Webマーケティング職は今後なくなる?【結論:将来性がある】

「Webマーケターオワコン説」が噂されることがありますが、結論から言って、Webマーケティング職は将来性があります。

この記事では、Webマーケティング職の将来性が高い理由を、Web広告市場、ECサイト市場、採用市場の3つの角度から解説します。

【結論】Webマーケティング職は将来性がある

Webマーケターの将来性が高い理由は3つあります。

  1. Web広告市場が成長し続けている
  2. ECサイトはまだまだこれから伸びていく
  3. Webマーケターは人出不足で需要が高い

順番に説明します。

1. Web広告市場が成長し続けている

Web広告費の推移をまとめたものが以下のグラフです。

「出典:電通 日本の広告費」より作成

Web広告費は毎年高い成長率で伸びてきて、2019年にはWeb広告費がテレビ広告費を超えました。

国内の総広告費に占めるWeb広告費の割合も39.8%とトップ。

出典:2021年 日本の広告費|媒体別広告費(電通)

2020年のコロナ過においても、他の広告媒体が軒並み前年割れの成長率の中、唯一Web広告費だけが前年比105.9%の成長を見せています。

出典:2021年 日本の広告費(電通)

不測の事態でも高い成長率を誇るWeb広告市場は将来性、そして安定性が非常に高いと言えます。

動画広告市場が急成長

動画広告市場が伸びています。

2021年には前年比132.8%の成長。
Web広告費全体の23.8%になりました。

出典:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析(電通)

2022年には前年比120.5%の成長予測です。

出典: 2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析(電通)

ソーシャル広告市場も急成長

ソーシャル広告市場も急成長しています。

2021年、ソーシャル広告は前年比134.3%の成長。
Web広告費全体の35.4%になりました。

出典:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析(電通)

ソーシャル広告を種別に見ると、SNS 41.5%、動画共有系SNS 34.2%、その他(ブログ、掲示板)24.4%となっています。
YouTubeやTikTokなどのユーザー投稿型の動画共有系SNSが伸びています。

出典:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析(電通)

2. ECサイトはまだまだこれから伸びていく

今やネットで知る・比較する・買うが当たり前。
また、近年のコロナ過の影響もあって対面の実店舗販売よりも、被対面のECサイトでの販売が伸びています。
世の中のビジネスのEC化が加速しています。

経済産業省の調査結果を見ても、日本のEC化率は年々伸びています。

日本のBtoC-EC市場規模の推移(単位:億円)(出典:経済産業省:電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました)

2019年時点の日本のEC化率は6.76%。
アメリカのEC化率は2019年時点で11.0%となっています。

かなりWebが身近になった今ですが、それでもまだ普及率はその程度。
ECサイト市場には、まだまだ伸びしろがあります。

3. Webマーケターは人出不足で需要が高い

Webマーケターは人出不足のため、需要が高いです。

以下のデータを元に説明します。

  • 企画・管理の転職求人倍率
  • Webマーケター求人数の伸び率
  • 2022年後半のWebマーケター採用市場予測
  • Web系職種の求人数を比較
  • 「Webマーケター」の検索トレンド

企画・管理の転職求人倍率は3.15倍

dodaの転職求人倍率の2022年8月のデータによると、Webマーケターの属する企画・管理の転職求人倍率は3.15倍。
全体の転職求人倍率2.09よりも高くなっています。

出典:転職求人倍率レポート(2022年8月)(doda)

Webマーケターの求人数の伸び率は241%

日経クロストレンドの2019年のレポートによると、2017年4月~6月から2019年4月~6月の2年間の間にWebマーケター求人数は241%伸びています。
凄い!

出典:マーケ系ミドルは平均年収753万円 データ系求人は7.5倍に(日経クロストレンド)

2022年後半のWebマーケターは売り手市場

dodaの転職市場予測2022下半期の発表によると、コロナ過から経済が回復しつつあり、Webマーケティング経験者は売り手市場と見られています。

出典:dodaの転職市場予測2022下半期

また、Webマーケティング未経験者でも広告代理店やWeb系企業を中心に売り手市場。
2022年下半期は経験者・未経験者共に転職市場は活発になるとの予想です。

今、Webマーケターは売り手市場。
今からWebマーケターを目指すのにも、Webマーケティング経験者が転職するにも良い時期にあります。

Web系職種の求人数を比較

Webマーケターの採用ニーズを、転職サイトGreenの掲載求人数で調べてみました。
Web系の関連職種と比較してみます。

  • Webマーケター 3,016件(未経験歓迎179件)
  • Webデザイナー 2,100件(未経験歓迎25件)
  • Webエンジニア 12,303件(未経験歓迎190件)
  • Webディレクター/プロデューサー 2,282件(未経験歓迎61件)
  • Webライター 388件(未経験歓迎18件)

集計日:2022年9月29日時点

企業の採用ニーズとして、Webエンジニアに続いてWebマーケターが多いことがわかります。

「Webマーケター」の検索トレンド

GoogleトレンドでWebマーケターの検索トレンドが以下の通り。

キーワード「Webマーケター」の検索ニーズ(Google Trendsより)

出典:Google Trends

検索ニーズからも、Webマーケターの注目度が上がっていることが分かります。

Webマーケティング職は今後、AIで仕事がなくなる?

結論、AIの進化によってWebマーケターの仕事は「部分的」に置き換わります。

ツールを使ったデータの収集・分析などの定型業務・ルーティン業務がAI化されます。
AI化とまではいかなくても、ノーコードでパソコンの作業プロセスをプログラミングできるRPAの普及によって業務の自動化は加速しています。
実際に僕も、Power Automate DesktopでGA集計を一部自動化しています。

ただ、どのAI・RPAを使うのかを検討するのも、AIやロボットが行った作業が間違っていないかを確認するのも人間じゃないとできません。
また、クライアントのヒアリング、企画・戦略を練ること、プレゼン・提案すること、プロジェクト化する・運営すること、などの仕事においては人間が必須。

WebマーケターとAI(ロボット)は共存していきます。

【結論】Webマーケティング職は10年後もなくならない

マーケティングの本質は「価値あるものを作り、欲しい人に届けること」。

マーケティングで行う集客、売上、リピーター獲得などは経営そのものです。
そして、現代においてWebは生活に欠かせないものになり、企業-個人間、企業-企業間、個人-個人間まで、売買が成立する世の中です。

「Webがあり続ける限り、Webマーケターはなくならない」と言えます。

とはいえ、Webマーケターはインターネットの登場とともに生まれた新しい職業。
今後新たなステージのマーケターが登場するのは確実です。
これは僕の勝手な想像ですが、メタバース空間でマーケティング活動を行うメタバースマーケター的な職業が出てきそう・・・!

そういう意味では将来的に「Webマーケター」という呼び名はなくなる可能性はあります。

それでも、マーケティングの本質が変わらない限り、仮に「Web」ではなくなったとしても、Webマーケターは名前を変えて残り続けるはずです。

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