新卒でWebマーケティング職に就くのは難しい?就活のコツを紹介

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新卒でWebマーケティング職に就くのは難しい?新卒でWebマーケターになるにはどうしたらいいの? そんな疑問ありませんか?

結論。新卒でWebマーケティング職に就くのは、1.そもそも求人数が少ない、2.実務スキルが求められる という2つの理由から難しい状況です。ただし、就活のコツを知っておけばWebマーケティング職に就ける可能性がグッと上がります。

そこで今回は、現役Webマーケターの僕が、新卒でWebマーケティング職に就くのが難しい理由と、就活のコツ、キャリア作りのポイントを紹介します。

新卒でWebマーケティング職に就くのが難しい理由

1. そもそも求人数が少ないので狭き門

そもそも、Webマーケティング会社やWebマーケティング職など、Webマーケティングに関する求人が全求人のおよそ1%と少なく狭き門です。

試しに、この記事を書いている2023年11月30日時点のマイナビ2024でWebマーケティングとフリーワード検索するとヒットするのは30,597社ある中の260社(0.85%)、リクナビ2024だと20,876社ある中の221社(1.06%)です。

2. 実務スキルが求められるので中途採用がメイン

WebマーケティングはSEO、Web広告運用、SNS運用などの実務ができるか、数字や予算を任せられるか、というスキル重視・実力重視の採用なので、どうしても新卒よりも中途で採用されることが多いです。また、Webマーケティングのスキル以外にも、業界知識やビジネスモデルの理解があるか、商材知識があるかなど、業界人としての経験が必要な場面や、現場を知らないと効果的な施策を打てないので、新卒で就くのが難しいです。

新卒でWebマーケティング職に就く方法

1. Webマーケティング経験を作る

Webマーケティングはスキルで採用されることが多いので、Webマーケティング職に就くには実践経験を作るのが近道です。

また、一口にWebマーケティングと言っても、SEO、SNS、広告運用、動画運用など分野が広いので、自分がどんなWebマーケティングをやりたいのか? 自分の興味を探るところから始めるといいです。Webマーケティングの勉強方法は以下の記事にまとめています。

Webマーケティングの独学・勉強法
独学でWebマーケターになるための勉強方法を解説します。

2. Webマーケティング会社のインターンに参加する

新卒ではインターンからの早期選考が主流なので、Webマーケティング職を狙うにも、インターンから入った方が断然有利です。特に3月までの秋・冬インターンは早期選考を有利に受けることができることが多いので、Webマーケティング系のインターンには積極的に参加しましょう。

3. 職種別採用を狙う

職種別採用でWebマーケティング職を狙う方法です。職種別採用ならWebマーケティング職の求人に絞って探せるので、手っ取り早いです。職種別採用の他に、ジョブ型採用もほぼ同じ意味で探せます。

4. Webマーケティング支援会社を狙う

Webマーケティング職は事業会社だと1企業に1名~数名など、そもそもポジション数が少なく、新卒枠が少ないです。なので、Webマーケティング支援会社を選ぶと求人枠が広がり、可能性が広がります。Webマーケティングの就職先の選び方については以下の記事も参考にしてください。

転職先におすすめなWebマーケティング会社の選び方
Webマーケターになりたい人に向けて、現役Webマーケターが転職先としておすすめなWebマーケティング会社の選び方を解説します。

将来的にWebマーケターを目指す方法

ここまで紹介してきたように、新卒でいきなりWebマーケティング職に就くのは難易度が高いです。なので、新卒でまずは将来的にWebマーケティングの仕事に繋がる業界経験・職種経験を2~3年積んでからWebマーケターを目指す、という方法が有力です。

一見遠回りに思えてしまいますが、実はそうでもないんです! Webマーケターとして現場を知っていることは何よりも重要だし、WebマーケターがWeb制作スキルや営業スキルといった非常に親和性の高いスキルがあると仕事に相乗効果が出るからです。

将来的にWebマーケターを目指すのに、僕的におすすめなファーストキャリアを4パターン紹介します。

1. Web業界に入る

Web業界の知見やビジネスモデルが分かっているとWebマーケティングの仕事が捗ります。なので、Web制作会社、ECサイトを持つ事業会社、広告代理店、Webマーケティングツール会社、その他IT企業など、Web業界知見が付くので、Webマーケターを目指す上で有利になります。僕もWeb制作会社→事業会社のWebマーケターというキャリアです。

Web業界やめとけ説は気にするな!むしろおすすめな理由
Web業界はやめとけと言われる理由と、実際どうなのか?を業界歴5年の管理人が解説します。

2. Webデザイン、プログラミングなどの経験を積む

Webを作ることと、Webで集客・販売することは密接にリンクしているので、WebデザイナーやWebディレクター、ITエンジニアなどの職種で、Webデザインやプログラミングの経験があるとWebマーケターを目指す上で有利になります。僕もWebディレクター→Webマーケターというキャリアです。

Web業界の5大職種とおすすめの選び方
Web業界の5大職種とおすすめの選び方を、業界歴5年の管理人が徹底解説します。

3. 営業の経験を積む

営業もWebマーケターも会社の売り上げに貢献するミッションは同じ、そして、現場を知らないとWebマーケターは勤まらない。なので、営業職でお客さんに商品やサービスを売る経験があると、Webマーケターを目指す上で有利。僕も過去に人材会社で法人営業職を3年経験した経験が、今の人材会社でのWebマーケティングの仕事に生きています。

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4. Webマーケティング副業から始める

ブログアフィリエイトやSNS運用、ライター案件を請けるなど、会社員をしながらWebマーケティングの副業から始める方法です。このパターンでWebマーケティングの仕事に就く人も多い。自分のペースで実践経験を積める&稼ぐ実力を身につければ、Webマーケティング転職、独立など、選択肢が広がります。

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まとめ:スキルの習得に集中するのがコツ!

あらためてこの記事の結論。新卒でWebマーケティング職に就くのは、1.そもそも求人数が少ない、2.実務スキルが求められる という2つの理由から難しい状況です。ただし、就活のコツを知っておけばWebマーケティング職に就ける可能性がグッと上がります。

Webマーケティングは実務ができるか?成果を上げられるのか?が求められる仕事なので、まずはWebマーケティングスキルを身につけるところから始めましょう。

以下は転職用のロードマップですが、やり方は同じなので、参考にしてください。

Webマーケターになるには?未経験からの転職ロードマップ
現役Webマーケターの管理人が、未経験からWebマーケターになるにはどうしたらいいのか?をロードマップ形式で解説します。