「Webディレクターの魅力って何?」
「Webディレクターにはどんなやりがいがあるの?」
「Webディレクターってそもそも楽しいの?」
今回はそんな疑問を持っている人向け。
Webディレクターの魅力とやりがいを、元Webディレクターの僕の経験談から解説します。
Webディレクターに興味がある人はぜひ参考にしてください。
そもそもWebディレクターとは?
そもそもWebディレクターはどんな仕事なのか?
結論、WebディレクターはWeb制作現場の責任者です。
Web制作に関わるヒト・モノ・カネの管理を行います。
WebディレクターはWebサイト制作の現場監督と言ったら分かりやすいかもです。
例えば、お客さんから「新しくWebサイトを作りたい」などのWebサイトに関する依頼を受けて、詳しい内容をヒアリングして要件を固め、WebデザイナーやWebエンジニアなどのメンバーをアサインして、 Webサイトの完成を目指す。
プロジェクトの概要や細かい仕様の指示を出すところからスタートして、デザイン→コーディングと品質をチェックしながら納品するまでを担う。
案件に関わる見積もりや、請求書の処理、日程調整、ドキュメント作成などの事務作業も行います。
Webディレクターの魅力・やりがい・楽しさ
1. 様々なWebサイトを手掛けられる
Webディレクターは様々なWebサイトを手掛けられるのがやりがいの1つ。
特にWeb制作会社で勤務すると、一般向けのサイトから企業向けのサイトまで、非常に多くのクライアントのWeb制作に携わります。
誰もが知っている有名サイトを担当することもあり、自ら企画から手掛けた案件はやりがいや自信になります。
2. 年収が高い
Webディレクターは年収が高い。
Webディレクターの平均年収は2022年版のdoda平均年収ランキングのデータで430万円。
全職種の平均年収が403万円なので、27万円ほど高いです。
未経験で転職する場合、見習い期間は平均年収を下回ることも多いですが、経験を積めば別の話。
大手事業会社や上流工程に携わるWebディレクターになれば年収800万円〜、中には年収1000万を狙える求人もあります。
3. サイト完成時に達成感がある
Webディレクターはサイトの完成時に達成感を感じる。
これがクリエイティブ業界の醍醐味。
Webディレクターをやっていると、お客さん都合や外注先都合など、何かしら外部要因による問題が起こりがち。難なく公開できた!なんてことは少ないかも。ただ、その分、Webサイトが完成したときの喜びは人一倍大きいです。
しかも、同時並行で多くの案件のWebページを作ることになるので、毎月のように達成感を感じられる。
モノづくりが好きな人には特にオススメですよ。
4. 成果が出ると嬉しい
Webディレクターをしていて、自分が作ったWebサイトで成果が上がると超・超・超!嬉しいです。
Webディレクターになると、Webサイトの公開後は、「1人でちゃんとがんばれよ!」と、わが子を見守る親のような気持ちになります(笑)
僕も、企画から半年かけて公開した健康食品系のLPを作った時に、公開後1か月で商品の売上が2%上がった!と、お客さんに凄く喜んでもらえた時は嬉しかったです。
5. 感謝されると嬉しい
感謝されるとシンプルに嬉しいです。
Webディレクターはお客さん、社内、外注先など、多くの関係者とプロジェクトを一緒に進める仕事。
Webディレクターをしていると、問題が起きて怒られたり、急な納期で外注先に断られたり、無理な変更にデザイナーに嫌な顔をされたり・・・といった場面が多いから、なおさら嬉しいです(笑)
6. 成長を実感できる
Webディレクターは成長を実感できる仕事。
Webディレクターの仕事はデザイン、システム、プログラミング、マーケティング、ライティング、マネジメント・・・など、幅広い知識が求められます。
おまけにどんどん新しい情報やサービス、技術が登場してくるので、Web業界の流れに乗れるまでは覚えることが多い。
そんな現場で働くWebディレクターは、実務を通してスピーディーに成長を感じられる仕事です。
僕も未経験からWebディレクターになった最初の1年間は、専門用語や慣れないWeb制作のフローに足を止めながら、デザインチェックやコーディングチェック、文字更生などを体で覚えていきました。
時に失敗しながら、日々新しい発見があって、気がついたらあっという間に1年が経過してました。
でも内容が凄く濃い1年で、充実感は半端なかったです。
7. 未経験でもなれる
Webディレクターは未経験でもなれるのが魅力。
WebディレクターはWebデザイナーからキャリアアップするのが一般的ですが、未経験からいきなりWebディレクターになることもできます。
Webディレクターに必要なのは最低限のWeb制作の知識と、クライアント対応やドキュメント作成、社内調整ができること。
Webデザインやプログラミングを齧ったことがある人や、ホームページ・ブログを作った&運用した経験があればWebディレクターになるのは比較的簡単です。
Webディレクターの大変なところ
Webディレクターの大変なこととして、例えばこんなことがあります。
・納期が短い案件を担当した時など、残業続きで激務になるときつい
・クライアントとのコミュニケーションエラーの解消が大変
・Webデザイナー・Webエンジニアと意思疎通が上手くいかないとストレス
・スケジュール調整が多い、変更が多いと大変
・工数などの数値ノルマがあるとしんどい など
んまー、結局のところ会社選びが大事です。
ブラックなWeb制作会社を避けられればOKです。
僕が Webディレクター時代に大変だったことの詳しくは以下の記事にまとめています。

まとめ:Webディレクターは魅力・やりがいが多い!
WebディレクターはWeb制作現場の責任者であり、社内外の多くの人とプロジェクトを進めるので大変な場面もあります。
ただ、数多くの有名サイトを手掛けたり、モノづくりの仕事、年収が高いなど、Webディレクターには大変さを超える魅力・やりがいがある。
Web業界、クリエイティブ業界に興味がある人におすすめです。
Webディレクターを目指そうか迷っている人は、ミイダスのコンピテンシー診断を受けてみるのがおすすめ。
適職が10段階評価で詳しく分かるので仕事選びの参考になります。
未経験からWebディレクターになる方法については以下の記事にまとめています。

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