPDCAを回すにも3か月〜半年・1年スパンが必要なので、Webマーケティングは継続・改善していくことも求められます。

なので、Webマーケティングはできれば1年以上やって、取り組み内容と成果をアピールするのが良いです。

人気職種のためライバルが多い

Webマーケティングは人気の仕事なのでライバルが多いです。

Googleトレンドで見ても、直近の「Webマーケター」の検索ニーズが上がっています。

キーワード「Webマーケター」の検索ニーズ(Google Trendsより)

そして、ライバルの多くはブログやSNSを既にやっている人&見せられる実績がある人たちです。

なので、これからWebマーケターになる準備を始める人は、Webマーケの基本を抑えつつ、その上で、自分なりのコンセプトを持ち、どうやったら自分の強みやオリジナリティを出せるのか?を意識して準備するのが大事です。

ポータブルスキルも求められる

WebマーケターはWebマーケティングの専門スキル以外にポータブルスキルも求められます。

ポータブルスキルとはどの会社でも必要なビジネススキルのこと。
コミュニケーション力やドキュメント作成力、調整力などです。

Webマーケターはクライアント・社内・協力会社まで関係する人が多く、コミュニケーション能力を始め、人・モノ・金のマネジメント、企画力・提案力・ドキュメント作成力など、総合的なビジネススキルが必要です。

Webマーケターには数字に関する仮説検証経験があると仕事に直結します。
なので、実績として売上・コスト・数字を改善した経験などの「何かしら数字で表せる実績」をアピールできるとベストです。

業界知識や商材知識も求められる

Webマーケティングをする上で業界知識や商材知識が求められます。

Webマーケターは業界の専門用語が分かる、法律やルール関係が分かる、ビジネスモデルが分かる、顧客行動の理解がある、などの基礎知識を土台にして、商品やサービスをよく理解し、売るための戦略を立てる仕事だからです。

募集要項でも「◯◯業界の経験」とされることも多いです。

営業経験者は、経験のある業界・商材のWebマーケターを目指すと転職活動で有利になります。

異業種のWebマーケターを目指している人は、Webマーケティングスキルと合わせて業界のこと・取り扱う商材のことも同じくらい力を入れて研究したほうが良いです。

自走力が求められる

Webマーケティングの仕事は自走力が求められます。

要は自分で考えて、覚えて、解決する力が求められる仕事です。

研修が充実している職場もありますが、多くは実務をやりながら覚えることになります。
業務幅が広いため、全てマニュアル化されているということはほとんどないでしょう。
1から10まで教えてもらえる場面もそこまで多くないです。
なので、自走力が必要。

また、技術の進歩が早い業界なので、常に情報にアンテナを張り、インプットとアウトプットができる力が必要です。

未経験からWebマーケティング転職するための秘訣

それでは、どうしたら未経験からWebマーケティング転職できるのか?

ここでは未経験からWebマーケティング転職するコツを紹介します。

自分に合うやり方で転職準備する

Webマーケターになるには、独学でもスクールでも、どちらでも良いです。

独学だろうとスクールだろうと、基礎学習が終われば、実践が必要です。
そして、実践にどれだけ力を入れて取り組めるかが勝負の分かれ目になります。

自分に合うやり方で転職準備しましょう。

独学でWebマーケティング転職する方法

【ロードマップ】未経験・独学でWebマーケティング転職する方法
33歳のときに未経験・独学でWebマーケターに転職した筆者が、未経験・独学からWebマーケティング転職する方法を解説します。

ブログやSNSを運用して実績を作る

繰り返しになりますが、Webマーケティングは実践が何よりも大事。

実践しないと始まらないし、何も分からないからです。
情報収集に熱心になるのは良いですが、それを自分のブログ・SNSで試して再現できるか検証していますか?

実は巷のWebマーケティング情報は全部正しくも、全部間違いにもなり得るんですよ。
というのも、ジャンル、ドメインの年齢、筆者の専門性、被リンク、競合の強さなど、非常に多くの総合的な要因が絡み合って結果が出るからです。

だから、人によって正解にもなるし、間違いにもなります。

情報は鵜呑みにせず、実際にやってから判断する癖をつけておきましょう。

未経験からのWebマーケティング転職を叶えるブログの作り方

未経験からのWebマーケティング転職を叶えるブログの作り方
未経験からのWebマーケティング転職を目指している人に向けて、Webマーケ転職を叶えるためのブログの作り方を解説します。

