Webディレクターに向いている人、向いていない人ってどんな人?
・・・と気になっている方向けに、元Webディレクターの僕が思うWebディレクターに向いている人と向いていない人の特徴をまとめました。
Webディレクターに向いている人の特徴
1. デザインやサービス作りなど「Web作り」を楽しめる人
Web作りを楽しめること。これがWebディレクターに何よりも大事です!楽しいからこそ自ら情報収集したり、勉強するもの。そして、困難にも立ち向かえる。Webに興味があること、楽しめることは仕事に最も大きく影響します。
2. 担当案件を最後までやりきる責任感がある人
WebディレクターはWeb制作現場の責任者。成果物の品質やスケジュール、メンバー管理、予算など、様々な責任を伴います。そして、これらを調整して、しっかり納品するのがWebディレクターのミッション。途中で投げ出さずに最後まで責任感を持って取り組める人が向いています。
3. 相手の立場に合わせたコミュニケーションができる人
Webディレクターは依頼主や協力会社、社内の営業担当・デザイナー・エンジニアなど、色んな立場の人とプロジェクトを共に進めていく仕事。そのため、相手の立場や知識レベル、目的に応じたコミュニケーションができる人が向いています。
4. クリエイター陣を引っ張るリーダーシップがある人
WebディレクターはWebデザイナー、Webエンジニア、ライターなどのチームで働く仕事。
これらのクリエイター陣を率いてプロジェクトを成功に導くリーダーシップがある人が向いています。
5. 納期から逆算して計画を立てたり、段取りが良い人
案件ごとに納期はつきもので、複数の案件を並行対応するので、スケジュール調整力や段取り力がある人が向いています。
6. 数字やデータを用いた問題解決力がある人
Webディレクターの仕事は、要件定義・企画・デザイン・コーディング・検品・解析・マーケティングなど、どれも論理的思考力が求められる仕事。数字やデータを元に仮設を立てて改善したり問題解決ができる人が向いています。
7. 困難な状況でも楽しめる人
Webディレクターは、納期や予算、メンバー、成果物の品質、薬事法、著作権、依頼主の方針転換、発注キャンセル、追加注文など、時に困難な状況に出くわすことがある。なので、そんな状況でも楽しめる人が向いています。
Webディレクターに向いていない人の特徴
1. Webデザインやプログラミング技術などに興味がない人
何かしらのWebに興味がない人は、良い提案や良いものが作れないので、Webディレクターには向いていません。
2. 壁にぶつかると簡単に投げ出してしまう人
Webディレクターは一緒に仕事をする関係者が多く課題やトラブルはつきものなので、壁にぶつかると簡単に投げ出してしまう人はWebディレクターには向いていません。
3. 自分の考えを一方的に押し付ける、融通が利かない人
クライアントを否定する、制作側の意見を聞かないなど、自分の主張を押し通すタイプの人は、協調性や全体最適化が求められるWebディレクターには向いていません。(僕がいた現場でもクライアントから出禁&担当交代となったディレクターがいました、、。)
4. 一人で黙々と作業をこなしたい人
WebディレクターはWeb制作現場の監督であるという仕事柄、クライアント、社内、外注先とさまざまな人とのコミュニケーションが発生するため、1人で黙々と仕事をこなしたい、という人にはWebディレクターは向いていません。
5. 時間にルーズ、レスが遅い、スケジュール管理ができない人
スケジュール管理が仕事の肝であるWebディレクター業務において、時間にルーズ、レスが遅い、スケジュール管理ができないのは致命的。Webディレクターには向いていません。
6. 数字が苦手過ぎてアレルギーが出る人
Webディレクターの仕事に数字やデータによる現状分析や改善案の検討、売上・PVなどの目標到達度確認はつきもの。難しい数式や計算はありませんが、数字が極端に苦手で抵抗がある人はWebディレクターには向いていません。
7. ストレス耐性が0の人
Webディレクターは依頼主、制作側、営業担当、プロデューサーなど多くの人と調整しながらプロジェクトを進める仕事なので、何かしらプレッシャーやストレスはつきもの。ストレス耐性が0の人はWebディレクターには向いていません。
Webディレクター経験者の僕が思うのは、Webディレクターは適性が大きく出る仕事だということ。Webディレクターは合う人にはハマるし、合わない人には辛い、そんな仕事です。なので、Webディレクターを目指している人はミイダス(登録無料)のコンピテンシー診断で「クリエイター適性」を調べておくと良いです!