平均年収はいくら以上がホワイト?業界別の平均年収ランキングも紹介

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就職・転職を考えるときに平均年収はいくらあればホワイト? そんな疑問ありませんか?

結論。平均年収458万円以上がホワイトの目安です。ただし、平均年収は志望業界で見ること、平均年収だけでは自分にとってホワイトかは分からないのでその他の条件も含めて判断することが重要です。

今回は5回転職した僕が平均年収のデータから、ホワイトな平均年収の目安、平均年収の調べ方までをまとめました。

平均年収はいくら?

平均年収は、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」のデータで以下の通りです。

2022年の平均年収

458万円

→平均年収458万円以上がホワイトの目安になります。

2022年の業界別の平均年収ランキング

1位 電気・ガス・熱供給・水道業 747万円
2位 金融業、保険業 656万円
3位 情報通信業 632万円
4位 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 544万円
5位 製造業 533万円
6位 建設業 529万円
7位 複合サービス事業 506万円
8位 運輸業、郵便業 477万円
9位 不動産業、物品賃貸業 457万円
10位 医療、福祉 409万円
11位 卸売業、小売業 384万円
12位 サービス業 377万円
13位 農林水産・鉱業 337万円
14位 宿泊業、飲食サービス業 268万円

→業界によって、268万円~747万円と479万円もの開きがある。業界選びが超大事です!

2022年の年代別の平均年収

20~24歳 273万円
25~29歳 389万円
30~34歳 425万円
35~39歳 462万円
40~44歳 491万円
45~49歳 521万円
50~54歳 537万円
55~59歳 546万円
60~64歳 441万円
65~69歳 342万円
70歳以上 298万円

→自分の年齢で見た場合の参考にしましょう。

2022年の企業規模別の平均年収

5000人以上 538万円
1000~4999人 520万円
500~999人 480万円
100~499人 445万円
30~99人 423万円
10~29人 424万円
10人未満 371万円

→企業規模が大きいほど平均年収が高くなる。この傾向を知っておくと役立ちます。

平均年収が高い=ホワイトとは限らない

平均年収は高いほうが良いに決まっていますが、平均年収が高い=ホワイトとは限らないことに注意です。
よくあるのが、年収が高い分、仕事の難易度が高かったり、ノルマがきつかったり、休日が少ない、残業時間が長いなどのハードワークなどのパターン。

なので、年収だけで飛びつくと失敗の元。合わせて、労働環境がブラックじゃないか、社風が自分に合うか、業界や商品・サービスに興味が持てるか、も必ず確認した上で選んでください。

企業ごとの平均年収の調べ方

企業の採用ページ

企業の採用ページの「数字で見る〇〇」のようなページに平均年収が書かれている場合があります。

就職四季報

就職四季報で平均年収を調べることができます。

就職四季報は通常の総合版、優良・中堅企業版、女子版の3つがあるので状況に応じて使いましょう。

»就職四季報

有価証券報告書

上場企業の平均年収は有価証券報告書を見ると分かります。

●有価証券報告書の見方
従業員の状況 > 提出会社の状況 > 平均年間給与

有価証券報告書はEDINETで調べることができます。

転職サイト・転職エージェント

転職サイト・転職エージェントが掲載している求人票に平均年収が書かれている場合があります。初年度の年収や、昇給例なども入社後の給料イメージができます。非公開求人の平均年収データは転職エージェントに登録すれば確認できます。

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転職口コミサイト

転職口コミサイトに平均年収データが投稿されている場合があります。
口コミサイトは転職会議を使うと良いです。

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「企業名 平均年収」でググる

「企業名 平均年収」でググる方法です。信憑性が高い、出典元が明記されているものを参考にしましょう。

まとめ:平均年収以外の条件と合わせて総合判断しよう!

あらためてこの記事の結論。平均年収458万円以上がホワイトの目安です。ただし、平均年収は志望業界で見ること、平均年収だけでは自分にとってホワイトかは分からないのでその他の条件も含めて判断することが重要です。

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