未経験OKの求人をできるだけ多く集める

未経験の職種への転職では応募数が重要です。

「未経験OKのWebマーケター」と募集があっても、企業の本音は「経験者が欲しい・・・」。

また、コロナ禍の今、企業は採用をかなり絞っています。
今までは「積極採用」していたところ、「良い人がいれば採用」くらいに構えている企業が多いんです。

なので、相応の応募が必要なことは念頭に入れておきましょう。

転職サイト・転職エージェントは総合型と特化型を併用して、できるだけ多くの求人を集めると良いです。

Webマーケ転職におすすめの転職サイトと転職エージェント

Webマーケティング転職におすすめの転職サイトと転職エージェント!未経験OK有
Webマーケティング転職におすすめの転職サイトと転職エージェントを一覧化しました。経験者向け/未経験者向けも明記。実際に使ってみた感想・レビューあり。

応募書類対策と面接対策を徹底する

未経験からのWebマーケティング転職では応募書類対策と面接対策が重要です。

以下の記事を参考に、履歴書・職務経歴書の対策と、面接対策を徹底して行いましょう。

志望動機の書き方・伝え方

未経験からWebマーケティング転職する時の志望動機!例文あり
未経験からWebマーケティング転職する時の志望動機の書き方・伝え方を解説します。例文あり。

自己PRの書き方・伝え方

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未経験からWebマーケティング転職する時の自己PR方法を解説します。例文も用意したので参考にしてください。

面接対策

Webマーケティング転職の面接対策!未経験の人もこれでOK
Webマーケティング転職の面接対策まとめ。未経験・新卒もこれでOK。よくある質問&回答例、面接のポイント、逆質問の仕方を解説。

前職と同じ業界のWebマーケターを目指す

先にお話ししたように、Webマーケターには業界知識と商材知識も求められます。

そのため、業界も職種も未経験の転職よりも、前職で(過去に)経験したことのある業界に関するWebマーケターを目指した方がスムーズに転職活動を進めることができます。

実際、僕自身も過去の人材業界の法人営業経験を活かして人材会社のWebマーケターに転職しました。

未経験からWebマーケターになる方法についてはこちらの記事に詳しく書いたので、ぜひ見てください。

Webマーケターになるには?33歳未経験で転職した僕の方法も紹介
Webマーケターになるにはどうしたらいいか?を徹底まとめ。33歳未経験でWebマーケティング転職した僕の方法も紹介します。

僕が30代未経験からWebマーケティング転職した方法

僕は33歳の時に未経験からWebマーケターに転職しました。
2020年10月のことです。

当時の僕は31歳で始めたWebディレクターの仕事をしていました。
仕事ではWeb制作会社でWebディレクションとコーディングを兼務。

プライベートではブログの運用を通してライティングやSEO対策などを1年半ほど実践していました。
あとはTwitterも運用。
Web制作にも興味があったので、WordPressのカスタマイズや自分でテーマを作ったりなどもしていました。
すべて独学です。

Web制作が一通りできるようになった頃に「Webマーケティングもやりたい」と思い転職活動を開始。
在職中に転職活動して、それまでの取り組み内容をポートフォリオにまとめて企業に提出していました。

求人は転職サイト・転職エージェント・Wantedly・知人に声を掛けるなど、広く探していましたね。
結局、知人紹介の会社に転職を決め、今に至ります。

30代未経験からWebマーケティング転職する方法についてはこちらの記事に詳しく書きました。

30代未経験でWebマーケティング転職するためにやること
33歳でWebマーケターに転職した僕が、30代未経験でWebマーケティング転職するためにやるべきことを解説します。

Webマーケティングに向いてる人・向いていない人の特徴

Webマーケティングは職業柄、向き不向きがかなり出る仕事だと思っています。

一例として、Webマーケティングはビジネスの目的を達成するために、Webを使って地道に仮設検証を繰り返し、常に数字で結果が求められる仕事です。
そのため、コツコツ根気強く続けられる人、論理的思考力のある人、数字に強い人などが向いています。

Webマーケティングに向いている人の特徴・向いていない人の特徴について、こちらの記事にまとめています。

適性診断有り!Webマーケティングに向いてる人・向いていない人の特徴
Webマーケティングに向いてる人・向いていない人の特徴を一覧化しました。適性診断も用意したのでぜひやってみてください。

Webマーケティングやめとけ説は本当か?

Webマーケティングは「やめとけ」と噂されます。
実際どうなのか?

結論、Webマーケティングが合う合わないはその人の適性や会社や労働環境によって変わるので、やってみないと分かりません。

以下の記事では「Webマーケティングやめとけ説」について1つずつ回答しています。

Webマーケティングやめとけ説は本当?現役Webマーケターが解説
Webマーケティングやめとけ説は本当なのか?現役Webマーケターの僕の経験から解説します。

未経験からWebマーケティング転職するには経験・実績を作るべし!

この記事のまとめです。

Webマーケティングは知識ゼロ・経験ゼロの「完全未経験」だと転職するのは難しいです。
なぜなら、企業は経験者重視の採用をしているのと、コロナ禍の現在は未経験でも実績が求められるからです。

なので、未経験からWebマーケティング転職するには個人レベルで経験し、実績を作ることが何よりも大事です。

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