独学でWebマーケティングに転職する方法

33歳のときに独学でWebマーケターに転職した筆者が、独学でWebマーケティングに転職する方法を解説します。

未経験・独学でもWebマーケティングに転職できる理由

Webマーケティング職は未経験からの独学でも転職することができます。

なぜなら、Webマーケティング業界は人材不足なので、未経験で採用して教育する体制が整っている会社が多いからです。
実際、未経験可のWebマーケティング求人は他のWeb系職種と比べてもこんなに多いです。

  • Webマーケティング 349件
  • Webデザイナー 74件
  • Webエンジニア(フロントエンドエンジニア) 96件
  • Webディレクター 0件
  • ライター 20件
    (リクルートエージェントの公開求人より 2022年8月1日時点)

さらに、Webマーケティングは独学しやすいジャンルです。
Webマーケティングで扱うものが身近なブログやSNS、普段目にするWeb広告なので、心理的なハードルが少なく、Webマーケティングを学べる教材はいくらでもあるからです。

さらにさらに、Webマーケティングに特別な資格はいりません。

1. どんなWebマーケティングをやりたいかを決める

Webマーケティング転職するには、まずはゴールを決めましょう。

「どんなWebマーケティングがやりたいか」のイメージを固めておくことが大事です。

Webマーケティングには大きく分けてWebサイト運用とWeb広告運用の2つがあります。

Webサイト運用

  • SEO対策:Googleなどの検索エンジンからのアクセスを獲得する施策
  • 集客コンテンツ作り:LP、コンテンツマーケティング
  • アクセス解析:アクセス数の分析と改善施策
  • サイト改善:デザイン、UI・UX、サイト構造など

Web広告運用

  • Web広告:Google、Yahoo!広告
  • SNS広告:Twitter、Facebook、インスタグラム、LINE
  • 動画広告:YouTubeなど

※その他、SNS運用やメールマーケティングなどがあります。

興味があるほうのどちらから始めても大丈夫です。

迷ったら、サイト・コンテンツを作るところが基本になるので、まずはWebサイト運用に関するWebマーケティング職をゴールにすると良いです。

2. Webマーケティングの基礎知識をインプットする

続いて、Webマーケティングの基礎知識を学びましょう。

基礎知識を学ぶ際は、「Webマーケティングがどんなことをするのか?」をイメージできることが大事です。
本や無料講座を使って学ぶといいです。

すべて暗記する必要はないので、6割程度できたら次のステップ「Webマーケティングの実践」に進んでしまってOKです。

基礎は大事ですが、後の実践をしながら、何度も基礎に戻りながら、繰り返しやりながら覚えていくものなので、あまり難しく考えないことが秘訣です。

Webマーケティング入門におすすめな本

Webマーケティングを体系的に学べる無料講座

普段の情報収集におすすめのサイト

  • Web担当者フォーラム:Web担当者のための総合Webマーケティングメディア。初心者でも読みやすい記事、企業事例が多い。
  • 海外SEO情報ブログ:SEO界隈で有名な鈴木さんのブログ。最新のSEO情報はここで入手。
  • ferret:Webマーケティングの基礎知識を調べられるサイト。

3. Webマーケティングを実践する

Webマーケティングの基礎知識についてある程度学習したら、実践に入りましょう。

Webマーケティングは実践あるのみ。
このフェーズが一番大事です。

Webマーケティングの実践では、Webサイト運用・Web広告のどちらを目指すにしても、まずはWebサイト/ブログを作るところから始めましょう。
SEOやアクセス解説をするにしても、Web広告を出すにしても、大元となる「自分のサイト」がないと始まらないからです。

実践しながら、分からないところは都度ググったり、基礎知識のインプットに戻りながら、前に進んでいけば良いです。

Webサイト/ブログを作る

Webサイト/ブログを作ります。

Webサイト/ブログを作る方法はたくさんありますが、ポイントは独自ドメインで運用することです。
これは、ブランディング面、SEO面、広告を出すなど、いずれもスムーズだからです。
自分の経歴・趣味・得意・これからやろうとしている何か、などからテーマを決めて、そのテーマに合うドメインを取得しましょう。

また、特にWebサイト運用のWebマーケティングを目指している人などはサイトのカスタマイズ性の高さが重要です。

これらのことを踏まえると「WordPressで独自ドメインのサイトを作る」のが一番汎用性が高くおすすめ。

WordPressでサイト/ブログを作るにはサーバーとドメインを契約する必要があります。
サーバーもドメインも探せば色々ありますが、本ブログではエックスサーバーを使っています(※ドメイン1つ永久無料)。

