未経験でWebデザイナーは後悔する?やめとけ?
Webデザイナーに興味があるけど目指すべきか迷っていませんか?
今回は、Web制作会社経験者の僕が、Webデザイナーは後悔する、やめとけと言われる理由を6つ紹介します。
未経験でWebデザイナーは後悔する・やめとけと言われる理由
1. 完全実力主義
Webデザイナーは年齢に関係なく、未経験から始められるのが魅力ですが、Webデザイナーはデザイン力が求められる実力主義の仕事なので、キラキラした花形な仕事のイメージだけでいると相当ハードです。
ホームページやLPのデザイン、バナーデザイン、そして、Webページの構築するコーディング力など、Webデザイン力がないと仕事になりません。しかも、納期があるのでスピード勝負。
未経験からWebデザイナーになるなら、事前のデザイン基礎知識の学習や、PhotoshopなどでWebデザインを作れること、ホームページやLPをコーディングして作れるくらいのスキルが必須になります。Webデザインはある程度のセンスが必要なので、センスが絶望的に悪いと難しい。Webデザイナーは向き・不向きがハッキリ出る仕事と言えます。
2. 地味な仕事が多い
Webデザイナー=デザインをがんがん作るクリエイティブな楽しい仕事のイメージがありますが、Webデザイナーは要件定義の確認、デザインガイドラインの作成、既存Webページの焼き増し、サイトのテキスト情報更新、デザインカンプに合わせたコーディングなど、地味な作業も多いです。
なので、Webデザイナーにキラキラした仕事イメージが強い人は注意。
3. 平均年収が低い
Webデザイナーの平均年収はdodaの2023年版のデータで360万円。全職種の平均年収414万円、クリエイティブ系全体の平均年収383万円よりも低いです。
Webデザイナーで会社員で高年収を狙うには、Webデザイン力を磨くのはマスト。その上で、上級職のUI/UXデザイナーを目指したり、プライム案件が中心の制作会社や、インハウスWebデザイナーに転職するなどが必要です。
4. 副業・フリーランスでもライバルが多い
Webデザイナーは副業・フリーランスの選択肢があるのが魅力的ですが、Webデザイン界隈は独学でちょっと齧っただけで参入できてしまうくらい参入障壁が低く、ライバルが多いです。
また、過去の取引実績や成果物の出来映え勝負になるので、仕事の受注が難しかったり、低単価の仕事をこなして信頼を積み上げる下積み期間が長くかかります。
5. クライアントに振り回される
Webデザイナーはクライアントの依頼を受けてWebデザインを作る下請け的な仕事。
極論、働き方は全てクライアント次第で決まる。で、クライアントによっては方針がコロコロ変わったり、修正のラッシュ、中にはゼロから作り直しになったり、リリース直前の薬事法チェックで引っかかってお蔵入り・・・なんてこともあります。Webデザイナーはクライアントにめちゃくちゃ振り回される仕事です。
6. 常に勉強が必要
Webデザインはどんどんトレンドが変わるし、最新のプログラミング技術やデザインツールが登場します。
一年も経つとあっという間にやり方が変わっていることもあります。
生成AIが急激に進化している中、Webデザイナーをする以上、常にデザインやプログラミングなどWeb界隈にアンテナを張りつつ、勉強してキャッチアップしていく必要があります。
結論:自分が好きなことをやったほうがいい
Webデザイナーの後悔する・やめとけ説を解説してきましたが、結論。自分が好きなことをやった方がいいです。
好きなことから始めて、やりながら自分の得意を伸ばすようにキャリアを深掘りしていけば良いから。
僕はWebディレクターをしつつ、Webデザインを独学。案件でWebデザインもできるようになりとても楽しかった。その経験を活かして今はマーケターとして働いています。
そんな僕からのアドバイスを一つ。Webデザイナーは仕事上適性がかなり出る仕事なので、適職診断をして後々の後悔を減らしましょう。
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