33歳未経験でWebマーケターに転職した僕が、Webマーケティング転職向けの履歴書・職務経歴書の書き方のコツを紹介します。
Webマーケティング転職向け履歴書の書き方のコツ
履歴書は人柄が見られるので、好感度を上げることを意識して作りましょう。
1. 証明写真は好印象のものを使う
履歴書で1番最初に目に入る、かつ、あなたの印象が伝わるのが証明写真です。
とにかく好感度を意識して写真を撮ってください。
好感度を上げるためのコツとして次のことができます。
- 髪型を整える:清潔感を出す
- おでこを出す:表情を明るくする
- 広角を上げる:印象を上げる
- 明るい色の服装:清潔感や明るい印象を出す
2. 学歴・職務経歴はブランク期間を埋める
履歴書の学歴・職歴欄は経歴のブランクがないように書くのがポイントです。
たとえ1か月でも、期間が空いていると面接官は気になるものです。
ブランク期間は就職活動中、〇〇の勉強のため、その他やむを得ない理由など、補足して埋めるようにしましょう。
3. 資格は業務に生かせるもの、定番のものを書く
履歴書の資格欄は実務に活かせるもの、定番のものを書きましょう。
勉強中の資格があればその旨書いてアピールできます。
資格を多く持っている人は、実務に活かせるか?で判断して、絞って書きましょう。
関係のない資格を羅列すると人物像がブレます。
- 普通自動車免許(定番)
- MOS(定番)
- GAIQ(実務に活かせる)
- Google広告認定資格(実務に活かせる)
- 宅建(住宅業界のWebマーケター狙いなら実務に活かせる)
- 美容師免許(美容業界のWebマーケター狙いなら実務に活かせる)
- ウェブ解析士資格を●年●月取得に向けて勉強中(実務に活かせる勉強中の資格)
とはいえ、Webマーケティングは成果主義の世界なので、資格のある・なしで就職・転職活動が有利になることはほとんどありません。
なので、履歴書に書ける資格がなくても気にしなくて良いです。
4. 志望動機は応募企業にだけ使えるものにする
志望動機はオリジナルさが大事。
オリジナルさとは、他の企業に使い回しができないこと、です。
次の3ステップで書けば簡単にオリジナルの志望動機が作れます。
- Webマーケティング職を選んだきっかけ
- 応募企業であるべき理由
- 自己PRでどう貢献できるかを示す
詳しくはこちらの記事で解説しています。
Webマーケティング転職向け職務経歴書の書き方のコツ
職務経歴書は経験・スキルのマッチ度が見られます。
目指しているWebマーケターの実務に活かせる経験・実績・スキルを書きましょう。
1. 職務要約は経歴+自己PRを書いて注目してもらう
職務要約欄はこれまでの経歴と自己PRを書きましょう。
単に経歴の要約だけを書く方法もありますが、面接官の目に留まる冒頭部分で自己PRをして「Webマーケティング適性」を伝えた方が訴求力が上がります。
自分に興味を持ってもらうことで、より細かく職務経歴書を読んでもらえるようにしましょう。
- 職務要約は「略歴 + 自己PR」で書く
自己PRには個人レベルで取り組んだWebマーケティングの経験と、それによる成果を書くと良いです。
2. 職務経歴はWebマーケターに活かせる実績を書く
職務経歴はWebマーケターに活かせる実績を書くのがポイント。
Webマーケティングに全く関係のないことを書いても評価にはつながりにくいです。
Webマーケティングに活かせる異業種での経験・実績には次のものがあります。
- 課題に対して改善したこと
- 何をKPIとし達成率はどうだったか
- PDCAで何かを改善した経験
- 粘り強く取り組んで成果が出た経験
- 取り組んだ企画
- 交渉経験
- リーダー・マネジメント経験
- 外注先の管理経験
- プロジェクト管理力
- 後輩・メンバーの教育経験
- 業務でやったことのあるWeb施策 など
また、経歴はブランクがないように書きましょう。
3. 資格はWebマーケティング業務に活きるもの、定番のものを書く
資格はWebマーケティング業務に活かせるもの、定番のものを書きましょう。
- 普通自動車免許(定番)
- MOS(定番)