エックスサーバーならこの動画の通り作れば簡単にサイトが作れます。

3か月運用する(記事投稿&改善)

サイトを作ったら、まずは3か月運用してみましょう。

具体的には、サイトテーマに合う記事の投稿を続けます。
まずは自分なりのスタイルで、同じテーマで運営しているサイトも参考にしながら、記事を書きましょう。

ポイントは、自分の専門性やオリジナリティを意識して書くことです。

Google Search Consoleを使えるようになる

サイトの運用が始まったら、早い段階でGoogle Search Consoleに登録しましょう。

Google Search ConsoleはWebマーケティングの現場で毎日のように使うWebマーケティングツールです。

Google Search Consoleを使えば、自分のサイトの検索クエリ(キーワード)の検索順位が分かります。

SEO対策は検索結果1ページ目表示を目指すWebマーケティング施策のため、検索順位1位~10位までのキーワードを増やすことが大事です。

転職活動では検索順位10位以下のキーワードをアピールできます。

Googleアナリティクスを使えるようになる

サイト運用が始まったらGoogleアナリティクスも導入しましょう。

Googleアナリティクスは自社サイトのアクセス解析ツールです。
サイトへの流入経路、PV、ユーザー数、滞在時間、ユーザーがサイト内でどういう動きをしたのかなどが分かります。

Googleアナリティクスも、使っていない企業は稀なほど、メジャーなWebマーケティングツールです。

転職活動ではPV数やサイトへの集客方法(SEO、SNS、広告など)、滞在時間などをアピールできます。

SNSで発信する

サイト運用とあわせてSNSでの発信も始めましょう。
SNS発信をする理由として、SEOからの集客は時間がかかるし、始めからアクセスが見込めないからです。
また、SNS運用の知見はWebマーケティングに活きるので、やっておいたほうがいい、という理由になります。

SNSはTwitterやFacebookを基本として、サイトのジャンルによってnote、インスタ、YouTubeなどを組み合わせて使う形になります。

SNSはサイトのアクセス数を増やすことを目的に、発信内容やフォロワー数などを意識して運用します。

フォロワー数は転職活動時のアピール材料になるので、相互フォローやリプライ、いいねを積極的に送るなどして、意識的に増やしておくと有利です。

Google広告を出す/SNS広告を出す

Web広告運用をしたいと考えている人は、自分のサイトの特定の記事(できればCVが発生する記事→比較・レビューなどのアフィリエイト記事、メルマガ登録、LINE登録など)に広告を出してみましょう。

Google、Yahoo、運用しているSNSなどでミニマムの単価で広告を出して、管理画面の使い方や、ターゲティングの仕方、広告効果の測定をしてみるといいです。

Webマーケティング転職のポイント

ここではWebマーケティング転職のポイントを解説します。

転職活動を始めるタイミングとしては、早い方で独学1か月くらいから、通常3か月か半年くらい独学してからが良いと思います。
理由は、単純に「職務経歴書に書くことがないと話しにならないから」です。

なので、転職活動に使えるアピール材料がそろい始めた3か月くらいの頃から徐々に進めると良いと思います。

※Webマーケティング基礎も実践も飛ばして、勢いで転職活動をする手も無くはないですが、Web業界もWeb系職種も完全未経験で採用されるのは20代前半からせいぜい20代半ばくらいまでだと思っておきましょう。コロナ禍の現在、企業は経験者採用を重視する傾向にあります。

セールスポイントをまとめる

転職活動では、自分のアピールポイントをまとめるところから始めましょう。

アピールポイントとしては、これまでの経歴、独学した内容、成果物(ポートフォリオ)などがあります。
Webマーケティングに関係ないアピールをいくらしたところで面接官を振り向かせるのは困難なので、Webマーケティングに関係する部分を考えてアピールするのが大事です。

例えばこんなアピール材料があります。

ヒューマンスキル

  • 目標達成力
  • コミュニケーション能力
  • 交渉力
  • 企画力
  • 提案力
  • 計画性
  • 粘り強さ

テクニカルスキル

  • 仕事でチラシを作った経験
  • 仕事でSNS発信した経験
  • 仕事でメール営業した経験
  • 自分でサイトを作った経験
  • サイトを運用した期間(3か月以上)
  • 投稿した記事数
  • PV数
  • 検索順位10位以内のキーワード数
  • SNSフォロワー数(1,000人以上)
  • Search Consoleの使用経験
  • Googleアナリティクスの使用経験
  • Web広告の出稿経験 など

