Webマーケターは30代未経験からでもなれます。
僕がWebマーケターになったのは2020年の10月。33歳のときでした。
今回は、僕がWebマーケターになるためにやったことの全てを書きます。
「30代未経験からどうやったらWebマーケターになれるのか?」
そんな疑問をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。
30代未経験からWebマーケターになるには準備が超大事
僕が33歳でWebマーケターになって感じたのが、Webマーケターになるには事前準備でほぼ決まる!ということ。
なぜなら実力主義のWebマーケターには、
・Webマーケティングの経験と成果が求められる
・Webマーケター適性をしっかりアピールしないと採用されない
・多くのライバルの中から抜きん出る必要がある
から。
もちろん運も大事。
良い求人や相性の合うエージェント担当者、企業の人事と会うにはタイミングや運があるのは本当です。
ただ、こればかりは自分ではコントロールできない部分。
なので、転職の9割を決める事前準備をしっかりすることが大事です!
結論:30代未経験からWebマーケターになるためにやったこと
先に結論です!
僕が転職前と転職活動中にやったことの全てがこちら。
転職前にやったこと
・ブログ運用 1年半
・Twitter運用 1年半
・Webデザイン 2年
転職活動でやったこと
・自分のWebマーケター適性を調べた
・どんなWebマーケターになりたいかを具体化してから動いた
・求人応募前にポートフォリオを作り込んだ
・求人はエージェント、サイト、SNS、知人紹介と広く集めた
転職前にやったこと
僕は31歳で「Web制作の世界」に興味を持ち、異業種からWebディレクターになりました。
元々WebデザインとWebマーケティングのどちらも興味があったので、WebディレクターとしてWeb制作会社でWebディレクションをしつつ、業務後や休みの日にWebデザインとWebマーケティングの勉強をしていました。
以下、詳しく紹介します。
ブログ運用 1年半
過去に趣味で雑記ブログを書いていたこともありましたが、SEOスキルを身につけたいと思い、思いを新たにブログをスタートしました。
この時のブログのテーマは、自分が勉強中だったWeb制作について、同じ初心者目線で解説する特化サイト。
ブログは実務スキルをつけるためにWordPressを選択。
エックスサーバーで契約して始めました。
SEOの勉強は定番の沈黙シリーズを読むところからスタート。
SEOの情報収集に役立ったのが以下のブログです。
・マナブログ:効果的なSEOのやり方やライティングについてかみ砕いて解説してくれている
・バズ部:王道のSEOについて網羅的に解説してくれている
・海外SEO情報ブログ:SEOの最新情報を入手するために日々チェック
ブログ運用中は、Googleサーチコンソールでキーワード順位を見て、1ページ目に表示するためにはどうすればいいかを徹底的に考えてコンテンツ作りをしつつ、Googleアナリティクスでよく読まれている記事を参考にしたり、直帰率、滞在時間を見ながらリライトやサイト設計をしました。
ブログの運用期間は1年半ほど。
Twitter運用 1年半
Twitter運用では、ブログの更新通知、役に立つサイトやニュースの紹介、気になるツイートへのリプライ交流などをしていました。
Twitterは同じテーマで発信している人のツイート内容やユーザー交流を参考にしつつ、Twitterアナリティクスを見て反応が良いツイートを分析しながら改善していきました。
「画像や動画を使った投稿」「パッと見で主張が分かるツイート」「便利なまとめ投稿」などの反応が出やすい投稿作りを意識していました。
運用期間はブログと同じで1年半ほど。
Webデザイン 2年
Webデザインの勉強は、まずはPhotoshop、Illustrator、XDなどのツールが使えるようになることを目標に、Adobeコンプリートプランを契約して、ブログのアイキャッチ画像やバナー、Webページデザインを作っていました。
よく参考にしていたサイトはサルワカです。
特にゼロからのPhotoshopの使い方はPhotoshopを覚えるのにとても役立ちました。
また、実務でWebページやLPが構築できることを目標に、HTML、CSS、JavaScriptを勉強しました。