- GAIQ(業務に活かせる)
- Google広告認定資格(業務に活かせる)
- ウェブ解析士(業務に活かせる)
- 美容師免許(美容業界のWebマーケターを目指すなら活かせる)
- 宅建(住宅業界のWebマーケターを目指すなら活かせる) など
勉強中の資格があれば「○○取得に向けて勉強中」とアピールしてもいいです。
資格を沢山持っている人は、Webマーケティングに活かせるかどうかで判断して書くと良いです。
ただし、Webマーケティングは成果主義の仕事なので、資格の有無だけでは選考に大きく影響はありません。
資格がなくても気にしなくて良いです。
4. 活かせる経験・知識・技術は募集要項とのスキルマッチが大事
活かせる経験・知識・技術欄は、求める人物像との実務スキルのマッチ度が見られます。
未経験からWebマーケターを目指すなら、なるべく多くのスキルを書けると業務マッチ度が上がり、書類選考を通過する可能性が上がります。
以下、Webマーケターに活かせるスキルの一例です。
- 業界経験(○○業界で○○職として○年経験)
- ブログ運用経験(運用期間、記事数、PV、滞在時間などを書く)
- SEOスキル(キーワード選定、サイト設計、キーワード順位など)
- ライティング経験(SEOライティング、セールスライティング)
- SNS運用経験(Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなど)
- メルマガ配信経験
- Web広告運用経験(Google広告、Yahoo!広告、その他SNS広告など)
- Webデザイン経験(デザイン、コーディング、ポートフォリオ出す)
- プログラミング経験(JavaScript、PHP、Ruby、Java、Pythonなど)
使用可能なツールとして、Webマーケターが良く使うツールを書けるとマッチ度が上がります。
- Office(Word、Excel、PowerPoint)
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
- キーワードプランナー
- Googleトレンド
- ラッコキーワードなどの関連キーワード調査ツール
- Similar Web、hrefsなどの競合調査ツール
- GRCなどのキーワード順位チェックツール
- Photoshop、Illustratorなどの画像編集ソフト
- WordPressなどのCMS
5. 自己PRはWebマーケティング業務に活きることを書く
自己PRはWebマーケティング業務に活かせるものを書きましょう。
そのためには以下の2つから書くのが効果的です。
・ブログやSNSの運用経験
・成果物を見せる
ブログの運用経験を書く場合、サイトのコンセプト、URL、運用期間、投稿記事数、PV、滞在時間、リピーターの割合、検索順位で上位表示しているキーワード などを書く
SNS運用経験を書く場合、SNSの運用コンセプト、アカウントURL、期間、投稿数、インプレッション、エンゲージメント率 などを書く
こちらの記事もあわせてご覧ください。
また、Webデザインやコーディングをした経験があれば、キャプチャ集をポートフォリオにまとめて提出すると効果的です。
6. 職務経歴書の枚数は2~3枚以内におさめる
職務経歴書は多ければ良いという訳ではありません。
まとめる力も見られています。
なので、結論、2~3枚以内でおさまるように作りましょう。
まとめ:履歴書と職務経歴書は「会いたい」と思わせるのが大事
未経験でWebマーケティング転職するためには履歴書と職務経歴書で、まずは「会いたい」と思ってもらうことが大事。
結論、好感度と経験・スキルのマッチ度を上げれば良いです。
そのためには、履歴書は好印象な証明写真を使い、その企業だけに使える志望動機を書くこと、経歴のブランクを埋めることが大事。職務経歴書では、これまでの社会人経験や個人的な取り組みの中から、Webマーケターの実務に使える経験・スキルを書くことが重要です。
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