セールスポイントをまとめたら、職務経歴書やポートフォリオにまとめて、転職エージェント・転職サイトに登録しましょう。

ポートフォリオの作り方はこちらの記事を参考にしてください。

Webディレクターのポートフォリオの作り方!未経験・新卒もこれでOK
Webディレクターのポートフォリオの作り方まとめ。未経験・新卒もこれでOK。ポートフォリオとは何か?からテンプレート構成、作成例・サンプルまで解説。

転職エージェントを優先して使う

転職活動では転職サイトよりも転職エージェントを優先的に使うのがポイントです。

未経験からの転職なので、なるべく可能性を上げるために、キャリア相談や書類の添削、面接対策などのサポートがあった方がいいからです。

転職エージェントは総合型と特化型の両方を使って「未経験可のWebマーケティング求人」を多く集めるのがポイントです。
求人数は時期によって波があるのと、エージェントごとに取扱い求人が違ったり、担当者との相性もあるので、始めからあまり転職エージェントの数は絞り過ぎずに、広く当たってみるのが良いと思います。
以下の大手転職エージェントに登録しておけば間違いないです。

もしブログ運用歴1年以上、月間PV数5,000以上、SNSフォロワー数1,000人以上などの目に留まる成果があるなら、経験者向けの転職エージェントにも相談してみると良いです。

転職サイトはスカウトを狙う

転職エージェントと併せて転職サイトも使いましょう。
求人を手に入れるチャネルは多い方が可能性が上がります。

また、スカウトも積極的に狙いましょう。
「未経験でスカウト?」と思われるかもしれませんが、実務未経験でも独学している人材は転職市場では「経験者」の枠に載ります。
当然、独学した内容や成果物の内容次第でスカウトがもらえるかどうかは大きく変わりますが、利用しない手はないです。

スカウトをもらうポイントはSEOと同じです。
仕事内容やスキルで求められるキーワードをレジュメにしっかり盛り込んで、企業に見つけてもらうことが大事です。

スカウトのもらい方について詳しくはこちらの記事で解説しています。

https://tenshokublog.net/scout/

Webマーケティング転職でやらないほうが良いこと

Webマーケティング転職は準備が大事なことをここまでお話してきました。

ここでは、Webマーケティング転職でやらないほうが良いことを書いておきます。

いつまでも基礎知識の学習を続けない

基礎知識は大事です。
ただ、3か月も半年も、いつまで経っても基礎学習から出られない、ということがないように注意です。

結局、いくら教科書でインプットしたところで、置かれている状況や都度変わる市場によって思い通りにならないことのほうが圧倒的に多いからです。
基礎知識しかしていない人は机上の空論者、ただの頭でっかち、実践で使えない人、というレッテルを張られて不利です。

実践から学ぶ。
この姿勢を持ちましょう。

思考だけで終わらせない

何かを思いついたとき、あれこれと考えてアイディアを出すのはいいことです。

ただ、必ず手を動かして確かめてみましょう、ということです。
なぜなら、実際にやってみないと上手く行くかも分からないし、その先のアイディアも生まれないからです。

思い立ったらすぐに自分のラボ(サイト)で実験を始めましょう。

資格の勉強に時間を使わない

Webマーケティングでは資格の勉強に時間を使わないことです。

Webマーケティングの仕事に資格はいらないし、実力主義の世界だからです。
これはWebデザイナーでもWebエンジニアでも同じことが言えます。

くどいようですが、Webマーケティングで大事なのは「実践>>基礎(資格の勉強)」です。
実践にありったけの時間を割いてください。

限られた時間の中で、「何が肝なのか?」を見抜いて、「どこに時間をかけるべきか」を考えるのもマーケティングです。

最短でWebマーケターになりたい人はWebマーケティングスクールを使う

ここまで独学でWebマーケターになる方法を紹介してきましたが、最短でWebマーケターになりたい人、独学が厳しい人はお金を出してでもスクールに通うのが良いと思います。

そして、どうせ高いお金を払うなら、転職サポート・転職保証が手厚いWebマーケティングスクールがおすすめです。

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