学習に使ったのはプログラミング学習の定番のProgateとドットインストール。
Progateで自分のペースで学習しつつ、ドットインストールで講師がプログラミングしているのを真似しながらVSCodeで自分も書いてみる、ということをやりました。
プログラミング言語は、HTMLとCSS → JavaScript(jQuery)、Bootstrapの順に勉強しました。
Progateとドットインストールで基礎を勉強してからは、ひたすら実践。
やりたいことを都度ググりながら、Bootstrapを使ったLPが作れるようになるまで何度も練習しました。
その後はWordPressのデザインを覚えたい!と思って、WordPressのテーマの作り方を学習。
Webデザイナーの先輩におすすめされたWordPressデザインブック HTML5&CSS3準拠を片手に、実際に作って覚えました。
WordPressのテーマ作りにはPHPの知識が必要だったので、ProgateでPHPの基礎を学びつつ、という感じです。
Webデザインの学習期間は2年ほど。
転職活動でやったこと
Webディレクターを丸2年やったところで「Webマーケティングも実務でやりたい!給料も上げたい!」と思い転職を決意。
30代未経験からの転職で、しかも実力主義のWeb系職種の転職だったので、厳しいのは百も承知の上。
気合を入れて、戦略的に転職活動を進めました。
転職活動でやったことを順番に紹介します。
適職診断をして向き不向きを要チェック
始めは適職診断を受けるところから緩くスタート。
5回目の転職だったので、色んなサイトの適職診断を試して、Webマーケター適性と自分の向き不向きについてはかなり調べました。
適性診断を10近く受けましたが、最も役に立ったのがミイダスです。
コンピテンシー診断で職業適性が10段階評価で分かったし、年収診断で自分の年収相場の目安が知れたのが役立ちました。
なりたいWebマーケター像を明確にした
この段階では、「どんなWebマーケターになりたいか」を具体化。
やりたい仕事内容と、譲れない条件の2つを明確にしました。
こんな感じです↓
やりたい仕事内容
・SEO
・コンテンツマーケティング
・LP制作
・サイト改善
・Webデザイン
譲れない条件
・年収500万以上
・人材業界系案件に携われる
・事業会社
・残業少ない(月20時間以下)
・社風が居心地良さそう
これまでのWeb制作経験を活かしたWebマーケティングをしたかった+ホワイトに働きたかったので、事業会社のWebマーケティング担当を目指しました。
ポートフォリオを作り込んだ
なりたいWebマーケター像が決まってからは、転職活動に向けたポートフォリオの作り込みをしました。
主に以下の項目を細かくまとめました。
・Webディレクターの実務で携わったプロジェクトの詳細
・個人で運用したブログの運用データ
・個人で運用したTwitterの運用データ
・個人で作ったWebサイト、LP、バナー
(キャプチャ多く+URL+説明)
ポートフォリオの作り方のコツは以下の記事にまとめました。

あらゆる方法で求人探し
求人探しは自分に合う方法を全部使いました。
まず、僕の場合はWeb系職種の経験者だったので、業界経験者向けの転職エージェントとサイトをメインに利用。
ギークリーとビズリーチ、Greenを使いました。
→ Geeklyの公式サイトはこちら
→ ビズリーチの公式サイトはこちら
→ Greenの公式サイトはこちら
転職系SNSも利用。
→ Wantedlyの公式サイトはこちら
といった具合です。
あとは、知人にも会社にWebマーケターポジションに空きがないか聞いて回りました。
3社ほど面接を並行し、先に内定の出た知人紹介の会社に入社を決めました。
業界未経験の人向けのおすすめ転職エージェントと転職サイトはこちらにまとめています。

まとめ:30代未経験でも諦めることはない!
30代未経験でもWebマーケターになる夢を諦めることはありません!
僕自身、33歳でWebマーケターになりましたので断言できます。
ただし、準備が超大事なので、Webマーケティングの実践経験をしっかり作りましょう。
Webマーケターになるための手順についてはこちらの記事をどうぞ。

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